
Japanese Dictionary
-Hide content三省堂大辞林第三版
かい:かひ[1]【貝】
①かたい貝殻(かいがら)をもった軟体動物の総称。二枚貝・巻貝(まきがい)・角貝(つのがい)などを含む。多くは水中にすむ。
②貝殻。「-細工」
③ほらがい。「-をにはかに吹き出でたるこそ/枕草子:120」
④「貝合わせ」の略。「-の御勝負/御湯殿上:文明一九」
[句項目]貝になる・貝を作る
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デジタル大辞泉
かい〔かひ〕【貝】
読み方:かい
1貝殻をもつ軟体動物。ハマグリなどの二枚貝、サザエなどの巻き貝、ツノガイなどの掘足類を主にいう。
2貝殻。「—細工」
3貝殻で作ったもの。貝香(かいこう)の粉末、螺鈿(らでん)など。
4ほらがい。時刻を知らせたり、武士の出撃の合図などに用いられた。
5「貝合わせ」の略。
貝を模した紋所
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ばい【▽貝】
読み方:ばい
[音]バイ(慣) [訓]かい
[学習漢字]1年
《一》〈バイ〉
1かい。「貝貨」
2巻き貝の一種。バイ。「貝独楽(ばいごま・べいごま)」
3貝多羅葉(ばいたらよう)のこと。「貝葉」
《二》〈かい(がい)〉「貝殻/赤貝」
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ばい【▽貝/×蛽/海=蠃】
読み方:ばい
1エゾバイ科の巻き貝。浅海の砂泥底にすむ。貝殻は紡錘形で、殻高6センチくらい。殻表は火炎状および点状の褐色 斑紋があり、厚い黄褐色の殻皮をかぶる。北海道 南部から南に分布。肉は食用、殻はばいごま・貝細工の材料。つぶ。つぼ。
2「貝独楽(ばいごま)」の略。べえ。「—を打つ」「—を回す」
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かい【貝】 世界宗教用語大事典
古代には美しい貝を装飾や貨幣・賞品などに用いたため、宝のイメージが生まれ、西洋神の持ち物になる例がある。法螺貝の吹き鳴らしは、ヒンドゥー教が儀礼用に用い、仏教では仏の説法にたとえ、千手観音の持ち物でもある。日本の修験者には必携法具(悪獣を追うため)。貝の形が女陰に似ているので、妊娠・安産の御守りとするところもある。大ヤコブは帆立の貝殻を食器に持って巡礼したといい、これが聖地巡礼の表標になっており、十字軍も記章に採用。→ヤコブ
Similar words:
甲殻類
Japanese-English Dictionary
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かい【貝】
a shellfish ((複 ~, ~es));〔貝殻〕a shell
貝細工 shellwork
貝ボタンa shell button
貝類 shellfish
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貝
読み方:かい
(1)
(名詞)
[対訳] shellfish
(2)
(名詞)
[対訳] seashell; shell
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*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=