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Japanese Dictionary

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デジタル大辞泉
ひと‐しお〔‐しほ〕【一▽入】
読み方:ひとしお
《2が原義》
1ほかの場合より程度が一段と増すこと。多く副詞的に用いる。いっそう。ひときわ。「苦戦の末の優勝だけに喜びも―だ」「懐しさが―つのる」
2染め物を染め汁の中に1回つけること。「―再入(ふたしほ)の紅よりもなほ深し」〈太平記・三六〉

実用日本語表現辞典
ひとしお
別表記:ひと入、一入
「ひとしお」とは、「元々の状態や他の場合と比べても格段に際立っている・格別であると感じられるさま」の意味で用いられる表現である。「ひとしお」は漢字で「一入」と書く。ただし「入(しお)」という読み方が一般的でなく、たいていは平仮名で「ひとしお」と表記される。
「入(しお)」はもともとは「染物を染料(染汁)に浸す数」を数える序数詞である。染汁に浸ける回数が多ければ多いほど、染め物の発色は鮮やかになる。そのため「より一段と強く感じられる」「しみじみと感じられる」さまを(「+1浸し」の意味で)「ひとしお」と言ったのであろうと考えられる。ひとしおの使い方、例文喜びもひとしお
ある事柄について、より一層嬉しい、という気持ちを表す時に用いる言葉である。感慨もひとしお
感動した時に、ある事柄がその思いをより強めるという時に用いる。ひとしおの類語、類義語ひとしおの類語には、「格段」や「一段と」などが挙げられる。
(2020年11月2日更新)
Similar words:
格段  就中  一段  特別  中にも

Japanese-English Dictionary

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