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Japanese Dictionary

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デジタル大辞泉
じ‐こう〔‐カウ〕【時効】
読み方:じこう
1法律で、一定の事実状態が一定期間継続した場合に、真実の権利関係に合致するかどうかを問わずに、その事実状態を尊重して権利の取得・喪失という法律効果を認める制度。民事上では取得時効と消滅時効、刑事上では公訴時効と刑の時効とがある。
[補説]公訴時効は刑事訴訟法に定められており、例えば殺人・強盗殺人などの場合、平成22年(2010)の法改正前は25年だったが、改正に伴い廃止された。改正後、最も長いのは強制わいせつ致死罪などで30年。
2一定期間が経過して効力のなくなること。「約束はもう—だ」

時事用語のABC
時効(じこう)
法律上の概念。犯罪が発生して一定期間が経つと、起訴できなくなること。公訴時効。刑事事件では、検察官が被疑者を起訴して刑事裁判にかける。ところが、刑事訴訟法では、犯罪行為が終わってから一定期間が過ぎると、その犯人を起訴できなくなることを定めている。何かの犯罪事件についてその時効が成立すると、警察はその犯人を逮捕できなくなる。時効が成立した事件について、警察は関連書類などを被疑者不詳のまま検察官に書類送検する。事件はそれで終了する。犯罪の種類によって、時効期間はいろいろある。たとえば、殺人未遂の時効期間は15年である。(2000.02.15更新)

時効(じこう)
民法基本用語に関わる用語
一定の事実状態が一定期間継続した場合に、その事実状態が真実の権利関係に合致するか否かを問わず、権利の取得や消滅という法律効果を認める制度のこと。例えば、他人の土地を自己の土地と信じて一定期間占有を継続した場合に、その土地の所有権を取得することを認める場合などがこれにあたる。
⇒法テラス・法律関連用語集はこちら

時効
・労働基準法における時効とは、賃金や補償、手当等を請求する権利の消滅時効のことを指し、ある一定期間継続して権利が駆使されないときに、その権利を消滅させることを言う。労働基準法における時効は主に以下の事柄に適用される。
(1)賃金(退職手当を除く)、災害補償等(2年間)
(2)退職手当(退職後5年間)
(3)年次有給休暇(2年間)
鉄鋼用語

時効ageing急冷、冷間加工などの後、時間の経過に伴い鋼の性質(例えば、硬さなど)が変化する現象。備考時効硬化を目的として行う操作の定義で用いることもある。参考ISOの定義では、常温又はその付近で起こるところの、侵入形元素の移動による鉄鋼製品の性質の変化をもたらす現象。
Similar words:
時間切れ  タイムオーバー  締め切り  アウト  〆切り

Japanese-English Dictionary

Hán Tôm Yurica Dictionary

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Yurica Name Dictionary

*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=