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Japanese Dictionary

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三省堂大辞林第三版
はいりょ[1]【配慮】
(名):スル
心をくばること。他人や他の事のために気をつかうこと。「相手の立場を-する」「-が足りない」

デジタル大辞泉
はい‐りょ【配慮】
読み方:はいりょ
[名](スル)心をくばること。心づかい。「—に欠ける処置」「当事者の気持ちを—する」

実用日本語表現辞典
配慮
読み方:はいりょ
配慮(はいりょ)とは、事情をふまえて、気遣いのこもった取り計らいをすることを意味する語である。主に文章や改まった会話で用いる、やや硬い漢語である。
「配」はくばる意、「慮」はおもんぱかることの意で、「配慮」は気づかいを行き渡らせることを意味する。
「配慮」はサ変動詞化し「配慮する」の形にもなる。この場合、「~に」「~を」「~へ」に対象となる人や物をとる用法(例、「高齢者に配慮する」「自然を配慮する」)、くむべき事情や観点をとる用法(例、「相手の立場を配慮する」「安全性に配慮する」)がある。
相手方の配慮を高める言い方は「ご配慮」である(例、「多大なご配慮をいただきました」)。また、「配慮する」の主体を高める言い方には「ご配慮いただく」「ご配慮くださる」がある。
「配慮」と似た意味の漢語には「考慮」「顧慮」「高配」などがある。
「考慮」はしっかりと考えることを意味する語であり、「顧慮」は事情について気遣いつつ考えることを意味する語である。「考慮」「顧慮」はいずれも、「配慮」のように考えた結果の行動は意味に含まない。また、「配慮」「顧慮」は気遣いのあることを意味に含むが、「考慮」にはそのような含みはない。
また、「配慮」「考慮」「顧慮」はいずれもサ変動詞となるが、「考慮する」「顧慮する」は「~を」にもっぱら考えの対象となる事情をとり、「配慮する」のように対象となる人や物をとらない(例、「高齢者を配慮する」「高齢者であることを考慮する」「高齢者であることを顧慮する」)。
「高配」は相手からの自分に対する配慮を高める言い方であり、多くの場合、さらに敬意をこめて「ご高配」という。また、「高配」はもっぱら名詞として用い、「配慮」のようにサ変動詞にはならない。
また、「配慮」と置き換えうる和語には「気配り」「気遣い」「心配り」「心遣い」などがある。
配慮がないことは「無配慮」という。
配慮の用例:
配慮が行き届く温かい配慮があった配慮に欠ける発言きめ細かな配慮を求める
(執筆:稲川智樹)
Similar words:
気配り  考慮  配意  顧慮  心遣い

Japanese-English Dictionary

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