Smart Look Up Version 13
logo

     
Convert word form (uncheck → recheck to set current as original form) or

    

Japanese Dictionary

-Hide content
デジタル大辞泉
かんよう‐く〔クワンヨウ‐〕【慣用句】
読み方:かんようく
二語以上の単語が結合して、それ全体である特定の意味を表すもの。「油を売る」「あごを出す」の類。イディオム。慣用語。

#

実用日本語表現辞典
慣用句
読み方:かんようく
慣用句とは、特定の文化や言語圏で一般的に用いられる、固定的な表現やフレーズを指す。これらは、文字通りの意味ではなく、特定の状況や感情を表すために用いられる。例えば、「猫の手も借りたい」は、非常に忙しい状況を表す日本の慣用句である。また、「石橋を叩いて渡る」は、慎重さを示す表現として用いられる。
(2023年8月2日更新)

#

慣用句
読み方:かんようく
慣用句(かんようく)とは、複数の単語を組み合わせて一個の定型的な表現として用いられる言い回しのこと。広義には、「舌が回る」「歯を食いしばる」のように、もっぱらこの組み合わせでのみ用いられるという言葉の組み合わせを指す。狭義には、その組み合わせの中でも「雀の涙」や「足を洗う」「爪に火をともす」のように、字面から推し量ることの難しい独特の意味や含蓄を表現する言葉として定着した言い回しを指す。
広義の「この組み合わせでしか使われないという言葉の組み合わせ」における慣用句は、「靴を履く」「ズボンを穿く」「太刀を佩く」というように、使われる言葉の対応関係が決まっている。組み合わせを違えると(たとえば「靴を着る」などと言うと)、誤用とみなされる。表現の趣旨は相手に通じるかもしれないが、強烈な違和感を覚えさることになる。
狭義の「特定の意味を表現する言葉として定着した言い回し」における慣用句は、その多くが比喩的表現であり、ときに字面からはかけ離れた意味合いを示す。たとえば「揚げ足を取る」「馬車馬のように働く」「耳にたこができる」「舌鼓を打つ」「手のひらを返す」などのような言い回しは、言葉の組み合わせを少しでも違えると意味が崩壊してしまい、趣旨が相手に通じる余地がない。
慣用句と同様に「複数の単語で構成され特定の意味を示す」表現であり、しかも世の常や人生訓といった含蓄を持った表現を、諺(ことわざ)という。たとえば「覆水盆に返らず」「可愛い子には旅をさせよ」などのように、教訓の得られる言葉が諺である。とはいえ諺と慣用句は、必ずしも厳密に区別できるわけではなく、実際にさほど厳密に区別せず扱われる場合も多い。
(2020年8月26日更新)
Similar words:
イディオム  フレーズ

Japanese-English Dictionary

-Hide content
かんようく【慣用句】
an idiom; an idiomatic phrase
かんよう【慣用】

Hán Tôm Mark Dictionary

+Show content

Mark Name Dictionary

*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=