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Japanese Dictionary

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実用日本語表現辞典
割合
読み方:わりあい
別表記:割りあい、割り合い、わり合い、割合い
割合とは、1つのものを構成する各要素が、全体の中でどれくらいを占めるか(を場合によっては単位で表す)といった意味合いで用いられる言葉である。
割合は、あるものが全体の何割を占めるかといった関係を示す名詞的用法のほか、程度副詞として、後続する形容詞が予想された程度をやや超えていることを表す場合にも用いられる(例:割合難しい)。小学校の算数の「割合」の授業では、一方が他方の何倍を占めるかを考えるものであると説明されることが多い。
割合の「割」は「わ‐る・わり・わ‐れる・さ‐く」とも読むことができ、1つのものを分割するといった意味合いで用いられる。「合」は「あ‐う・あ‐わす・あ‐わせる」とも読め、あつめる・あてはまるといった意味合いのほか、分量を表す単位にも用いられる。
「割合」は、「男女の割合は~」「二対三の割合で~」というように、全体の中で各構成要素がどれくらいを占めるかを示す場合に使われる。「思ったより~だ」「比較的~だ」といったニュアンスで「この問題は割合、簡単だ」という使われ方もある。
各世代別の年収に対する貯蓄の割合を調査した。調理を始める前に、醤油と砂糖を3:1の割合で混ぜておきましょう。クラスの中では彼は割合、頭がいいようだ。この仕事は、一日の勤務時間の中で顧客対応がかなりの割合を占める。
割合の類語である「比率」は、より数学・工学的な意味合いで用いられる。比率は「この建物の縦と横の比率は」「デザインの黄金比率(黄金比とも)」などの使い方がある。
「思ったより・比較的」という意味合いでの「割合、~だ」と「割と(わりと)~だ」はほぼ同じ用法だが、「割と~」のほうがよりくだけた表現であると言える。


デジタル大辞泉
わり‐あい〔‐あひ〕【割合】
[名]
1全体に対する部分の、または他の数量に対するある数量の比率。率。割。「男子学生と女子学生の割合が逆転する」「空気の主要成分の割合を求める」
2(「…のわりあいに」の形で)「割5」に同じ。「大きさの割合に重い」「冬の割合には暖かい」
3それぞれに分けて割り当てること。割り前。割り勘。「そりゃけうとい安いもんぢゃ。―にいたさうかいな」〈滑・膝栗毛・七〉[副]他の物事や場合に比べてそれらの程度を超えているさま。比較的。割に。「部屋は割合にきれいだ」「割合(と)やさしい問題」
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*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=