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Japanese Dictionary

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デジタル大辞泉
ぼっ‐と
［副］(スル)
１火が音をたてて燃え立つさま。「ストーブに―火がつく」
実用日本語表現辞典
bot
別表記：ボット
「bot」とは・「bot」の意味
「bot」とは、コンピュータ用語やインターネット用語、ビジネス用語として使用される言葉であり、自動化プログラムを指す。「robot（ロボット）」を省略する形で、「bot（ボット）」となっている。robotが機械的なロボットを指すのに対して、botは主に、コンピュータ内部にあるプログラムを指すという違いがある。
botは、特定の命令通りに動く仕組みを持っているプログラムである。botに組み込まれた、人工知能であるAIが、プログラム内容に基づいて自動的に行動を行う。そして、常に稼働するものもあれば、使用者の行動に反応して稼働するものもあるなど、具体的な仕組みはbotによって様々である。
bot機能で代表的なのは、ツイッターを始めとする、SNSでの自動機能である。ツイッターでは、botを用いると、自動で投稿を行える。定期的に人目に触れることで注目されたり、商品やサービスの宣伝をしたりすることが可能だ。また、特定のコメントに反応するようプログラミングを行い、限られた人を相手に反応させることもできる。さらに、知恵袋のような役に立つ情報を、botを使って自動で発信し、重宝されている例もある。
snsでbotが使用されている場面は、投稿だけではない。インスタでは、利用者同士で質問と回答ができる、質問箱という機能があるが、その一部にbotが導入されている。インスタ質問箱では、運営から、定期的に質問が送られてくる。そこにbotが使用されている。また、インターネット上にある数多くの情報を、統計のために集めるクローラーという機能にも、botが使用されている。人が手作業で情報収集をすると、手間と時間がかかってしまう。botを使用すると、その手間と時間を省くことができる。
botは、ゲームでも使用されている。ゲーム内の世界では、プレイヤーが操作をしない、「npc」というキャラクターが登場することが多い。npcには、プレイヤーに情報を与えたり、敵として戦ったりするなど、様々な役割がある。その役割は、botによって果たされる。プレイヤーから話しかけられたら情報を与える、プレイヤーが近くに寄れば攻撃するといった、プログラムが与えられている。
そのように、botは基本的に、人の役割を肩代わりしてくれるものだ。botを導入すると、人の負担が大幅に減る。ただ、botは必ずしも、健全な目的で使用されるとは限らない。インターネット通販で販売される限定商品や、人気のあるコンサートのチケットなどを買い占めるために、botが使用されることがある。botを使用すると、人が行う購入手続きよりも早く、手続きを済ませることができてしまう。
また、ツイッターやインスタでは、何らかの投稿に対して、自動で「いいね」をするbotが使用されることがある。ただ、ツイッターを運営するtwitter社や、インスタ運営であるメタ・プラットフォームズは、botを用いて「いいね」を行うことを規制対象としている。よって、規制を無視して自動で「いいね」を行うことは、botが悪用されている例となる。したがって、botが健全に使われるかどうかは、使用者次第である。
botは、ビジネスシーンでも数多く使用されている。SNSでの自動宣伝botの他、顧客からの問い合わせに自動で応えるチャットbotや、顧客や取引先のデータを自動で振り分けるbotなどが代表的である。また、プログラムとは別に、「bot方式」というビジネス方式の略称として、botが使用されることもある。ビジネス方式としてのbotは、一括事業請負後譲渡方式を意味する「buildoperatetransfer」を略したものだ。
bot方式は、事業者が庁舎や学校、プラントなどの施設を建て、一定期間業務を運営した後、その土地を保有する国や地方自治体に譲渡するという方式である。施設を用意するための資金は、基本的に事業者負担となる。そのため、まとまった資金を用意できない国や地方自治体に、施設を建てることが可能だ。開発途上国支援の一環として、先進国がbot方式を採用する場合もある。「bot」の熟語・言い回し〇〇botとは
「〇〇bot」とは、主にtwitter上に存在する、botを使用したアカウントのことである。twitterでは、botツールを使用すれば、自動で投稿を行うことが可能だ。そのツールを用いて、有名人や歴史的な人物、創作上のキャラクターなどになりきったアカウントが、〇〇botのひとつだ。〇〇の部分には、なりきる人物やキャラクター名が当てはまる。「織田信長bot」や「アンパンマンbot」といった形だ。
〇〇botのアカウントは基本的に、定期的に投稿を行う。投稿内容はアカウントによって様々だが、なりきっている人物の名言やセリフを用いるものが多い。また、なりきっている人物が言いそうにないことや、名言やセリフの一部を書き換えた冗談などを投稿する、いわゆるネタアカウントもある。さらに、キャラクターに関する豆知識や、作者のコメントを紹介する〇〇botも存在する。一部には、高度なbot設定によって、簡単なやり取りができるものもある。
また、なりきりアカウントだけでなく、会社や学校でよくあること、言われたら嫌なことなど、特定のテーマに関する内容を投稿する〇〇botも存在する。その場合は、「会社でよくあることbot」や「言われたら嫌なことbot」などの表記となる。〇〇botでは、botツールにあらかじめ、投稿する文章をひと通り登録しておく。そうすると、botがその中からひとつを選択し、自動で投稿する形だ。
今のはbotだねとは
「今のはbotだね」とは、インターネットスラングのひとつである。主にオンラインゲームにおいて、相手のプレイヤーが弱すぎるという意味で使用される言葉だ。元となったのは、youtuberが配信内で発したセリフである。初めてプレイしたオンライン対戦ゲームのフォートナイトで、動きが単調で弱いキャラクターが存在した。それをbotキャラクターだと勘違いしたyoutuberは、「今のはbotだね」という発言をした。
ゲームでは、キャラクターの数を増やすために、公式のbotが導入されることがある。フォートナイトでも、botは導入されている。ただ、「今のはbotだね」が生まれた当時のフォートナイトでは、botは未実装であった。つまり、そのyoutuberは図らずも、「今のはbotだね」という発言によって、人が操作するキャラクターが、botのように弱いという表現をしてしまった形である。そのことから、オンラインゲームで、botのような単調な動きしかせず、簡単に倒せるプレイヤーを指す際に、「今のはbotだね」という表現が使用されることとなった。大抵の場合は、相手を弱いと罵る、煽り発言として使用される。
bot行為とは
「bot行為」とは、ゲームにおける不正行為の一種である。大抵のゲームでは、プレイヤーがコントローラやキーボードを使用して、操作をするのが原則である。そうであるにもかかわらず、botによる操作を行うのがbot行為だ。ゲーム内で、人の代わりとしてbotを導入すると、人の手では実現不可能なプレイが容易に実現できてしまう。精密な動作を連続して行ったり、他プレイヤーの動きを完全に模倣したりするプレイだ。
また、人の手で地道に作業をするべき部分を、botによって自動化することも可能である。高度なbotを使用すれば、キャラクターを自動化させ、1人のプレイヤーが2人以上のキャラクターを操作することも不可能ではない。いずれの場合も、bot行為を導入すると、プレイヤーに有利な状況になる可能性が高い。プレイヤー同士が対戦するオンラインゲームでは、bot行為をする側が勝ち続けることも珍しくはない。そのため、ほとんどのゲームでは、公平性を維持するために、プレイヤーによるbot行為は禁止されている。オンラインゲームでは、bot行為が発覚した結果、アカウント停止処分になった例が数多くある。
（2022年11月9日更新）
ボット【bot】
読み方：ぼっと
《「ロボット」の略》コンピューターで、人の代わりに自動的に実行するプログラムの総称。コンピューターウイルスの一種で、悪意ある攻撃者による指令を、外部から自由に実行できるようにするプログラムや、サーチエンジンのデータベースを作成する専用ソフトウエアであるサーチボットなどがある。ほかに、オンラインゲームをプレーヤーの代わりに自動的に操作するプログラムも意味する。
ボット
【英】bot
「ロボット」の略。IRC(あるいはアンダーネットの)システム上のプログラムで、ある特定のコマンドやレスポンスを受け付けて、実人物の役割を演じる。
ウィキペディア（Wikipedia）
ボット
Bot（ボット）は、robot（ロボット）の短縮形・略称で、転じてコンピュータやインターネット関連の自動化プログラムの一種のこと。
Similar words:
クローラーロボットスパイダー

Japanese-English Dictionary

Hán Tôm Yurica Dictionary

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Yurica Name Dictionary

*Looking up names of animals, plants, people and places. ＝動物名・植物名・人名・地名を引く＝