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Japanese Dictionary

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デジタル大辞泉
いっちょう‐いっせき〔イツテウ‐〕【一朝一夕】
読み方:いっちょういっせき
《一日か一晩か、の意から》わずかな期間。短い時日。「これほどの大事業は—には成就しない」

実用日本語表現辞典
一朝一夕
一朝一夕(いっちょういっせき)とは、非常に短い時間、特に一日または一晩を指す表現である。この言葉は、時間の経過を表す際や、何かを成し遂げるのに必要な期間を示す際に用いられる。一朝一夕に物事が達成されるとは、短時間で結果が出ることを意味し、逆に一朝一夕には達成できないとは、時間と労力が必要であることを示す。この表現は、物事の成果が出るまでの時間を客観的に示すため、多くの文脈で使用される。例えば、技術の習得やビジネスの成功など、努力と時間が必要な事柄に対して用いられることが多い。
(2023年9月29日更新)

一朝一夕
読み方:いっちょういっせき
「一朝一夕」とは、「一昼夜くらいの短期間」「相対的にごく短い期間(で物事を成すこと)」の意味で用いられる表現である。「一朝一夕にできるものではない」といった言い回しで、打ち消し表現を伴って用いられることが多い。
「一朝一夕」の読み方は「いっちょういっせき」である。「夕(セキ)」が音読みであり、「夕(ゆう)」は訓読みである。「一朝一夕」の意味
「一朝一夕」の「一朝」は「朝の間」を意味する語であり、同じく「一夕」は「ひと晩」「夜の間」を意味する語である。
「一朝」も「一夕」も、それぞれ単独で「わずかな間」を意味する語として使える。特に「一夕」は「一夜(にして)」の同義語として使える。
「一朝一夕」と「一長一短」の違い「一朝一夕」と見た目が似ている(ので混同しやすいかもしれない)言葉として「一長一短」が挙げられる。ただし両者の意味は全く異なる。
「一長一短」の「長」は「長所」のことであり、同じく「短」は「短所」のことである。「一長一短」は「長所と短所が両方ある」「長所もあれば短所もあり、どちらも同じくらい目立つため、一概に良し悪しを評価できない」といった意味である。「一朝一夕」の熟語・言い回し「一朝一夕にはいかない」「一朝一夕にはいかない」とは、「1日かそこら程度の短期間で実現するのは困難である」「簡単にはできない」という意味の表現である。とりわけ勉強や練習を重ねてこそ身につくような知識・技術・能力について、「学力や技術の向上は一夜漬けでどうこうできるようなものではない」という趣旨で用いられやすい。「一朝一夕で身につく」「一朝一夕で身につく」は、これ自体は「非常に短期間で習得する(ものにする)」という意味の表現である。ただし、実際の文脈では打ち消し表現を伴って「一朝一夕では身につかない」とか「一朝一夕で身につくものではない」といった表現で用いられることが多い。「一朝一夕」の使い方・例文あの見事な手さばきはとても一朝一夕に身につくものではない人と人との信頼関係というものは一朝一夕では築けない本当の語学力はテスト勉強とは違い一朝一夕では身につかないものだ
(2023年2月8日更新)

一朝一夕
読み方:いっちょういっせき
一朝一夕とは、一朝一夕の意味
一朝一夕は、もっぱら否定語と共に用いられ「非常に短期間に(できるものではない)」という意味で用いられる表現。「一朝一夕」を文字通りに解釈すれば「ひと朝ひと晩」ということであり、要するに一朝一夕とは「1日かそこら」という意味である。
一朝一夕は、典型的には「一朝一夕にできるものではない」といった言い回しで用いられる。「どうしても多少の時間を要する」「そうすぐに(簡単に)成し遂げられるものではない」という意味を込めた表現である。一朝一夕の語由来・語源一朝一夕の語源は中国の古い書物・易経の「臣其ノ君ヲ弑シ、子其ノ父ヲ弑スルハ、一朝一夕の故ニ非ズ」由来する。これは、君主が殺されたり、子が親を殺すというようなことは、突然に起こることではなく、長い年月の積み重ねによって起こることだ、という意味である。予兆があれば早期に対策を講じるべきである、という教訓もあるが、何事も短期間では成し遂げることができないという意味において用いられている。一朝一夕の語の使い方(用法)、例文技術は一朝一夕に身につくものではない科学技術は一朝一夕に発達したわけではない一朝一夕の類語と使い分け方一朝一夕の類語・類似表現としては、「すぐに」「たちまちに(忽ちに)」「一朝にして」「一夜にして」、俗な表現では「速攻」なども挙げられる。どれも、物事を非常に短期間のうちに行うさまを形容する表現である。ただし「一朝一夕」とは違って、必ずしも否定表現で用いられるとは限らない。一朝一夕の英語一朝一夕に対応する英語表現としてはovernightが挙げられる。もともとは「夜通し」「夜の」という意味、転じて「一夜にして」という意味でも使われる表現である。あるいは、in a day(1日で)、in a short time(短時間で)のような表現も使える。
(2021年10月8日更新)

一朝一夕
読み方:いっちょういっせき
一朝一夕とは、一朝一夕の意味
一朝一夕とは、きわめてわずかな期間のこと。四字熟語の一つであり、中国の書物「易経」から由来している。「一朝一夕のことではない」と打消す言い回しで用いられることが多い。「わずかな時間が成したことではない」というニュアンスで用いられたのが語源となっている。
一朝一夕を表す英語はなく、似たような表現で表されることが多い。「Overnight」や「In a brief space of time」と訳される。それぞれ「一晩の間に」「短い時間の中で」と訳せる。
一朝はひと朝、一夕はひと晩のことを指しており、それぞれの単語が、わずかな時間のことを指していることが分かる。「一朝一夕には~できない」のように、打消しの文をつなげて、否定的な意味で用いられることが多く、「一朝一夕で~できた」などのように、肯定的な意味ではあまり用いられない。
一朝一夕の語の類語、例文一朝一夕の類語には「迅速に」「たちどころに」などのわずかな時間のことを表す言葉が挙げられる。ただし、一朝一夕は、文章にすると否定的な意味合いになることが多いので、使い分けには注意が必要である。一朝一夕を用いた例文として、「一朝一夕にはいかない」というものがある。簡単ではない、難しいといった使い方で用いられることが多い。他には、「一朝一夕ではできない」という文がある。こちらも、簡単ではないというニュアンスではあるが、どちらかというと、行ったことに対しての賛辞である場合が多い。
(2020年7月20日更新)

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