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Japanese Dictionary

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デジタル大辞泉
ノロウイルス【Norovirus】
読み方:のろういるす
感染性胃腸炎や食中毒の原因となるウイルスの一種。生ガキやハマグリなどの二枚貝を介して感染することが多く、感染者の糞便や嘔吐物から経口感染することもある。冬季に流行がみられる。

新語時事用語辞典
ノロウィルス
別名:ノロウイルス
英語:norovirus
感染性胃腸炎の原因となるウィルス。感染すると激しい腹痛と共に嘔吐・下痢の症状を引き起こす。下痢便や吐瀉物が乾燥して微量の塵となり、空気中に飛散することで、空気感染する。
ノロウィルスに罹患すると急激な下痢・嘔吐に襲われ、2日前後続くが、その後は回復に向かう。普通は後遺症も残らない。長期間の激しい下痢によって脱水症状に陥ったり、体力を消耗したりする場合があるため注意が必要となる。
ノロウィルスは、特別な治療を行わなくても回復するが、他方で効果的な抗ウィルス薬も発見されていない。
ノロウィルスと同様に感染性の胃腸炎を引き起こすウィルスをとして、ロタウィルスも知られている。
関連サイト:
ノロウイルスに関するQ&A-厚生労働省
ノロウイルス感染症-愛媛県立衛生環境研究所
(2012年1月16日更新)

ノロウイルス
ノロウイルスは、ヒトに感染し胃腸炎を起こすウイルスの一種です。一年を通して発生していますが、特に冬季に流行します。潜伏期間は24~48時間、症状は1~2日とされています。子供や高齢者は脱水症状に注意を要します。貝類は体内にウイルスを蓄積しやすく、特にカキは生で食されるため感染源になることもあります。感染者の便や吐物には多量のウイルスが含まれていて、二次感染の防止が重要となります。消毒には85℃、1分以上の加熱や次亜塩素酸ナトリウムが有効です。治療には下痢止めなどが使われますが、ウイルスの排出を抑えて快復を遅らせるという説もあります。ワクチンはまだありません。 1968年米国ノーウォークで発見されたため最初はノーウォークウイルス(Norwalk virus)と呼ばれていましたが、2002年からはノロウイルス(Norovirus)と名前が変わりました。この科にはノロ、サポ、ラゴ、ベシの4属があり、ヒト感染性は前2者です。ヒト感染性のものは培養系が確立されていないため、検査や治療方法に関する研究が、他のウイルスより遅れています。

ノロウイルス
冬季を中心に、年間を通して胃腸炎を起こします。以前は小型球形ウイルスと呼ばれていました。
<特徴>手指や食品などを介して感染し、おう吐、下痢、腹痛などを起こす。ノロウイルスによる食中毒事例では、原因食品の判明していないものが多く、その中には食品取扱者を介して二次的に食品が汚染されることが多いのも特徴。その他の原因としては、貝類(二枚貝)がある。少量のウイルスでも発症し、通常の殺菌・消毒に使用されるアルコールなどはあまり効果がない。
<食中毒症状>潜伏期は24~48時間。主症状は、下痢、嘔吐、吐き気、腹痛、38 ℃以下の発熱。
<過去の食中毒原因食品>貝類(二枚貝等)。調理従業者からの二次汚染によるサンドイッチなど。感染事例は近年増加傾向にあり、食品を原因とするものに加え、食品を介さない感染(ヒト―ヒト感染)も報告されている。
<対策>二枚貝は中心部まで充分に加熱する(85 ℃、1分以上)。野菜などの生鮮食品は充分に洗浄する。手指をよく洗浄する。食品を取り扱う際は十分に注意し、手洗いを徹底する。調理器具等は洗剤などを使用し十分に洗浄した後、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度 200 ppm)で浸すように拭くか、あるいは熱湯(85 ℃以上)で1分以上の加熱が有効。

Japanese-English Dictionary

Hán Tôm Yurica Dictionary

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Yurica Name Dictionary

*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=