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Japanese Dictionary

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デジタル大辞泉
うら【▽心】
読み方:うら
《「裏」と同語源で、表に見えないものの意から》
1こころ。思い。内心。→心(うら)もなし
2形容詞・動詞に付いて、心の中で、心の底からの意を表し、さらにその意が弱まって、何ということなく、何とはわからず、おのずからそのように感じられるの意を表す。「—悲しい」「—寂しい」「—荒(さ)ぶ」

けけれ【▽心】
読み方:けけれ
「こころ」の音変化。東国方言。「甲斐が嶺(ね)をさやにも見しが—なく横ほり伏せる 小夜(さや)の中山」〈古今・東歌〉

ここり【▽心】
読み方:ここり
「こころ」の上代東国方言という。「群玉の くるにくぎ鎖(さ)し固めとし妹(いも)が—は動(あよ)くなめかも」〈万・四三九〇〉
[補説]例歌の原文「去去里」の「里」は「ろ」の乙類の仮名にも用いるので、「こころ」の誤読とする説がある。

こころ
(心)《原題 Kokoro》小泉八雲の著作。明治29年(1896)刊。副題は「日本の内面生活の暗示と影響」。(こゝろ)夏目漱石の小説。大正3年(1914)発表。罪悪感や孤独感、人間 憎悪の念がついには 自己否定に至るという、個人主義 思想の極致を描く。

こころ【心】
読み方:こころ
1人間の理性・知識・感情・意志などの働きのもとになるもの。また、 働き そのものをひっくるめていう。精神。心情。「—の豊かな人」「—に浮かぶ思い」「—と—の触れ合い」「—を痛める」「—の晴れる時もない」㋐偽りや飾りのない本当の気持ち。本心。「—が顔に現れる」「—から感謝する」「—にもないほめ言葉」「口と—の違う人」㋑身についた 感じ方や考え方の傾向。性分。性根。「生まれついての—は変わらない」「ねじけた—」「—を入れ替える」㋒物事について考え、判断する 働き。考え。思慮。分別。「—を決めたら迷わず進む」「会社 再建に—を砕く」㋓他人の状況を察していたわる気持ち。思いやり。情け。人情味。「—のこもった 贈り物」「—をこめて編んだ セーター」㋔あることをしようとする 気持ち。意志。「やるしかないと—を決める」「行こうという—が起こらない」㋕物事に対する関心や興味。「遊びに—を奪われる」㋖自分と 異なるものを認め 受け入れる余裕。度量。「広い—の持ち主」「—の狭い人」㋗物事の美しさやおもしろさのわかる感覚。風流心。「詩の—にふれる」「美を求める—」㋘覚えていること。記憶。「—に深く 刻まれた痛み」「—に残る名演技」㋙気をつけること。注意。留意。「—が行き届く」「隅々にまで—を配る」
2㋐物事の本質をなす意味。また、 芸術 上の 理念。「演技の—を会得する」「能の—は幽玄にある」㋑なぞ解きなどで、その理由。わけ。「田舎の便りとかけて豆腐ととく。—はまめ(豆)で稼いでいる」
3全く異なる他の物事に見立てること。つもり。「まだ蓬莱(ほうらい)は飾らねども、まづ正月の—」〈浄・阿波の鳴門〉
4おもしろくない 思い。また、 分け隔てする気持ち。「かく親しき御仲らひにて、—あるやうならむも便なくて」〈源・若菜上〉[下接句]気は心・口は口心は心・犬馬の心・旅は情け人は心・二千里の外(ほか)故人の心・人は見目(みめ)よりただ心
[補説]書名 別項。→こころ
[補説] 
2015年に実施した「あなたの言葉を辞書に載せよう。2015」キャンペーンでの「心」への投稿から選ばれた優秀作品。
◆漢字で書くのは簡単だが、読むのは極めて 難しいもの。
へいしょさん
◆体の中にある細い枝 のようなもの。強いストレスがかかるとポキッと折れることがある。
ちいちゃん パパさん
◆ある者にとっては鋼であり、ある者にとってはガラスであるもの。
Kentaさん
◆世の中で一番売ってはいけないもの。
Shinさん
◆誰も 見た事がないのに、誰もがその存在を確信しているもの。
saraさん
◆無限のエネルギー。しかし時には熱を持ちすぎ制御 不能になるときもある。二つ 使用するときは特に注意(恋愛など)。
まなぶさん
◆人間の核。不安定で常に変化しており、脆く 弱く 壊れやすく、ときに自分の生死をも左右しうるもの。しかし、苦境を乗り越えるたびに強くなる。
bunbunさん
◆せかいいち 性格の悪いともだち。
ホンダマリコさん
◆人間が存在する 原点。目に見えないが、感情や思考、それに伴う行動などの人間には不可欠なものを動かす、なくてはならないもの。
水泳部のマネージャーさん
◆人間の核の部分。存在するようで存在せず、存在しないようで存在する。
ゆいおさん
◆目に見えず、触れることもできず、あったりなかったり、強かったり細かったり、人によっては頻繁に 折れたりする。なのに、時々、すべてに打ち克つ 力になる。
ふくにゃさん
◆頭の良き ライバル。
カリカリさん
◆簡単には開かない 箱の中に存在する 世界。「心友」にだけ合鍵を渡しておく。
かぐやさん
◆他者を感じるときにその存在に初めて気づくもの。
スエルテさん

しん【心】
読み方:しん
[音]シン(呉)(漢) [訓]こころ[学習漢字]2年〈シン〉
1五臓の一。心臓。「心悸・心筋・心室/腹心・狭心症」
2こころ。精神。「心境・心魂・心情・心身・心配・心理/安心・一心・改心・感心・疑心・苦心・細心・執心・小心・傷心・専心・童心・内心・熱心・変心・放心・発心(ほっしん)・本心・民心・無心・野心・用心(ようじん)・良心」
3まん中。物事のかなめ。「心棒/核心・湖心・重心・中心・天心・都心・灯心」〈こころ(ごころ)〉「心得/気心・下心・真心」[名のり]うち・きよ・ご・ごり・さね・なか・み・むね・もと[難読]心地(ここち)・心算(つもり)・灯心(とうしみ)・心太(ところてん)・稈心(みご)

しん【心】
読み方:しん
1精神。こころ。また、こころの奥底。「—、技、体のそろった 力士」「—の強い人」→心(しん)から
2(多く「芯」と書く)もののなか。中央。中心。㋐内部の奥深いところ。「からだの—まで冷える」㋑中央 にあって、重要な 役割をになう部分。「鉛筆の—」「蝋燭(ろうそく)の—」「一家の—となって働く」㋒火が通っていない飯粒や麺の、中央の 硬い 部分。「—のある御飯」㋓物の 形状を保つために、その内部に入れるもの。「襟に—を入れる」
3《1が宿るとされたところから》心の臓。心臓。「—不全」
4二十八宿の一。東方の第五宿。蠍座(さそりざ)のアンタレスほか二星をさす。なかごぼし。心宿。
5⇒真(しん)7
6仲間。友だち。「おいらも—に入れねえな」〈滑・浮世風呂・前〉
Similar words:
心の臓  心臓  ココロ  ハツ  ハート

Japanese-English Dictionary

Hán Tôm Yurica Dictionary

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Yurica Name Dictionary

*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=