
Japanese Dictionary
-Hide content三省堂大辞林第三版
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うで[2]【腕】
①肩から手首までの部分。古くは、ひじから手首までの部分。「-を組む」
②物の横に突き出た部分。横木。「-木」「椅子の-に手を置く」
③能力・技術。腕前。てなみ。「-が上がる」「-を磨く」「-のある職人」「-を鳴らす」
④腕力。力。「-ずく」
[句項目]腕一本脛一本・腕が立つ・腕が鳴る・腕に覚えがある・腕に縒をかける・腕を上げる・腕を拱く・腕をさする・腕を引く・腕を撫す・腕を振るう
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かいな:かひな【腕▽・肱▼】
一[1][0](名)
肩からひじまで。二の腕。あるいは、肩から手首までの間。うで。
二(接尾)
助数詞。
①舞の手を数えるのに用いる。「二-三-舞ひ翔つて/盛衰記:3」
②円柱状の物の太さを両手にかかえて計るのに用いる。
[句項目]腕を返す
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ただむき【腕▽】
肘(ひじ)から手首までの間。うで。「栲綱(たくづの)の白き-/古事記:上」→かいな(腕)
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たぶさ【腕▽・手房】
手。手首。また、腕。「篠(ささ)の葉を-に取りて遊びけらしも/神楽歌」
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【腕】[音]:ワン
①うで。「腕骨・腕章・腕力・鉄腕・切歯扼腕(せつしやくわん)」
②うでまえ。てなみ。「手腕・敏腕・辣腕(らつわん)」
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デジタル大辞泉
うで【腕】
読み方:うで
1人や猿の、肩から手首までの部分。また、手の部分も含めていう。「—が長い」「—を組む」
2物事をする能力。技量。うでまえ。「—の見せ所」
3腕の力。腕力。転じて、武力にもいう。「—にものを言わせる」
4道具などで、横に突き出た部分。腕木(うでぎ)。「クレーンの—」
5動物の前足や、タコ・ヒトデなどの物をつかむ働きをする器官。
[補説]古くは肩からひじまでを「かいな」、ひじから手首までを「うで」と区別した。「かいな」は相撲用語として現代でも用いる。肩からひじまでは「二の腕」ともいう。
[下接語]片腕・利き腕・五十腕・四十腕・凄(すご)腕・二の腕・細腕・右腕・痩(や)せ腕・両腕
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かいな〔かひな〕【▽腕/×肱】
読み方:かいな
《一》[名]「うで」の古い言い方。肩からひじまでの部分。二の腕。また、肩から手首までの部分もいう。うで。
《二》[接尾]助数詞。手を動かして舞うところから、舞の手を数えるのに用いる。
「二—三—舞ひかけって」〈盛衰記・三〉
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ただむき【▽腕/×臂】
読み方:ただむき
うで。肩からひじまでを「かいな」というのに対して、ひじから手首までの部分。
「白—枕(ま)かずけばこそ」〈記・下・歌謡〉
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た‐ぶさ【▽腕/手房】
読み方:たぶさ
て。てくび。また、うで。
「折りつれば—にけがる立てながら三世の仏に花奉る」〈後撰・春下〉
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わん【腕】
読み方:わん
[常用漢字] [音]ワン(呉)(漢) [訓]うで かいな
《一》〈ワン〉
1うで。「腕章・腕力/右腕・前腕・鉄腕・扼腕(やくわん)」
2うでまえ。「才腕・手腕・敏腕・辣腕(らつわん)」
《二》〈うで〉「腕前・腕輪/片腕・細腕・右腕」
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うで【腕】 世界宗教用語大事典
古代エジプトでは腕は力や活動の象徴だった。ツタンカーメン王の玉座の背に太陽神アテンからの光線が腕として描かれている。仏像の千手観音はあらゆることを救うとして千本の腕を持つ(実際の造形では多数でそれを表現)。イギリスの古代英雄ベーオウルフは、怪物の腕を切り落としたというが、日本にも渡辺綱(平安中期の武人)が鬼の腕を切り落とした話がある。
Similar words:
巧手 スキル 技 手並み 手の内
Japanese-English Dictionary
-Hide content
うで【腕】
I〔体の〕an arm
・腕を上げる[曲げる]
raise [bend] one's arm
・腕を組んで座る
sit with one's arms folded (across one's chest [in front of one])
・友人と腕を組んで歩いた
I walked arm in arm with a friend.
・彼は私の腕をとらえた
He caught [seized/grabbed] me by the arm.
・腕をまくる
roll up one's (shirt-)sleeves ⇒うでまくり(腕捲り)
・赤ん坊を腕に抱き上げる[抱く]
「take up [hold] a baby in one's arms
・彼女は腕に買い物袋を提げている
She has a shopping bag on her arm.
II〔腕前〕
・彼はなかなか腕のある大工[政治家]だ
He is 「quite a skillful carpenter [a very able politician].
・料理の腕が上がった[下がった]
My cooking has gotten better [worse]./My skill in cooking has improved [deteriorated].
・彼らは互いに腕を競った
They pitted their skills against each other.
・あの人は大した腕だ
He's really good at it.
・彼の腕に狂いはない
He never makes a mistake.
・それは彼の腕次第だ
It depends on his ability.
腕が後ろに回る⇒つかまる(捕まる),たいほ(逮捕)
・彼女はなかなか腕が立つ弁護士だ
She is a very able lawyer.
・プレーの順番,早く僕に回ってこないかなあ.腕が鳴るよ
I hope I can play soon. I'm itching (for a chance) to show what I can do.
・ゴルフなら腕に覚えがあるさ
I'm a pretty good golf player.
・彼は腕によりをかけてそれを作った
He put all the skill he had into making it.
・ここが腕の見せどころだよ
This is your chance to show 「what you can do [《口》 your stuff].
・彼はただ腕をこまねいていた
He just looked on with his arms folded.
・彼は腕をさすって自分の出番を待ち構えていた
Just itching to show what he could do, he waited impatiently for his turn.
・会社の経営に腕を振るう
show one's ability [talent] in managing a company
・料理に腕を振るう
show [demonstrate] one's cooking skills
・ドイツでバイオリン製作の腕を磨いた
He polished his skill as a violinmaker in Germany.
うで【腕】
arm《身体の一部としての》
skill《技能》
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腕
読み方:うで
(1)
(名詞)
[対訳] arm
(2)
(名詞)
[対訳] skill; efforts; ability
Hán Tôm Mark Dictionary
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*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=