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Japanese Dictionary

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デジタル大辞泉
うよ‐きょくせつ【×紆余曲折】
読み方:うよきょくせつ
[名](スル)
1道などが曲がりくねっていること。「谷から谷へ—している道」
2物事が順調に運ばないで、こみいった経過をたどること。「—を経てやっと解決する」

実用日本語表現辞典
紆余曲折
「紆余曲折」の例文/使い方今日に至るまでさまざまな紆余曲折があった紆余曲折を経て起業・独立し、現在に至る紆余曲折の末ようやく納得のいく作品に仕上がった幾多の紆余曲折を乗り越えてふたりは結ばれた
紆余曲折があって大学では経済学を専攻した商品開発はいつだって紆余曲折の連続であるどんな偉人にも紆余曲折と試行錯誤の軌跡があって勇気づけられる現行の制度が制定されるまでに多くの紆余曲折があった
いかなる紆余曲折があろうとも信念を曲げることなく進まなくてはならない主人公の冒険には今後どんな紆余曲折が待ち受けているのだろうまあ紆余曲折はあったにせよ最終的にめでたい結果に収まって万々歳だ
(2022年2月16日更新)

紆余曲折
紆余曲折とは、紆余曲折の意味
紆余曲折は、もともとは「道が曲がりくねっているさま」のことであり、転じて「いろいろな込み入った事情によって順調でない複雑な経緯をたどること」を意味する語。とりわけ過去を振り返って「本当に色々なことがあった」と述懐するような場面で用いられることの多い表現。紆余曲折の由来・語源紆余曲折の「紆余」も「曲折」も、ともに「曲がりくねっているさま」を意味する語である。ただし「紆余」には「ゆとりがある・伸び伸びとしている」という意味合いもあり、他方「曲折」には「事情が込み入っている」という意味合いもある。紆余曲折の使い方(用法)、例文紆余曲折は、今日の一般的な文脈ではもっぱら「いろいろな波乱のあった経緯・経過」を指す意味合いで用いられる。道が曲がりくねっているさまを指す意味で用いられる機会はきわめて稀といえる(「曲がりくねった道」のように表現されることが多い)。たいてい「紆余曲折を経て~」「紆余曲折の末に~」「紆余曲折があって~」というような言い回しで用いられる。紆余曲折の類語と使い分け紆余曲折の類語・類似表現としては「盤根錯節」「多事多難」「二転三転」などが挙げられる。
「盤根錯節」は、問題が複雑で込み入っているさま、を意味する語。「多事多難」は、いろいろな出来事があり面倒事が尽きないさま。「二転三転」は、ことの成り行きがたびたびひっくり返るさま。それぞれニュアンスが異なり、文脈に応じて「紆余曲折」の言い換え表現として使い分けられる。紆余曲折の英語紆余曲折と同様、英語では twists and turnsという言い回しに「道の曲がりくねり」と「いろいろな込み入った経緯」を指す意味合いがある(紆余曲折より「曲折」の語意に近い)。with(many)twists and turnsで「紆余曲折あって」という趣旨が表現できる。
(2021年9月21日更新)
Similar words:
曲がりくねる  繰る  捻る  折れる

Japanese-English Dictionary

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*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=