
Japanese Dictionary
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けい‐つい【×頸椎】
読み方:けいつい
哺乳類の脊柱のうち、頸部の7個の椎骨。第一頸椎は環状、第二頸椎は歯状突起をもち、人があぐらをかいて座ったような形をしている。火葬場で骨揚(こつあ)げの際、俗にお舎利様とよぶのはこの第二頸椎。
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頚椎 骨の一般用語
読み方:けいつい、だいいちけいつい~だいななけいつい
別名:第一頚椎~第七頚椎
【英】:Vertebrae cervicales,CI-CVII,Cervical vertebrae
脊柱上部の7個の椎骨。ナマケモノ2種を除くすべての哺乳類の頚椎は7個で共通している。第1頚椎(環椎)と第2頚椎(軸椎)は特異的な形をしているが、他の5個の頚椎は共通の特徴をもつ。第3~第7頚椎は下位のものほど大きいが、椎体は小さくて丈が低く、上・下面は前後に圧平された楕円形をしている。椎弓はやや横に張り出し、椎孔の形は三角形に近く、その内径も大きい。頚椎の横突起は他の椎骨に比して著しく幅が広く、かつ短い。その前半は肋骨の遺残であり、後半は本来横突起であって、上面では両者の間に脊髄神経溝がみられる。横突起の前後両部の間を、横突孔というかなり大きな孔が貫通しており、椎骨動脈が通っている。頚椎の棘突起は台7頚椎を除いて、一般に短小であり、ほぼ水平であるが、下位のものほど斜め後下方に傾斜する。棘突起の尖端は、多くは二分しており、その間を項靱帯が上下に走る(第6頚椎では二分が不明瞭なことがあり、第7頚椎では二分していない)。第7頚椎の棘突起は長大で、尖端が結節状に肥厚しており、皮膚の上から容易に触知できるので隆椎とよばれる。頚椎の上および下関節突起は丈が低く、前者は後上方に、後者は前下方に向かっており、下位の頚椎ほど突起の傾斜が著しい。第7頚椎では横突起の前半部が遊離していることがあり、頚肋という。
Similar words:
頚骨
Japanese-English Dictionary
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頸椎
読み方:けいつい
頚椎 とも書く
(名詞)
[対訳] cervical vertebrae
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*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=