Smart Look Up Version 13
logo

     
Convert word form (uncheck → recheck to set current as original form) or

    

Japanese Dictionary

-Hide content
三省堂大辞林第三版
しょくざい[0]【贖▼罪】
(名):スル
①金品を出したり、善行を積んだりして、犯した罪をつぐなうこと。また、刑罰を免れること。
②キリスト教で、人々の罪をあがない、人類を救うために、イエス━キリストが十字架にかかったとする教義。和解。

とくざい[0]【贖▼罪】
「しょくざい(贖罪)」の誤読。

デジタル大辞泉
しょく‐ざい【×贖罪】
読み方:しょくざい
[名](スル)
1善行を積んだり金品を出したりするなどの実際の行動によって、自分の犯した罪や過失を償うこと。罪滅ぼし。「奉仕活動によって—する」
2キリスト教用語。神の子キリストが十字架にかかって犠牲の死を遂げることによって、人類の罪を償い、救いをもたらしたという教義。キリスト教とその教義の中心。罪のあがない。
[補説]「とくざい」と読むのは誤り。

実用日本語表現辞典
贖罪
贖罪(しょくざい)とは、過去の過ちや罪を償う行為を指す言葉である。個人が自身の行いを反省し、その結果として生じた損害を補う行動を取ることを意味する。また、社会的な規範や法律に反した行為に対して、罰を受け入れることも含まれる。贖罪は、個人の道徳的な成長や社会の秩序維持に寄与する。贖罪の具体的な行為は、罪の性質や個々の状況により異なる。例えば、物質的な損害を与えた場合は、その損害を補償する形で贖罪が行われることがある。また、人間関係においては、謝罪や和解の行為が贖罪となることもある。なお、現代では、インターネット上での誹謗中傷やプライバシー侵害など、新たな形の罪が生じており、その贖罪の方法も多様化している。
(2023年9月16日更新)

贖罪
読み方:しょくざい
贖罪(しょくざい)とは、自分の犯した罪や過失を償うために、善行を積んだり金品を出したりする、といった行動を指す言葉。罪滅ぼし。罪をあがなうこと。キリスト教の教義に則った用法と、そうではない俗な用法がある。
「贖」の字は音読みで「ショク」、訓読みでは「あがな-う」と読む。そもそも「贖」は「身代金を払い(罪人の)身柄を引き取る」という字義の字だったとされる。
キリスト教における「贖罪」は、「人の子」ことイエス・キリストが十字架にかけられて犠牲となり死したことにより、人々を「原罪」から開放して救った、という教義を指す。
ユダヤ教では「贖罪の日(ヨム・キプル)」と呼ばれる休日が設けられており、この期間ユダヤ教徒は飲食・入浴・労働などが禁じられる。飲食が禁じられるということは断食をしなければならないということである。
旧約聖書では、人類の罪を償う身代わりとして羊が神に捧げられる描写がある。これを「贖罪の羊」という。新約聖書では、「贖罪の羊」が(自分自身を犠牲にして人類の罪を償った)イエス・キリストを指すようになる。
日本では、キリスト教ともユダヤ教とも無関係な非宗教的な文脈において「贖罪」の語が用いられることがある。とりわけ、いわゆるひとつの「芸能人のやらかし」関連の文脈で「贖罪」という語彙が用いられることがままある。この場合の「贖罪」は「罪滅ぼし」あるいは「禊(みそぎ)」とほぼ同義といえる。
政治家が醜聞・スキャンダルで話題になってから改めて選挙に臨む状況は「みそぎ選挙」と呼ばれる場合が多い。マスコミが勝手に言ってるだけである。
贖罪という言葉は、非キリスト教的な意味においては、もっぱら「罪滅ぼしへの善行」という意味合いを込めて用いられる。逮捕されるレベルの不祥事を起こした著名人は、ボランティア活動なんかに従事して、自分の犯した罪の重さを省みる様子をテレビカメラに収録してもらい、世論が勘弁してくれるように穏やかに訴える。
昨今では介護福祉への従事が通俗的な「贖罪」の手段と目されている節がある。ふざけるなといいたい。
(2020年10月30日更新)

ぞく‐ざい【×贖罪】
読み方:ぞくざい
⇒しょくざい(贖罪)

とく‐ざい【×贖罪】
読み方:とくざい
「しょくざい(贖罪)」の誤読。
Similar words:
救い  救済

Japanese-English Dictionary

Hán Tôm Yurica Dictionary

+Show content

Yurica Name Dictionary

*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=