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Japanese Dictionary

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三省堂大辞林第三版
ち【霊▽】
霊的な力を持つものを表す語。複合して用いられる。「いかず-」「かぐつ-」「みず-」「おろ-」

りょう:りやう【霊】
たたりをする、生き霊や死霊。「うらなひよりけむ女の-こそ/源氏:柏木」

れい[1]【霊】
①人間や動物の体に宿って、心のはたらきをつかさどり、また肉体を離れても存在すると考えられる精神的実体。たましい。「-と肉との一致」
②死んだ人のたましい。みたま。「先祖の-をまつる」
③目に見えない不思議なはたらきをもつもの。神霊。

す‐だま【魑=魅/▽霊】
読み方:すだま
1山林・木石の精気から生じるという霊。人面鬼身で、よく人を迷わすという。ちみ。〈和名抄〉
2人の霊魂。たましい。〈和名抄〉

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ち‐み【×魑魅】
読み方:ちみ
《「魑」は化け物、「魅」は物の怪の類》山林の精気から生じるといわれる 化け物。すだま。

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デジタル大辞泉
りょう【▽令/霊】
読み方:りょう
〈令〉⇒れい〈霊〉⇒れい

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実用日本語表現辞典

「令」の意味は、主に「命じる」「言いつける」、および「めでたい」「麗しい」。音読みでは「レイ」「リョウ」と読み、訓読みでは「しむ」「せしむ」と読まれる。ただし、常用漢字としての読みは「レイ」のみ。他は表外音訓。
令の字を含む熟語の多くは「令」を「命じる」の意味で使っている。たとえば命令・禁令・号令・司令・指令・辞令、等々。熟語に「令」の字を加えて「物事を要求する」という意味にする場合も多い。たとえば「解放令」「生類憐れみの令」など。
古代日本における制度である「律令制(リツリョウセイ)」の「令」の字も、おおむね「命じる」に近い字義といえる。「律」は刑法をつかさどることであり、「令」は行政や経済に関する法を意味している。明治時代の頃は「県令」すなわち県知事を指す語に「令」の字が用いられた。
そして「令」には「めでたい」「立派な」という字義もある。元号「令和」の令の字はこちらの字義に則っている。「令和」は万葉集の句にちなんだ元号である。つまり、万葉の時代にすでに「令」は「めでたい」という字義が認められるということになる。
令の画数は5。5画の漢字である。部首は「????(ひとやね)」。
令の書き順は、(一)ひとやねの左側、(二)ひとやねの右側、(三)なかほどの点、(四)横から縦に折れる1画、(五)下に伸ばすか留めるように引く1画。
最後に引く中央最下部の一画は、書体によって字形が「ヽ」形になったり「|」形になったりする。どちらも正式な表記である。
「令」の字は象形文字であり、冠(????)を着けてひざまずき神意を聴こうとする神職を表しているとされる。目上の立場から言いつけを聞かされている(=命令)という字義が字形からも読み取れる。字形が今日の「令」の形になった時代は諸説あり定かでないが、律令制が敷かれていた7世紀日本の時点ではすでに今日の「令」の字形が完成している。
命令や法令の意味合いで「令」の字を用いる場合、「令」は語の末尾に加わることが多い。語の先頭に「令」の字を用いる場合は、命令や法令ではなく、「めでたい」「立派な」という意味を取る場合が多い。
めでたい・立派だ、という意味で「令」の字を用いた言葉の例としては、「令聞」「令月」「令望」「令室」「令嬢」などが挙げられる。「令室」や「令嬢」は特に形式的な文章でよく用いられる。
「令」の字を含む四字熟語としては、たとえば「命令一下」「令聞令望」などが挙げられる。
漢字の旁として「令」の字形を含む字は多々ある。その多くが「令」と同様「レイ」「リョウ」という読み方を受け継いでいる。たとえば「齢」「玲」「冷」「怜」「零」「領」などの字が、いずれも音読みでは「レイ」もしくは「リョウ」と読む。
2019年4月1日に、日本の元号が「平成」の後となる新元号が「令和」に決定し、翌5月1日に平成から令和へ改元された。2019年は「令和元年」となった。現代日本における改元は皇位継承(あらたな天皇の即位)に伴って行われる。
「令和」という元号の由来は、「万葉集」に収められている漢文の詩に求められる。万葉集・巻五、「梅花の宴」にある、「初春令月気淑風和梅披鏡前粉蘭薫珮後之香」というくだりが直接の典拠である。「初春令月~」の大意は、「初春のめでたい月に、空気は澄んでいて穏やかな風が吹き、鏡の前で化粧をしたような梅が白く咲いて、欄は匂い袋のように薫る」といったところである。ある歌人の家に人々が集まり、宴を催している姿が描写されている。なお、令和の由来となったこの「初春令月~」の歌の、作者は定かでない。
(2020年10月26日更新)

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りょう〔リヤウ〕【▽令】
読み方:りょう
古代、中国を中心とする 東アジア諸国の法典。律とともに 国家の基本法典で、のちの行政法・訴訟法・民法などにあたる すべての 規定を含む。日本では 飛鳥浄御原(きよみはら)令・大宝令・養老令などが順次に 制定された。実際に 全国的に 実施されたのは大宝令。→律令

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れい【令】
読み方:れい
[音]レイ(漢) リョウ(リャウ)(呉) [訓]しむ せしむ[学習漢字]4年〈レイ〉
1言いつける。命ずる。言いつけ。お達し。「令状/禁令・訓令・号令・司令・指令・辞令・勅令・伝令・発令・布令(ふれい)・命令」
2おきて。のり。「条令・法令」
3長官。「県令」
4よい。りっぱな。めでたい。「令月・令辰・令徳・令聞・令望・令名」
5相手の親族 に対する 敬称。「令兄・令嬢・令息・令夫人」〈リョウ〉
1言いつけ。「令旨(りょうじ)」
2おきて。「令外(りょうげ)/律令」[名のり]おさ・なり・のり・はる・よし[難読]御布令(おふれ)・令史(さかん)・仮令(たとい・たとえ)・縦令(たとい・たとえ)

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れい【令】
読み方:れい
1命令。布告。また、 法令。「―を下す」「解放―」
2古代中国の官制で、地方長官。特に、郡県制における県の長官。
3明治初期、府・県の長官。知事の旧称。
4鎌倉時代、政所(まんどころ)の次官。
5律令制で、京の四坊ごとに置かれた 責任者。坊令。
6⇒りょう(令)

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のり‐ごと【▽宣り言/▽告り言/▽詔/▽令】
読み方:のりごと
天皇のおおせ。みことのり。のりごち。「祠官(かむつかさ)に―して」〈熱田本垂仁紀〉

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ウィキペディア(Wikipedia)

律令(りつりょう)とは、東アジアでみられる法体系である。律は刑法、令はそれ以外(主に行政法。その他訴訟法や民事法も。)に相当する。律令国家の基本となる法典。成文法。

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【霊】[漢字]
【霊(靈)】[音]:レイ・リョウ
①たましい。特に、死者のたましい。「《レイ》霊界・霊柩(れいきゆう)・霊魂・霊前・霊媒・霊廟(れいびよう)・英霊・亡霊・幽霊・心霊現象」「《リョウ》怨霊(おんりよう)・死霊(しりよう)((しれい))」
②万物にやどる精気。神。神のみたま。「神霊・山霊」
③不思議な。神秘的な。神聖な。「霊異・霊域・霊感・霊気・霊験(れいげん)・霊山・霊場・霊水・霊瑞(れいずい)・霊泉・霊地・霊峰・霊妙」
Similar words:
霊魂    精霊  心霊  

Japanese-English Dictionary

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れい【霊】
1〔魂〕the soul;〔精神〕the spirit
霊的 spiritual

・霊の不滅
 the immortality of the soul
・霊肉一致
 the union of the spirit and the flesh
・霊的交感
 spiritual communion
2〔死者の霊魂〕the spirit;〔亡霊〕a ghost

・死者の霊を慰める
 appease the spirit of 「a dead person [the dead](▼the deadは複数の場合)
3〔万物の精気〕

・宇宙の霊
 the spirit of the universe

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読み方:りょう、ろう
(名詞)(古語)
[対訳] vengeful spirit; revengeful ghost

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読み方:れい
(名詞)
[対訳] soul; spirit; departed soul; ghost

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魑魅
読み方:ちみ、すだま
霊 とも書く
(名詞)
[対訳] mountain demon

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読み方:りょう
(名詞)(古語)
[対訳] administrative and civil code

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