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Japanese Dictionary

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三省堂大辞林第三版
はざま[0]【狭▽間・迫▽間・間▽】
〔古くは「はさま」〕
①物と物との間の狭くなったところ。あいだ。「雲の-」「生と死の-」
②(「硲」とも書く)谷あい。谷間。
③城壁にあけた、弓・鉄砲などを射つための穴。銃眼。
④事と事の間。間の時間。「其の暇の-には天台の止観をぞ学しける/今昔:13」

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デジタル大辞泉
あい〔あひ〕【合(い)】
読み方:あい
1(「間」とも書く)「合い着」「合い服」の略。「—の服」
2名詞の下に付いて接尾語的に用いる。
㋐互いにある動作をすることを表す。「話し—」「触れ—」
㋑様子・調子などの意を表す。「色—」「風(ふう)—」

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けん【▽巻/▽乾/間/▽監/▽簡】
読み方:けん
〈巻〉⇒かん
〈乾〉⇒かん
〈間〉⇒かん
〈監〉⇒かん
〈簡〉⇒かん

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はざ‐ま【▽狭間/▽迫間/▽間】
読み方:はざま
《古くは「はさま」》
1物と物との間の狭い所。すきま。「雲の—から光が射す」
2谷。谷間。「山の—に開けた温泉町」
3ある事柄と次の事柄との間の時間。「生死の—」
4城壁に設けた、矢や鉄砲を発射するための小穴。矢狭間(やざま)。鉄砲狭間。

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あい〔あひ〕【▽間】
読み方:あい
1物と物とのあいだ。
「—の小門(くぐり)を開けて」〈木下尚江・良人の自白〉
2ひと続きの時間。あいま。
「喜ぶ—は少なくて」〈露伴・日ぐらし物語〉
3「間駒(あいごま)」の略。
4「間狂言(あいきょうげん)」の略。
5人と人との仲。
「二人ノ—ガ悪ウゴザル」〈日葡〉
6酒席で、二人が酒を飲んでいる中に第三者が入って、一方に代わって杯を受けて飲むこと。
「杯の回りも覚え、—するといふ事も知るぞ」〈浮・一代男・四〉
7「間(あい)の宿(しゅく)」の略。
8間食(かんしょく)をいう女房詞。

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あいだ〔あひだ〕【間】
読み方:あいだ
1二つのものに挟まれた部分や範囲。あいま。「雲の—から日がさす」「東京と横浜の—を走る電車」
2ものとものとを隔てる空間、または時間。間隔。あいま。「—をあけて植える」「雷鳴が—をおいて 聞こえる」
3ある範囲の一続きの時間。「眠っている—に雨はやんでいた」
4物事・現象などの相対するものの関係。「夢と現実の—に大きな へだたりがある」
5人と人との相互の関係。間柄。仲。「夫婦の—がうまくいかない」「労資の—をとりもつ」
6ある限られた 集合や範囲。…の中。「社員の—にうわさが広まる」
7ある範囲内における双方からみた中間。「—をとって三万円にしよう」
8(接続助詞のように用いて)原因・理由を表す。現代では文語文 の手紙などに用いる。ゆえに。から。ので。「平穏に 暮らし 居り候—御休心 くだされたく」

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あわい〔あはひ〕【▽間】
読み方:あわい
1物と物とのあいだ。
「色白の細面、眉(まゆ)の—やや蹙(せま)りて」〈蘆花・不如帰〉
2事と 事との時間的なあいだ。
「朝の供事(くじ)と夕供事との—に」〈言国卿記・文明 十三年〉
3人と人とのあいだがら。相互の関係。
「あらまほしき御—どもになむ」〈源・桐壺〉
4色の配合、取り合わせ。
「濃き衣に紅梅の織物など、—をかしく」〈源・浮舟〉
5折。機会。
「—あしければ、引くは常の習ひなり」〈平家・一一〉

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かん【間】
読み方:かん
[音]カン(漢) ケン(呉) [訓]あいだ ま あい
[学習漢字]2年
《一》〈カン〉
1二つの物のあいだ。ある範囲の中。「行間・区間・空間・巷間(こうかん)・山間・中間・民間・林間」
2二つの時点のあいだ。「期間・週間・瞬間・年間・夜間」
3二つのあいだを隔てる。隔たり。すきま。「間隔・間隙(かんげき)・間接・間断・間一髪/反間・離間」
4ひそかにすきをうかがう。スパイ。「間者・間諜(かんちょう)」
5疑いや非難をさしはさむ。「間然」
《二》〈ケン〉

《一》の1に同じ。「世間・人間(にんげん)・眉間(みけん)」
2長さの単位。約1.8 メートル。「間竿(けんざお)/九尺二間」
《三》〈ま〉「間際・間近/合間・居間・雲間・谷間・手間・仲間・波間・昼間」
《四》〈あい〉「間狂言/雨間・谷間・幕間・山間」
[補説]「間着(あいぎ)・間服(あいふく)・間(あい)の手」などの「間」は「合(あい)」を代用することもある。
[名のり]ちか・はし
[難読]狭間(はざま)

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かん【間】
読み方:かん
《一》[名]
1物と物、場所と場所とを隔てる空間的な 広がり。また、その距離。「天地の—」「その—約八キロ」「目睫(もくしょう)の—に迫る」
2ある時点とある時点とのあいだ。あるひと続きの時間。「その—の事情はわからない」「ボールが外野を転々とする—に」
3すきま。間隙(かんげき)。「多忙の—を縫って 出席する」「—に乗じる」
4心の隔たり。「—を生じる」
《二》[接尾]名詞に付いて、ある物事・時間・場所と他の物事・時間・場所とのあいだ、人と人との関係などの意を表す。「五日—」「東京、大阪—」「学校—の連絡」「夫婦—のもめごと」

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けん【間】
読み方:けん
《一》[名]長さの単位。1間はふつう6尺(約1.82メートル)の長さ。田や土地を測る 場合は6尺5寸(約1.97メートル)、室内の畳の寸法では6尺3寸(約1.91メートル)をそれぞれ 1間とすることもある。
《二》[接尾]助数詞。
1碁盤・将棋盤などの目数を数えるのに用いる。「三—とび」「二—びらき」
2建物の正面の柱と柱との間、また、ひろく四方を柱で囲まれた空間を数えるのに用いる。「三十三—堂」
「百八十—の廻廊をぞ造られける」〈平家・三〉

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ま【間】
読み方:ま
《一》[名]
1物が並んでいるときの空間。あいだ。あい。すきま。「車と車との—を置く」
2家のひと区切りをなしている部屋。「次の—に控える」
3畳の大きさを表す名称。「京—」「江戸—」
4連続している事と事のあいだの時間。ひま。いとま。「食事をする—もない」
5話の中に 適当にとる無言の時間。「話は—が大切だ」
6邦楽・舞踊・演劇などで、拍と拍、動作と動作、せりふとせりふなどのあいだの時間的 間隔。転じて、リズムやテンポの意に用いる。「—をとる」「—を外す」
7ちょうどよい折。しおどき。ころあい。機会。「—を見計らう」
8その場のようす。その場のぐあい。
9家などの柱と柱との間。けん。
「我は南の隅の—より格子 叩き ののしりて入りぬ」〈源・空 蝉〉
《二》[接尾]助数詞。
1部屋の数を数えるのに用いる。「六畳と四畳半の二(ふた)—」
2柱と柱のあいだを単位として数えるのに用いる。
「勢多の橋をひと—ばかりこぼちて」〈更級〉
3建物や部屋の広さをいうのに用いる。
《二》2をもとにして、縦一間(ひとま)・横一間の広さを一間(ひとま)とする。
「六—の客殿へ跳り 出で」〈太平記・一〉
4障子の桟(さん)で囲まれた一区切りなど、一定の 区切られた空間を数えるのに用いる。
「明かり障子の破ればかりを…なほ一—づつ張られけるを」〈徒然・一八四〉
[下接語]間(あい)の間・合 間・空き間・雨(あま)間・生け間・伊勢(いせ)間・板の間・田舎間・居間・岩間・畝(うね)間・江戸間・応接間・大間・奥の間・落ち間・鏡の間・額の間・陰間・風(かざ)間・貸し間・株間・上(かみ)の間・客間・京間・切れ間・雲間・下段の間・格(ごう)間・木(こ)の間・小間・作間・狭(さ)間・鞘(さや)の間・三の間・潮間・借間・上段の間・透き間・絶え間・谷間・近間・茶の間・中京間・中(ちゅう)間・ちょんの間・束(つか)の間・次の間・露の間・手間・殿上の間・胴の間・時の間・床の間・土間・中の間・仲間・波間・日本間・寝間・狭(はざ)間・階隠(はしがく)しの間・梁(はり)間・晴れ間・半間・庇(ひさし)の間・一(ひと)間・昼間・広間・深間・仏間・不(ぶ)間・別間・本間・瞬く間・間間・雪間・洋間・欄間

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まん【▽間】
読み方:まん
《「ま(間)」の音変化》めぐりあわせ。運。
「—よくば勝軍の場」〈浮・新色五巻書・一〉

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歴史民俗用語辞典
読み方:マ(ma), ケン(ken)
長さの単位、面積の単位。

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けん【間】 世界宗教用語大事典
日本建築で、柱と柱の間をいう。長さの単位(六尺)とは別。ま。

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音楽用語辞典
間(かん)
五線譜の線で引かれた線と線の間のこと。下から第一間、第二間と上に数え,全部で四間ある。又、第一線より下は下(しも)一間、五線より上は上一間。

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三省堂大辞林第三版
さま[2]【狭▽間】
①城壁や櫓(やぐら)などに設け、外をうかがい矢弾を放つための小窓。矩形(くけい)・三角形・円形などのものがあり、用途により矢狭間・鉄砲狭間などの別がある。
②細いすき間。「格子の-/浄瑠璃・天の網島:上」
③窓。「明かり取りの-より隣を見れば/浮世草子・一代男:4」
はざま[0]【狭▽間・迫▽間・間▽】
〔古くは「はさま」〕
①物と物との間の狭くなったところ。あいだ。「雲の-」「生と死の-」
②(「硲」とも書く)谷あい。谷間。
③城壁にあけた、弓・鉄砲などを射つための穴。銃眼。
④事と事の間。間の時間。「其の暇の-には天台の止観をぞ学しける/今昔:13」

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デジタル大辞泉
さ‐ま【▽狭間】
読み方:さま
1城壁・櫓(やぐら)・軍船のへさきなどに設け、内から外をうかがったり矢・鉄砲などを用いたりするための小窓。石狭間・矢狭間・鉄砲狭間・大砲狭間・隠し狭間などがある。
2すきま。せまいあいだ。
「どこやら—があき樽の、底の心は澄まざりけり」〈浄・淀鯉〉
3窓。
「明かり取りの—より隣を見れば」〈浮・一代男・四〉

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はざ‐ま【▽狭間/▽迫間/▽間】
読み方:はざま
《古くは「はさま」》
1物と物との間の狭い所。すきま。「雲の—から光が射す」
2谷。谷間。「山の—に開けた 温泉町」
3ある事柄と次の 事柄との間の時間。「生死の—」
4城壁に設けた、矢や鉄砲を発射するための小穴。矢狭間(やざま)。鉄砲狭間。
Similar words:
透き間  間隙  隙間  釁隙  すき間

Japanese-English Dictionary

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あいだ【間】
1〔二つの物・場所にはさまれた部分〕between

・間にテニスコートのある二つの建物
 two buildings with a tennis court 「in between [between them]
・彼は木と木の間から首を出した
 He stuck his head out from between the trees.
・行と行の間をつめなさい[少しあけなさい]
 Leave less [a little] space between the lines.
・東京と名古屋の間をバスが通っている
 There is bus service between Tokyo and Nagoya.
・道を間にはさんで商売がたきの銀行が向き合っている
 The rival banks 「face each other across the street [stand across the street from each other].
・木の葉の間から陽がもれていた
 The sun shone through the leaves.
・2メートルの間をおいて柱が立っている
 There are pillars at 「intervals of two meters [two-meter intervals].
・彼女は間をつめてノートに書く癖がある
 She has a way of squeezing her writing together in her notebook.
・ここから5キロの間は道が悪い
 The road is bad for the next five kilometers.
・美術館に行くまでの間ずっと桜並木だった
 The road was lined with cherry trees all the way to the museum.
2〔ある時からある時までの時間〕〔…の間ずっと〕for;〔…の期間中に〕during

・9時間の間
 for nine hours
・しばらくの間
 for a while/for some time
・彼は規則的な[3秒の]間をおいて太鼓を打った
 He beat the drum 「at regular intervals [at three-second intervals].
・10月10日から11月5日までの間
 from October 10 to [《米》 through] November 5
・5日の間(以内)に
 within five days
・夜の間ずっと強風が吹いていた
 A strong wind was blowing 「all through [throughout] the night.
・彼女はその間泣き続けた
 She went on crying all the time [while].
・そうしている間に事態は悪化した
 Meanwhile [In the meantime] the situation grew worse.
・留守の間に部屋に泥棒が入った
 A burglar broke into my room 「during my absence [while I was out].
・若い間に好きなことをしなさい
 Do what you like while you are young.
・僕が生きている間は君の世話をするよ
 I will look after you as long as I live.
3〔中間〕

・彼の事務所は駅と郵便局の間にある
 His office is (situated) midway between the station and the post office.
・食事と食事の間には何も食べない
 I don't eat anything between meals.
・私は青と藍の間の色が好きだ
 I like the colors [tints/shades] between blue and indigo.
・この案はA案とB案の間をとったものである
 This plan is a compromise between plans A and B.
4〔関係,間柄〕

・私たちの間を裂こうとしてもだめだ
 It is no use trying to separate [drive a wedge between] us.
・その論争は君たち二人の間で決着をつけなさい
 Settle the argument between yourselves.(▼通例二者間はbetween,三者以上はamongを用いるが,次例のように三者以上が個別的に関係しているときはbetweenがしばしば用いられる)
・3社の間に[A,B,Cの間に]協定が結ばれた
 An agreement was concluded 「between the three companies [between A, B, and C].
・4枚の絵の間には類似点が幾つか認められた
 We found some similarities among the four pictures.
・彼らの間はうまくいっている
 They 「get along [《口》 hit it off] well with each other.
・彼との間には連帯責任がある
 I share liability with him.
・彼はギリシア人とフランス人の間に生まれた
 He was born of Greek and French parents.
5〔あるグループの人たちの範囲〕

・その男たちの間に女が2人混じっていた
 There were two women among the men.
・その歌手は十代の若者の間で人気がある
 The singer is popular among teenagers.
・議長は正会員の間から選ばれた
 The chairman was elected from among the regular members.
かん【間】
1〔物と物・人と人との間〕 ⇒あいだ(間)

・このバスは東京・名古屋間を走る
 This bus runs between Tokyo and Nagoya.
・学生間の対立
 conflict among the students
2〔時間の隔たり〕

・その間
 during that time
・30分間
 for half an hour
・過去10年間に
 in [during] the last ten years
・3日間で
 in three days
・この雑誌は1年間に4回発行される
 This magazine is published 「four times a year [quarterly].
間髪を入れずin no time; (as) quick as a flash [wink]

・間髪を入れずに答えた
 He answered without a moment's hesitation.
・演説者が話し終わると間髪を入れず一人の男が演壇に駆け上がった
 No sooner had the speaker finished his speech than a man ran up onto the platform.

・間に乗じて逃げる
 seize 「the moment [that opportunity] to run away
けん【間】
a ken ((単複同形)) (▼1間は1.818m)
間数 the length [breadth] in ken
ま【間】
1〔時間〕

・休む間もない
 I have no time to rest.
・そうこうしている間に
 in the meantime
・1万円なんかあっという間に使ってしまう
 One spends ten thousand yen in no time./Ten thousand yen disappears in no time.
・間をおいて答えた
 He answered after a short pause.
・彼らは結婚して間がない
 They have not been married long./They have only just been married.
2〔空間〕

・間をあけて机を置く
 leave space between the desks
・10メートルの間をおいて木が立っている
 The trees stand 「at intervals of ten meters [ten meters apart].
3〔部屋〕a room

・6畳の間
 a six-mat room
・7間の家
 a seven-room house
4〔ころあい〕

・間を見計らってその問題を切り出そうとしていた
 He was watching for 「a chance [《文》 an opportune moment] to broach the subject.
5〔邦楽で,音と音の間の休止時間〕

・間が合っている[いない]
 be in [out of] time
6〔せりふや動作の中断の時間〕a pause; an interval

・間
 〔脚本のト書きで〕Pause.
・間をとる
 pause
・間のとり方がまずくて彼は芝居を台無しにした
 He spoiled the play by failing to time the pauses between his lines properly.
・この種の音楽は間を大切にする
 In this type of music, (silent) intervals between notes are significant.

・何て間がいいんだろ
 〔運がいい〕How lucky!/〔タイミングがいい〕How timely!/What good timing!

・間が抜けた顔
 a stupid face [look]
・彼がすることはすべて間が抜けている
 Everything he does is stupid.
間が持てない⇒間を持たす
間が悪い〔きまりが悪い〕feel awkward;〔運が悪い〕be out of luck;〔折りが悪い〕be untimely

・間が悪く
 unfortunately/unluckily

・彼が無口なので間を持たすのに苦労した
 He was so reticent that I had a hard time trying to keep the conversation going.
・講演者の来るのが遅れたので司会者は何とかして間を持たせようとした
 The speaker had been delayed, so the emcee tried this and that to fill in the time.

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はざま【▲狭間】
1〔すき間〕

・この国は二大強国の狭間にある
 This country is located between two great powers.
2〔谷あい〕a gorge; a ravine
3〔銃撃用の城壁の穴〕a loophole

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狭間
読み方:はざま、はさま
迫間、間 とも書く
(1)
(noun)
[対訳] interval; space; interstice; threshold
(2)
(noun)
(also 硲) [対訳] valley; gorge; ravine
(3)
(noun)
[対訳] loophole (in a wall); crenel; eyelet

Hán Tôm Mark Dictionary

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Mark Name Dictionary

*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=