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Japanese Dictionary

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デジタル大辞泉
せん‐べつ【×餞別】
読み方:せんべつ
遠方に旅行する人や転居・転任などをする人に、別れのしるしとして金品を贈ること。また、その贈り物。はなむけ。「—を贈る」

新語時事用語辞典
餞別
読み方:せんべつ
餞別とは、お世話になった人が旅立つときに贈る金銭や物品のこと。職場の人が仕事をやめたり近しい人が引っ越したりするときに渡す。お金を贈る場合は水引のある封筒を選び、品物の場合はお礼の言葉を書いたのしを付ける。餞別をくれた人へのお返しはしなくてもいい。「餞」の字は訓読みで「はなむけ」と読む。「はなむけ」の語源は、旅人が馬の鼻を行き先に向けた昔の風習にある。「別」の字は「わか(れ)」。平安時代から「むま(馬)のはなむけ」が「餞別」の意味で使われていた。
餞別の金額は、贈る相手やどれくらいの付き合いかで違う。仕事関係の人に自分一人で餞別を渡すなら、相場は3千円から5千円以内だ。引っ越しや留学といった個人的な付き合いの人に、自分一人で餞別を渡す場合は、付き合いの度合いによって千円から3万円以内と金額が幅広くなる。仕事の付き合いでも個人的な付き合いでも、誰かと共同で贈る場合は、一人当たり5百円から3千円で集めるケースが多い。餞別の金額に迷ったら、他の人にいくらにするかを聞いて合わせると無難だ。
のしの書き方では、水引の上に「御餞別」や「おはなむけ」と書く。水引の下には、自分一人で餞別を渡すなら自分の氏名を書くが、共同で餞別を渡す場合は「○○部一同」のように部署やグループ名を書く。ただし目下の人が目上の人に「御餞別」を使うのは失礼にあたる。そのため上司が退職する場合には「おはなむけ」や「御退職御祝」を使う。目上の人にはお金ではなく品物を贈る場合も多い。
(2020年7月13日更新)

実用日本語表現辞典
餞別
読み方:せんべつ
餞別(せんべつ)とは、これから遠方へ旅立つという人に、別れの印(はなむけ)として贈られる、プレゼントのことです。今日では多くの場合、職場を離れる上司や同僚への贈りものを餞別といいます。その「餞別」は、人生の門出を祝い、激励する、他郷での無事を祈る、今まで世話になったことへの感謝を示す、といった意味を込めた贈りものであり、金品(金銭や物品)、激励の言葉、饗宴(送別会)などの形で具体化されます。
餞別を贈る理由・きっかけとしては、転居(引っ越し)、転任・転任・赴任、退職、および、ちょっとした長旅などが挙げられます。旅に出る人にあげるおこづかいなどは「餞別」の典型例でしょう。おこづかいや金一封を「餞別」として贈ることは多いのですが、餞別の「餞」は金銭の「銭」ではありません。「餞」(はなむけ)です。
「餞別」の「餞」の字は訓読みでは「はなむけ」と読みます。「餞別」と「はなむけ(餞)」はどちらも「旅立つ人へ贈るもの」という意味合いの言葉であり、基本的に同義です。
「はなむけ」の原義は「(馬の)鼻向け」であり、旅路への出発に際して目的地の方角へ馬の鼻を向けるという儀式的な振る舞いを指す語だったとされています。今日でも「はなむけ」は「餞別」よりは少し抽象的なニュアンスで用いられる語です。
(2019年10月4日更新)

餞別
読み方:せんべつ
赴任などで遠くへ行く人に対して、旅立ちの際のはなむけとして送る金品などのこと。「銭別」と書くのは誤り。
(2011年1月31日更新)
Similar words:
  手向け  贈り物  激励

Japanese-English Dictionary

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Yurica Name Dictionary

*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=