Smart Look Up Version 13
logo

     
Convert word form (uncheck → recheck to set current as original form) or

    

Japanese Dictionary

-Hide content
三省堂大辞林第三版
はんちゅう:-ちう[0]【範疇▼】
〔「書経:洪範」の「洪範九疇」の語による井上哲次郎の訳語。「哲学字彙」(1881年)に英語categoryの訳語として載る〕
①同じ性質のものが属する部類。部門。領域。カテゴリー。「同一の-に属する要素」「美的-」
②〘哲〙〔ドイツKategorie〕実在や思惟の根本形式。概念のうちで最も一般的・基本的な概念。
㋐アリストテレスで、事物を述語へと一般化する究極のもの。最高類概念。実体・量・質・関係・場所・時間・位置・状態・能動・所動の一〇項目。
㋑カントで、経験的認識を得るための悟性の働きの形式。量(単一性・数多性・全体性)、質(実在性・否定性・制限性)、関係(実体・原因性・相互性)、様相(可能性・現存性・必然性)の四項一二目。悟性概念。

#

デジタル大辞泉
はん‐ちゅう〔‐チウ〕【範×疇】
読み方:はんちゅう
1《「書経」洪範の「天乃ち禹に洪範九疇を錫(たま)う」から》同じような性質のものが含まれる範囲。カテゴリー。「コメディーの—に属する映画」「趣味の—を出ていない」
2哲学で、あらゆる事象をそれ以上に分類できないところで包括する一般的な基本概念。㋐アリストテレスで、あらゆる存在者がその下に包摂される最高類概念。実体・量・質・関係・場所・時間・位置・状態・能動・受動の10項目。㋑カントで、純粋理性概念(理念)から区別された純粋悟性概念。思惟能力としての悟性の先天的形式で、これによって悟性は対象を認識へと構成する。量(単一性、数多性、総体性)、質(実在性、否定性、制限性)、関係(付属性‐自存性、原因性‐依存性、相互性)、様相(可能性‐不可能性、現存在‐非存在、必然性‐偶然性)の4項12目。

#

実用日本語表現辞典
範疇
範疇(はんちゅう)とは、ある特定の領域や範囲を示す言葉である。一般的には、ある事象や概念が属する領域、またはその事象や概念が及ぼす影響の範囲を指す。例えば、学問の分野では、特定の学問が扱うテーマや問題領域を指すために「範疇」という言葉が用いられる。また、日常生活においては、話題や行動の範囲を示す際にも「範疇」という言葉が使われる。このように、範疇は多様な文脈で使用され、その意味は文脈によって微妙に変化する。
(2023年9月16日更新)
Similar words:
種別  クラス  種目  分類  階級

Japanese-English Dictionary

-Hide content

はんちゅう【範×疇】

a category

・どの範疇にも属さない音楽
 music that does not fall into any established category
・それは異常心理学の範疇に入る
 It falls under the heading [《文》 rubric] of abnormal psychology.
・彼女は天才の範疇に属するような女ではなかった
 She was far from being a genius.

###

範疇
読み方:はんちゅう
範ちゅう とも書く
(名詞)
[対訳] category

Hán Tôm Mark Dictionary

+Show content

Mark Name Dictionary

*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=