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Japanese Dictionary

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デジタル大辞泉
キャッシュ【cache】
読み方:きゃっしゅ
1宝物の隠し場所。安全な貯蔵所。
2コンピューターで、一時的にデータを保管する場所。またそのための仕組み。→キャッシュメモリー

実用日本語表現辞典
キャッシュ
キャッシュ(cache)は、コンピュータ上のデータを一時的に保存しておく仮想的場所の概念である。IT用語。本来は「隠し場所」や「貯蔵庫」を意味する単語(名詞)である。
いわゆる現金・現ナマも「キャッシュ」というが、こちらは英語では「cash」と綴る。同音異義語である。発音はほぼ全く一緒(/kæʃ/)であり、日本語のカタカナ表記では区別をつけられないが、完全に別の語彙である。
キャッシュに保存されているデータは「キャッシュデータ」と呼ばれる。一度読み込んだデータをキャッシュデータとして保持しておき、次に同じリクエストがあった際に再利用すれば、読み込み時間を大幅に短縮できる。
一般的な構成のパーソナルコンピュータにはキャッシュメモリと呼ばれる記憶装置がCPU内に組み込まれている。CPUがよく読み出すデータをキャッシュメモリに保持しておくことで、外部記憶装置からデータを読み出す場合と比べて遥かに高速にデータが読み出せるようになり、演算処理全体が高速化できることになる。
ウェブブラウザには、キャッシュを保持する機能が搭載されている場合が多い。ウェブサイト(ウェブページ)は短期間に同じページを何度か訪問・閲覧されることが少なくない。いちど読み込んだウェブページのデータをキャッシュとして保存しておけば、次に同じページにアクセスした際にデータをサーバーから読み込む必要なくキャッシュを使って高速に表示できる。
ウェブ上のサーバーがユーザーからのリクエスト(アクセス)に応じてデータを送る、という場面でも、キャッシュデータが活用される場合が多い。基本的にサーバーごと(別個のサーバーに)データを複製するため、元々の(オリジナルの)サーバーである「オリジンサーバー」と、キャッシュデータを保持するためのいわゆる「キャッシュサーバー」を組み合わせる運用となる。キャッシュサーバーを設けることでアクセスが分散され、高負荷にも耐えやすくなる。ユーザーも応答の高速化(あるいは低速化の削減)といった恩恵が受けられる。
キャッシュデータを用意することで得られる最大の恩恵は、処理速度の高速化である。これはマシンにとってもユーザーにとっても効率がよい。難点を挙げるとすれば、キャッシュを保持しておくための記憶保持領域を用意するためにコストがかかるという点だろう。さほど頻繁にアクセスするわけでも大して重要なわけでもないデータをキャッシュデータとして保持されてしまうと、コンピュータ資源の無駄にしかならない。
IT用語としてのキャッシュ(cache)ではなく、現金を意味する「キャッシュ(cash)」も、実生活において一般的な語彙として多用されている。決済において「キャッシュ」といえば「現金払い」を意味する。現金の受け渡しを伴わない決済方法は「キャッシュレス決済」と総称される。クレジットカード、プリベイトカード、デビットカード、小切手、口座振替、電子決済などはいずれもキャッシュレス決済に該当する。
「キャッシュカード」は預金の出し入れを行うためのカードのことである。キャッシュディスペンサー(現金自動支払機)を利用した小口の金融取引を「キャッシング」という。
(2020年10月29日更新)

キャッシュ【cash】
読み方:きゃっしゅ
現金。また、 現金払いのこと。「―で支払う」

キャッシュ
【英】cash
ウェブページへアクセスすると、その文字や画像情報は、必ずユーザーのコンピュータのキャッシュ(履歴フォルダ等)と呼ばれる保管場所にダウンロードされる。ユーザが同じページに2度目にアクセスした時、表示速度が最初のアクセスより早くなるのは、この理由による。

ウィキペディア(Wikipedia)
キャッシュ
CacheとCashの両方がある。
Similar words:
    金銭  現生  金員

Japanese-English Dictionary

Hán Tôm Yurica Dictionary

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Yurica Name Dictionary

*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=