
Japanese Dictionary
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しゅ【首】
[音]シュ(呉) [訓]くび こうべ かしら しるし はじめ おびと[学習漢字]2年〈シュ〉
1頭。「首級・首足/鳩首(きゅうしゅ)・頓首(とんしゅ)・馬首」
2頭と胴の間の部分。くび。「縊首(いしゅ)・絞首」
3いちばん始め。さき。第一位。「首位・首相・首席・首都/巻首・期首・船首」
4上に立つ人。かしら。「首脳/元首・党首・頭首」
5詩歌を数える語。「百人一首」
6罪を白状する。「自首」〈くび〉「首筋・首輪/足首・乳首(ちくび)・手首・生首・寝首」[名のり]おぶと・かみ・さき[難読]匕首(あいくち)・首途(かどで)・螻蛄首(けらくび)
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しゅ【首】
[名]主だった者。かしら。[接尾]助数詞。漢詩や和歌を数えるのに用いる。「律詩三首」「返し歌一首」
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お‐びと【▽首】
《「おおひと(大人)」の音変化という》
1長官。首領。「汝(な)は我が宮の―たれ」〈記・上〉
2古代の姓(かばね)の名の一。伴造(とものみやつこ)など地方の小豪族に与えられた。おうと。
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くび【首/×頸】
1脊椎動物の頭と胴をつないでいる部分。頸部(けいぶ)。
21の上の部分全体。あたま。かしら。こうべ。「―をかしげる」
31に似た形。また、それに該当する部分。「びんの―」
4衣服の1にあたる部分。襟。「セーターの―」
5(「馘」とも書く)職をやめさせること。解雇。馘首(かくしゅ)。「お前は―だ」
6顔。特に美しい顔。また、美人。「かかる所には看板の―といふものありて」〈洒・浪花色八卦〉[下接語]青首・足首・猪(い)首・後ろ首・打ち首・腕首・襟首・欠き首・合点首・兜(かぶと)首・鎌(かま)首・雁(がん)首・切り首・綺麗(きれい)首・螻蛄(けら)首・小首・晒(さら)し首・思案投げ首・縛り首・白首(しろくび・しらくび)・素(そ)首・素っ首・乳首・鶴(つる)首・手首・投げ首・生首・偽(にせ)首・抜け首・寝首・喉頸(のどくび)・平(ひら)首・穂首・丸首・轆轤(ろくろ)首
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くび【首】
首(頭)は人体の中でもっとも重要な部分であり、霊魂もそこに宿ると信じられていた。世界各地の未開種族の中には首狩り族がいたが、目的は首級に宿る霊的力を自分らで利用しようということにあった。首狩りした首は装飾品にしたり儀式に使用したりした。一般では、英雄の首は埋められて民衆を守護するとされた。日本の戦国時代には、戦場で得た敵の首の実否を、大将みずから検査したが(首実検)、それには作法がきめられていた。ユダヤ王ヘロデの姪サロメは王の前で踊り、その報償として母の指図によりバプテスマのヨハネの首を求めた話は有名。日本には馬の首だけが飛びまわるという「首なし馬」の伝説がある。
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つかさ【▽長/▽首】
1主要な人物。首長。おさ。「宮の―は、すなはち脚摩乳(あしなづち)、手摩乳なり」〈神代紀・上〉
2主要なもの。「古(いにしへ)よ今の現(をつつ)に万調(よろづつき)奉る―と作りたるその生業(なりはひ)を」〈万・四一二二〉
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しるし【▽首/首=級】
《「印」と同語源》討ち取った首。しゅきゅう。
歴史民俗用語辞典
Japanese-English Dictionary
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首
読み方:しゅ
(助数詞)
[対訳] counter for songs and poems
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*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=