Smart Look Up Version 13
logo

     
Convert word form (uncheck → recheck to set current as original form) or

    

Japanese Dictionary

-Hide content
実用日本語表現辞典
ご査収
読み方:ごさしゅう
別表記:御査収
「ご査収」とは、ビジネスシーンで「念のため、不備や内容の誤りがないことを確認して、その上で受け取ってください」という意味で用いられる丁寧な表現である。「査収」は「調べて受け取る」という意味である。
「ご査収」は、相手方に書類や資料などを送る際に言い添える定型的表現として用いられる。具体的には「ご査収ください」「ご査収ねがいます」「ご査収の程よろしくお願いいたします」といった言い回しの中で用いられる。
ご査収くださいご査収のほどよろしくお願いいたしますご査収のほどよろしくお願い申し上げますご査収いただけますと幸いです
「ご」「査」「収」の意味
「ご査収」の「ご」は名詞につく丁寧表現である。漢字で「御」と書くがひらがな表記で用いられることが多い。
査収の「査」には、「調べる」という意味がある。検査、調査、捜査、監査、査察、査閲、といった表現に用いられる。
査収の「収」には、「しまう」「受け取る」「手に入れる」という意味がある。収得、収益、回収、徴収、領収、などの表現に用いられている。
「ご査収ください」と「ご確認ください」の違い
「査収」は「内容をよく調べた上で受け取ること」である。
「確認」は「内容をよく調べてはっきりさせること」である。
「査収」はどちらかといえば「受け取る」という意味合いが大きい。「確認」には「受け取る」という意味合いを特に含まない。そのため、文脈によっては「内容を確認した後の行動(受領するのか、返却するのか、他の者へ回すのか等)」が不明瞭になる可能性がある。
確認した上で先方が受け取る、という流れが既に明確であるなら、「ご査収ください」を「ご確認ください」と置き換えても、何ら問題ない。「ご査収」と「ご検収」の違い「ご査収」に意味や使いどころが似た表現としては「ご確認」の他に「ご検収」なども挙げられる。
「検収」は、納品物が発注内容通りであるかどうか、品質に問題ないかなどを確認する作業や工程のことである。つまり「検収」は商取引における納品の場面で用いられる表現である。
「査収」は、依頼主の発注物を納品する場合に限らず、単に提案書や参考資料を送付する際、会議資料や履歴書などを送付する際など、単に相手方に対して「受け取ってください」「確認してください」という依頼を丁寧に伝えたい際に幅広く用いられる。「ご査収」を使った例文・表現例先ほど御見積書を送付致しましたので、ご査収のほどよろしくお願い致します。本日ご覧いただいたファイルを改めて添付致しますので、ご査収下さい。先日お問い合わせ頂いた製品のカタログ資料を郵送致しました。ご査収頂けると幸いです。私の履歴書と職務経歴書を送付致しますので、ご査収のほどよろしくお願い致します。
なお、「ご査収」という表現を用いる場合、通常は「見積書」「請求書」「履歴書」「議事録」「会議資料」「提案資料」「契約書のドラフト」「招待状」「郵送した紙のカタログ」などといった文書類やファイル類に対して用いるのが一般的である。逆に、こちら側が相手方に送付したハガキや手紙、菓子折りや商品などに対して用いられることは一般的ではなく、例えばお歳暮などの「添え状」の文章であれば「ご査収頂ければ幸いです」ではなく「ご笑納いただければ幸いです」などと記載するのが一般的である。
(2023年3月28日更新)

#

御査収
読み方:ごさしゅう
名詞「査収」に、接頭辞「御」がついたもの。
⇒「査収」の意味を調べる
丁寧表現の辞書はプログラムで機械的に活用形や説明を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。お問い合わせ。

Japanese-English Dictionary

No results.

Hán Tôm Mark Dictionary

+Show content

Mark Name Dictionary

*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=