
Japanese Dictionary
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ほお〔ほほ〕【▽朴/厚=朴】
読み方:ほお
ホオノキの別名。《季花=夏実=秋》「壺にして深山の—の花ひらく/秋桜子」
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ぼく【朴】
読み方:ぼく
[常用漢字] [音]ボク(呉) [訓]ほお えのき
《一》〈ボク〉
1飾り気がない。「朴実・朴直・朴訥(ぼくとつ)/簡朴・質朴・純朴・淳朴(じゅんぼく)・素朴」
2木の名。カラホオノキ。「厚朴(こうぼく)」
[補説]1は「樸」と通用する。
《二》〈ほお〉木の名。ホオノキ。「朴歯(ほおば)」
[名のり]すなお・なお[難読]厚朴(ほお)
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え‐の‐き【×榎/▽朴】
読み方:えのき
アサ科の落葉高木。高さ20メートルに達する。葉は非相称の卵円形。初夏、淡黄色の雌花と雄花をつけ、秋に橙(だいだい)色で小豆大の甘い実を結ぶ。材は器具・薪炭用。江戸時代には街道の一里塚に植えられた。え。《季花=夏実=秋》「懸巣(かけす)鳴いて—の花をこぼしけり/句仏」
国産材一覧
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ホオノキ
別名:朴
【英】:Magnolia obovata
(モクレン科)
北海道、本州、四国、九州、沖縄などに分布し、さらに朝鮮、中国中部にもみられます。蓄積は多くはありませんが、よく知られているように葉がおおきいので、森林の中で比較的目につきやすい木です。一般の人にとっては、旅先の旅館などで出される朴葉味噌の葉や学校の工作の時間に手にした木片などを思い出せばホオノキの名前が浮かんでくるのではないでしょうか。■木材
心材と辺材の境はあまりはっきりしてはいません。前者はくすんだ緑色で、辺材はくすんだ灰色です。年輪はやや明らかです。木理は通直で、肌目は精です。気乾比重は0.40-0.49(平均値)-0.61で、木材は軽軟といえます。保存性の低い木材です。切削などの加工性は非常にしやすく、表面の仕上がりはよいといえます。製品の狂いの少ない木材です。■用途
肌目が精で、軽軟で、しかも狂いが少ないので、こまかい細工ができるため、彫刻、機械、箱、寄木、建築内装、器具, 刃物の鞘などに使われています。朴歯(下駄)の歯はこのホウノキを使っていて、木の名前がそのまま製品の名前になっています。
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植物名辞典
朴
読み方:エノキ(enoki)ニレ科の落葉高木、園芸植物、薬用植物学名Celtis sinensis var.japonica
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朴
読み方:ホオノキ(hoonoki)モクレン科の落葉高木、園芸植物、薬用植物学名Magnolia obovata
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季語・季題辞典
朴
読み方:ホオ(hoo)ホオノキの別称季節夏分類植物
JMnedict
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朴
姓読み方朴えのもと朴すなお朴すなほ朴はく朴ばく朴ばつく朴ぱく朴ぴうん朴ほ朴ほう朴ほお朴ほぎ朴ほく朴ぼく朴ぼくぜん朴ぽく朴やまむら
Japanese-English Dictionary
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ほお【▲朴】
⇒ほおのき(朴の木)
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朴
読み方:ほお、ほおがしわ
厚朴、朴柏 とも書く
(名詞)
[対訳] Japanese bigleaf magnolia (Magnolia obovata)
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*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=