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Japanese Dictionary

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デジタル大辞泉
こ‐の‐かみ【▽兄/▽首/▽氏上】
読み方:このかみ
《「子の上(かみ)」の意から》
1長男。「—を箭田珠勝大兄(やたのたまかつのおひね)の皇子と曰す」〈欽明紀〉
2兄。または、姉。「この男の—も衛府の督(かみ)なりけり」〈伊勢・八七〉
3年上の者。年長者。「それが年は、われにこよなく—にぞおはせし」〈宇津保・蔵開中〉
4うじのかみ。氏の首長。「諸氏の人等、各可(よ)き—を定めて申し送れ」〈天武紀〉

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つかさ【▽長/▽首】
読み方:つかさ
1主要な人物。首長。おさ。「宮の—は、すなはち脚摩乳(あしなづち)、手摩乳なり」〈神代紀・上〉
2主要なもの。「古(いにしへ)よ今の現(をつつ)に万調(よろづつき)奉る—と作りたるその生業(なりはひ)を」〈万・四一二二〉

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かしら【頭】
読み方:かしら
《一》[名]
1人間や動物の首から上の部分。あたま。こうべ。「尾—つき」「—、右」「—に霜を置く」
2髪の毛。頭髪。「—を剃(そ)る」
3物のいちばん上、または先の部分。先端。「八歳を—に三人の子持ち」
4一団の人々を統率する人。統領。特に、鳶職(とびしょく)・大工・左官など職人の親方。
5(「首」とも書く)人形の首から上の部分。特に、人形浄瑠璃の人形の頭部。「—を遣う」
6能で扮装に用いる仮髪。前は顔までかかり、横は両肩に垂れ、後ろは背丈に及ぶ長いもの。黒頭・赤頭・白頭があり、役によって使い分ける。「獅子(しし)—」
7もつ焼きで、豚の頭部の肉。
《二》[接尾]助数詞。
1動物を数えるのに用いる。「鹿の一—にても殺す者あらば」〈宇治拾遺・七〉
2仏像を数えるのに用いる。「(仏師ニ)幾—造り奉りたるぞと問へば」〈宇治拾遺・九〉
3烏帽子(えぼし)など頭にかぶるものを数えるのに用いる。「折らぬ烏帽子十—、直垂、大口などをぞ入れたりける」〈義経記・七〉
4人の上に立つ者、特に大名などを数えるのに用いる。「あれへ大名一—、瓜核(うりざね)顔の旦那殿、東寺から出た人さうな」〈浄・丹波与作〉

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お‐びと【▽首】
読み方:おびと
《「おおひと(大人)」の音変化という》
1長官。首領。「汝(な)は我が宮の—たれ」〈記・上〉
2古代の姓(かばね)の名の一。伴造(とものみやつこ)など地方の小豪族に与えられた。おうと。

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くび【首/×頸】
読み方:くび
1脊椎動物の頭と胴をつないでいる部分。頸部(けいぶ)。
21の上の部分 全体。あたま。かしら。こうべ。「—をかしげる」
31に似た形。また、それに該当する 部分。「びんの—」
4衣服の1にあたる部分。襟。「セーターの—」
5(「馘」とも書く)職をやめさせること。解雇。馘首(かくしゅ)。「お前は—だ」
6顔。特に美しい顔。また、 美人。「かかる所には看板の—といふものありて」〈洒・浪花色八卦〉[下接語]青首・足首・猪(い)首・後ろ首・打ち首・腕首・襟首・欠き首・合点首・兜(かぶと)首・鎌(かま)首・雁(がん)首・切り首・綺麗(きれい)首・螻蛄(けら)首・小首・晒(さら)し首・思案投げ首・縛り首・白首(しろくび・しらくび)・素(そ)首・素っ首・乳首・鶴(つる)首・手首・投げ首・生首・偽(にせ)首・抜け首・寝首・喉頸(のどくび)・平(ひら)首・穂首・丸首・轆轤(ろくろ)首

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こうべ〔かうべ〕【▽首/▽頭】
読み方:こうべ
《「髪辺(かみへ)」または「上部(かみへ)」の音変化か》くびから上の 部分。あたま。かしら。「—を垂れる」「正直の—に神宿る」

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しゅ【首】
読み方:しゅ
[音]シュ(呉) [訓]くび こうべ かしら しるし はじめ おびと[学習漢字]2年
《一》〈シュ〉
1頭。「首級・首足/鳩首(きゅうしゅ)・頓首(とんしゅ)・馬首」
2頭と胴の間の部分。くび。「縊首(いしゅ)・絞首」
3いちばん始め。さき。第一位。「首位・首相・首席・首都/巻首・期首・船首」
4上に立つ人。かしら。「首脳/元首・党首・頭首」
5詩歌を数える語。「百人一首」
6罪を白状する。「自首」
《二》〈くび〉「首筋・首輪/足首・乳首(ちくび)・手首・生首・寝首」
[名のり]おぶと・かみ・さき[難読]匕首(あいくち)・首途(かどで)・螻蛄首(けらくび)

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しゅ【首】
読み方:しゅ
《一》[名]主だった者。かしら。
《二》[接尾]助数詞。漢詩や和歌を数えるのに用いる。「律詩三—」「返し歌一—」

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しるし【▽首/首=級】
読み方:しるし
《「印」と同語源》討ち 取った首。しゅきゅう。

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くし【▽髪】
読み方:くし
(「おぐし」「みぐし」の形で用いる)
1頭髪。かみ。「御—長く 美しうて」〈栄花・花山 尋ぬる中納言〉
2(「首」「頭」と当てて書く)頭。くび。「御—も痛く、身も熱き心地して」〈源・夕顔〉

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歴史民俗用語辞典
読み方:オビト(obito)古代の姓の一。

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くび【首】 世界宗教用語大事典
首(頭)は人体の中でもっとも重要な部分であり、霊魂もそこに宿ると信じられていた。世界各地の未開種族の中には首狩り族がいたが、目的は首級に宿る霊的力を自分らで利用しようということにあった。首狩りした首は装飾品にしたり儀式に使用したりした。一般では、英雄の首は埋められて民衆を守護するとされた。日本の戦国時代には、戦場で得た敵の首の実否を、大将みずから検査したが(首実検)、それには作法がきめられていた。ユダヤ王ヘロデの姪サロメは王の前で踊り、その報償として母の指図によりバプテスマのヨハネの首を求めた話は有名。日本には馬の首だけが飛びまわるという「首なし馬」の伝説がある。
Similar words:
雁首    頭部  天々  頭顱

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読み方:しゅ
(助数詞)
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*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=