Japanese Dictionary
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たまぐし‐りょう〔‐レウ〕【玉串料】
読み方:たまぐしりょう
神道で、儀式のときに神前にささげる供物の金品。
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実用日本語表現辞典
玉串料
読み方:たまぐしりょう
玉串料とは、神事の際に神前に供える金銭のことである。
玉串料の「玉串」は、榊(植物の「さかき」)の枝に紙垂(しで)や木綿(ゆう)をつけたもので、神道に基づいて結婚式や葬儀などの神事を行う際に「神に供える物」として捧げられていた。現在の「玉串料」は玉串そのものではなく、のし袋に「御玉串料」と記載して金銭を神前に捧げるのが一般的である。
玉串料の由来は天照大御神(あまてらすおおみかみ)に玉串をささげたという伝承にある。天照大御神が天岩戸にお隠れになった際に、玉や鏡をつけた五百津真賢木(いほつのまさかき)を捧げたことが「玉串」の起源とされている。
玉串料が神仏に捧げる金銭であるのに対し、供え物とは神社仏閣にお参りする際に神仏に捧げる花や飲食物などを指す。供え物は個人の仏壇やお墓などにも捧げられる。
地元の例大祭で神前に玉串料を奉納した。葬儀での玉串料の金額相場は、故人との関係性によって異なる。
玉串料と初穂料は《神仏に奉納する金銭》という点で共通している。「初穂」とは、その年に初めて収穫した米のことである。秋祭りや収穫祭に神前に供える金銭として「初穂料」という言葉が使われた。現在は神社などで御守や御札の値段を「初穂料」として記載している。
(2020年1月25日更新)
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(御)玉串料(たまぐしりょう)
玉串に代えてという意味合いがあります。
神道において、通夜祭・葬場祭(葬儀告別式)又は霊祭(法要)の際に、葬祭の祭祀祈祷のお祓いを頂いた神社や神官に対して贈る謝礼、及び祝い儀式や厄払いなどで神社に詣でた際や、地鎮祭・棟上げの儀式などで、祭祀祈祷のお祓いを頂いた神社や神官に対して贈る謝礼の表書きの献辞(上書き)に用いられます。
また、通夜祭・葬場祭(葬儀告別式)又は霊祭(法要)の際の、喪家に対して贈る弔い金の表書きの献辞(上書き)にも用いることが出来ます。
「玉串」とは、玉串奉奠をする際などに用いる、榊に御幣(四手ともいう)を付けたもののことを言います。[冠に関する情報はこちら][葬に関する情報はこちら]茶の湯で茶碗をふく布巾のことで、僅かですが茶巾でも購入される足しにでもして下さいという意味合いがあり、お茶会に招待頂いた招待先の亭主などに対して贈る謝礼の表書きの献辞(上書き)に用いられます。
お茶会に掛かる費用の一部を負担しあうとの相互扶助の意味合いも込められています。[冠に関する情報はこちら]茶の子の語源は、茶の子供という意味合いからきており、お茶に添える簡単な食べ物である「茶菓子・小さいお菓子・粗菓」などを指して言ったものが、いつしか粗品の代名詞として用いられるようになったもので、神道の忌明け祭(忌明け法要)や式年祭(年忌法要)時に、喪家より出席者や弔慰金品を頂いた先様に対して贈る香奠返しの表書きの献辞(上書き)に用いられます。
※地方によっては、仏教の忌明け法要・年忌法要時に贈る香奠返しの表書きの献辞にも用いられることがあります。[Similar phrases]割引料(わりびきりょう) 貸料(かしりょう) 玉串料(たまぐしりょう) 貸し料(かしりょう) 損料(そんりょう)
Similar words:
供え物 香典 生け贄 供犠 捧げ物
Japanese-English Dictionary
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玉串料
読み方:たまぐしりょう
玉ぐし料 とも書く
(名詞)
[対訳] cash offering made on the occasion of one's visit to a shrine; money offering dedicated to the Shinto gods; fees for offering a branch of the sacred tree to the gods
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