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Japanese Dictionary

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デジタル大辞泉
せっさ‐たくま【切×磋×琢磨】
読み方:せっさたくま
[名](スル)《「詩経」衛風・淇奥から。「琢磨」は玉・石などを打ち磨く意》学問をし、徳を修めるために、努力に努力を重ねること。また、友人どうしで励まし合い競い合って向上すること。「互いに―して技術改新を成し遂げる」

実用日本語表現辞典
切磋琢磨
読み方:せっさたくま
切磋琢磨とは、切磋琢磨の意味
切磋琢磨とは、学問や道徳に励む、仲間同士励まし合って向上するという意味のこと。切瑳琢磨という漢字表記もある。切磋は学問・道徳を磨くことという語源があり、琢磨は表面を平らにする研磨技法が語源となっている。つまり、磨いて向上するという意味の四字熟語なのだ。切磋琢磨の英語表現はどういう意味で使用するかにもよるが、friendlycompetitionなどが挙げられる。
切磋琢磨は元々は玉や石を打ち磨くという意味で、学問で徳を修めることを指す事が多かったが、現在では仲間同士で努力競争しあって向上するという意味で用いられることが一般的である。
切磋琢磨の類語切磋琢磨の類語としては砥礪切磋がある。砥礪切磋は学問や道徳に努力する切磋琢磨と似た能力を高めるために努力するという意味がある。しのぎを削るも類語と言えるが、互いに向上するという切磋琢磨に対ししのぎを削るは争いの意味合いが強い使い方だ。
切磋琢磨の語の例文、使い方切磋琢磨を使った例文には「結果を出すことが出来なかったのは切磋琢磨に努めることが出来なかったからだ」、ビジネスのシーンでは「同じ部署のライバルとしてこれからも切磋琢磨して会社を盛り上げよう」などといったものがある。互いに高め合うという意味で切磋琢磨を使用する場合は、ポジティブな使い方が多い。学問や道徳に励むの努力をするという意味での切磋琢磨ではネガティブな使い方も可能だ。
(2020年7月20日更新)

切磋琢磨
読み方:せっさたくま
「切磋琢磨」とは、仲間同士が励まし合い学問や道徳の向上を目指すことを意味する表現である。「切磋琢磨」とは・「切磋琢磨」の意味
「切磋琢磨」とは、学問や道徳を磨くを意味する「切磋」と研磨技法が語源で表面が平らな状態を意味をする「琢磨」が合わさった四字熟語である。「切磋琢磨」の相手となるのは友人や他の受験生、会社の同僚など各人が置かれた境遇により様々である。本来の意味は学問や道徳に限った熟語であったが、次第に様々な分野に広がっていった。
特に、スポーツでは中高生から社会人まで球技をはじめとした団体競技や、徒競走や投擲など個人種目の自己ベスト更新や大会レコードの記録などを目標として「切磋琢磨」がよく用いられる。ビジネスにおいても、職場内や同業他社との間で「切磋琢磨」することが良しとされる向きがある。中島敦の小説「山月記」の中では、友人と詩作について高め合わなかったことを後悔する文脈で「切磋琢磨」が使われている。「切磋琢磨」の熟語・言い回し切磋琢磨してとは
「切磋琢磨して」とは、互いに励まし合いながら高みを目指すという意味である。ビジネスでは上司から部下へ、学校生活では教師から生徒へ激励する際の決まり文句にもなっている。一般に、自分と同格か目下の者に対する言葉で、目上の人に使われることはない。
切磋琢磨しながら成長とは
「切磋琢磨しながら成長」とは、互いに励まし合いながら成長することを意味する。特に「成長」の部分を強調した言い回しである。入学式や入社式においては新入生や新入社員の宣誓に使われる。
切磋琢磨し合うとは
「切磋琢磨し合う」とは、互いに協力、或いは競い合って向上するという意味である。運動部や体育会などスポーツに取り組んでいる人や団体の間でよく使われる言い回しである。
切磋琢磨するとは
「切磋琢磨する」とは、仲間同士で互いに励まし合い向上するという意味である。「切磋琢磨」を含む言葉の中では最もよく使われる言い回しの一つである。「切磋琢磨」の使い方・例文・何事も自分一人で取り組むよりも、同じ目標を持った友人やライバルと「切磋琢磨」し合うことにより良い結果に繋がりやすい。
・今回のスポーツ大会では力及ばず初戦で敗れてしまいましたが、チーム皆で「切磋琢磨」して来年こそは決勝戦まで残れるように頑張りたい。
・ピアノは一人で演奏を楽しむのも良いものだが、時にはコンサートに出てピアノを愛する仲間と「切磋琢磨」すると楽しみが広がると思う。
・せっかく「切磋琢磨」して予備校に通ったものの、本番では期待通りの問題が出題されず、結果が振るわなかったのは残念だ。
・彼が常に学年トップでいられるのは単に勉強が好きなだけではなく、友達同士で「切磋琢磨」しながら楽しく学習をしているからだ。
・営業成績が優秀だと上司から褒められたのは、自分の努力はもちろんだが、常日頃からの同僚との「切磋琢磨」の甲斐があったからだと思う。
・陶芸や絵画などの芸術の世界では、黙々と作業に取り組む他、展覧会で年齢や境遇に関わらず多くの同業者と「切磋琢磨」しながら意見交換することも大切だ。
・物事には運や実力もあるので、「切磋琢磨」したからと言って必ずしも成功が手に入るいう訳ではない。
・彼は普段は勉強嫌いで知られているが、期末テストの前になると人が変わったように「切磋琢磨」して私よりも良い点数を取ることが多い。
・スキルアップのためには自己流の勉強法を試すのではなく、勉強会やセミナーに参加をして「切磋琢磨」する方法もある。
・柔道や剣道などの武道を極めるためには基本を忠実にこなすことはもちろん、段位の取得に向けた「切磋琢磨」も不可欠である。
・自分の力だけではこの山に登ることはできなかったろうが、登山グループの仲間との「切磋琢磨」のおかげもあって登頂できた。
(2023年2月7日更新)

ウィキペディア(Wikipedia)
切磋琢磨
切磋琢磨(せっさたくま)とは、故事成語・四字熟語の1つ。
Similar words:
修業  修練  鍛練  体練  精練

Japanese-English Dictionary

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*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=