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Japanese Dictionary

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デジタル大辞泉
うら‐うち【裏打ち】
読み方:うらうち
[名](スル)
1紙・布・革などの裏にさらに和紙や布などを張って厚く丈夫にすること。「—のしてある古文書」「作業ズボンのひざを—する」
2物事を別の面から確実にすること。裏づけ。「予測を事実が—する」
3「裏打ち直垂(ひたたれ)」の略。

実用日本語表現辞典
裏打ち
読み方:うらうち
裏打ち【うらうち】
表面からではなく裏面から、補強のための処理を施し、外観上はそれと気づかれない形で堅固さを増す処理のこと。または、音楽における「バックビート」の日本語の呼び名。
「裏打ち」は、多くの場合、薄い紙や布の素材を(外観を損なわないように)補強する処理を指して用いられる。書画の表装などで行われる補強作業をはじめ、書道作品として半紙にしたためた書を掲示に耐える強度にするために行う補強作業や、写真のたわみ・波打ちを防ぐ目的でシートを坂寝る補強作業、建築における壁材の補強、裁縫(洋裁・和裁)における生地の補強などが「裏打ち」と呼ばれる。補強・補修の目的に加えて、裏地の色がほのかに表面へ透けるような効果を狙って裏打ちが行われる場合もある。
比喩的な意味合いの用法としては、事の信憑性や信頼性を高める要素として機能する「裏付け」「理論的補強」あるいは「納得の事情」などを「裏打ちされる」という言い方で表現される場合がある。たとえば「長年の現場経験に裏打ちされた確かな技術」とか、「最新の科学に裏打ちされたダイエット方法」といった言い回しで用いられる。
音楽用語としての裏打ちは、一般的なリズムの取り方において「弱拍」に位置する偶数拍のこと、および、その偶数拍を強調してリズムを取る奏法を指す。「ズンチッズンチッ」というリズムがあったとすれば「チッ」の部分(を強調する奏法)がバックビートに該当する。アフタービートとも呼ばれる。
(2019年6月12日更新)

裏打ち(うらうち)
書籍、文書などの料紙が虫食い、破損、脆弱化で修理を必要とするとき、また大きな絵図など用途により、薄く透けたり、破れやすい場合、一枚の料紙の裏側全体に薄い和紙を薄糊を用いて貼り合わせて補強すること。
裏打ち方法に、料紙に直接糊を付けてその上に補修紙をあてる直裏打ちと、料紙に軽く水気を与えて伸ばし、補修紙に糊を付けて持ち上げ、料紙の上にあてる投裏打ちがある。
Similar words:
裏張り  裏貼り  内張り

Japanese-English Dictionary

Hán Tôm Yurica Dictionary

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Yurica Name Dictionary

*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=