Japanese Dictionary
-Hide contentデジタル大辞泉
どう‐り〔ダウ‐〕【道理】
読み方:どうり
[名・形動]
1物事の正しいすじみち。また、人として行うべき正しい道。ことわり。「—をわきまえる」「—に外れた行為」
2すじが通っていること。正論であること。また、そのさま。「言われてみれば—な話」
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実用日本語表現辞典
道理
道理(どうり)とは、物事が進行するべき正しい順序や理由、またはその通りに進行することを指す言葉である。一般的には、社会的な規範や倫理、論理的な筋道を示す際に用いられる。道理は、人間関係や社会生活における行動の指針となり、また、物事の理解や判断の基準ともなる。道理には、個々の事象や状況に対する適切な対応や行動、それらを導く原理原則が含まれる。例えば、公平な取引や公正な判断、論理的な思考や議論などが挙げられる。また、道理は、人々が共有する価値観や認識、社会的なルールや規範を形成する基盤ともなる。なお、現代では「道理に反する」という表現が用いられることもあり、これは一般的に受け入れられた規範や原則に反する行動や状況を指す。
(2023年9月16日更新)
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道理
読み方:どうり
「道理」とは、「正しい筋道・筋が通っているさま・道徳的な正しさ・納得できる因果関係など」のことを意味する表現である。わかりやすく言えば「なるべくしてなる」ような事柄を指す言葉である。
「物事の道理」は、原因と帰結が「当然そのようになる」「そうなって然るべきである」といえる関係にあることである。「理(ことわり)」ともいう。一般的な法則や道徳などを指して用いられる。
「無理が通れば道理が引っ込む」は、「筋の通らないことも無理やり押し通せば罷り通る」もしくは「筋の通らないことが罷り通るようになれば、筋の通ったことは通用しなくなる」という意味の諺(ことわざ)である。
「道理で」は、因果関係などの事情が分かって納得した、腑に落ちた、という心情の表現として用いられる表現である。「どうりで」とひらがな表記されることが多い。
(2022年12月9日更新)
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どうり【道理】
単に理とも。正しい筋、正しい法則、をいう。仏教ではこれに四種を教える。観待道理(真と俗のように相待的に考えられる道理)、作用道理(因果関係における作用の道理)、証成道理(証拠となるべき道理)、法爾道理(自然の道理)など。
Similar words:
原理 原則 プリンシプル
Japanese-English Dictionary
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どうり【道理】
reason
・その要求は道理にかなっている[反する]
The demand 「stands to [is contrary to] reason./That is 「a reasonable [an unreasonable] demand.
・彼に道理を説いても無駄だ
It is no use trying to reason with him.
・彼が怒るのも道理だ
It's natural for him to be angry./He has good reason to be angry.
・君が来ない道理はない
There is no reason why you shouldn't come.
・私にそんな大金をつくれる道理はない
There is no way that I can raise such a large sum of money.
・彼は道理をわきまえている
He knows what is right and what is wrong.
・彼の言い分にも道理はある
There is 「some truth [something] in what he says.
・道理で彼が笑ったはずだよ
「Now I see why [No wonder] he laughed.
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道理
読み方:どうり
(名詞)
[対訳] reason; logic; sense; truth; right
Hán Tôm Mark Dictionary
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*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=