Smart Look Up Version 13
logo

     
Convert word form (uncheck → recheck to set current as original form) or

    

Japanese Dictionary

-Hide content
三省堂大辞林第三版
うつ【空▽・虚▽】
名詞の上に付いて、複合語をつくり、空虚なこと、からっぽである意を表す。「-木」「-蟬」

うつお:うつほ【空▽】
〔「うつぼ」とも〕
①中がからであること。からっぽのもの。「此の唐櫃をこそ心にくく思ひつれども、これも-にて物なかりけり/今昔:29」
②岩・幹などの内部がからになっている所。空洞。「め熊・を熊、子生みつれて、住む-なりけり/宇津保:俊蔭」
③上衣だけで、下に重ねて着る衣服のないこと。「山吹の袿の、袖口のいたう煤けたるを、-にてかづけ給へり/源氏:玉鬘」
④〔「うつおぐさ」の略。女房詞〕ネギ。

うつほ【空▽】
⇒うつお(空)


#

三省堂大辞林第三版
うつぼ【空▽】
⇒うつお(空)

から[2]【空・虚▽】
〔「から(殻)」と同源〕
一(名)
中に物が入っていないこと。うつろ。からっぽ。「-の財布」「家を-にして出かける」
二(接頭)
名詞に付く。
①何も持っていない、何も伴っていない意を表す。「-手」「-身」
②形だけで実質が伴わない、見せかけだけで真実ではない意を表す。「-元気」「-いばり」「-手形」
③その動作が本来の目的を果たしていない意を表す。「-回り」「-振り」

くう[0][1]【空】
一(名)
①空中。空間。そら。「-を飛ぶ」「-をにらむ」
②そこに、ものがないこと。空虚。から。「-をつかむ」「-を打つ」
③〘仏〙〔梵śūnya〕万物はすべて因縁(いんねん)によって起こる仮の相で、実体がないということ。大乗仏教では、自我も存在も空であるとして、人法二空を説く。→有(う)
④「空軍」の略。「陸・海・-の三軍」
二(名・形動)[文]:ナリ
かいのないこと。むなしいこと。また、そのさま。むだ。「努力が-に帰する」「半日をとう〱-に潰して仕舞つた/門:漱石」

そら[1]【空】
一(名)
①地上をとりまく、広がりある空間。
㋐地上はるか上方の弧状の広がり。天。「-に輝く星」「青い-と白い雲」
㋑空中。宙。「-高く舞い上がる」「-飛ぶ鳥」
②天候。空模様。「変わりやすい秋の-」
③根拠地・立脚点を離れた不安定な状態をいう。
㋐場所。境遇。「遠い異国の-」「旅の-」
㋑心境。気持ち。「生きた-がない」
④(「そらで」の形で)記憶していて、書いたものを見ないこと。「-でいう」「-で覚えている」
⑤うそ。いつわり。→空を使う
⑥物の上部。てっぺん。「あの高い木の-から飛んだれば/狂言・柿山伏:鷺流」
二(形動ナリ)
①心がぼんやりして、しっかりした意識がもてないさま。魂が抜けたようなさま。「此頃は心も-に泣暮し/金色夜叉:紅葉」「たもとほり行箕(ゆきみ)の里に妹を置きて心-なり土は踏めども/万葉集:2541」
②明確な理由・根拠のないこと。多く、助詞「に」を伴って副詞的に用いる。
㋐はっきりした原因のないこと。偶然。「二人の人、同じ夜-に相ひ会へり/今昔:9」
㋑はっきりした動機・目的のないこと。あてどないこと。「-に出でていづくともなく尋ぬれば雲とは花の見ゆるなりけり/山家:春」
㋒はっきりした根拠のないこと。それとなく感知すること。「富士の山を見れば、都にて-に聞きししるしに、半天にかかりて群山に越えたり/海道記」
三(接頭)
名詞・動詞・形容詞などに付いて、根拠がない、実体のないことであるなどの意を表す。
①外見上だけの。見せかけだけの。「-うそぶく」「-とぼける」「-寝」「-涙」「-泣き」「他人の-似」
②実体がない。事実でない。「-耳」「絵-事」
③当てにならない。信頼できない。「-頼み」「-覚え」
④はっきりした理由がない。わけがわからない。「-恐ろしい」「-恥ずかしい」「-解け」〔古く、「そら」は天と地との間の虚空をさし、神々の住む天上界を「あめ(天)」といった〕
[句項目]空がない空聞かず空知らず空知らぬ雨空飛ぶ鳥も落とす空に標結う空に知られぬ雪空に三つ廊下空吹く風と聞き流す空を歩む空を使う

むな【空▽・虚▽】
名詞の上に付いて、「むなしい」「何もない」などの意を表す。「-言」「-頼み」「-車」

[接頭]
1(全)名詞に付いて、すっかり、全く、全部の意を表す。「皮を―はぎに剝(は)ぎて」〈記・上〉
2(空・虚)名詞に付いて、うつろな、空虚な、の意を表す。「―蝉(せみ)はからを見つつもなぐさめつ深草の山煙だにたて」〈古今・哀傷〉
催奇形性所見用語集


#


【空】[漢字]
【空】[音]:クウ
①そら。「空間・空中・航空・虚空(こくう)・上空・滞空・天空・碧空(へきくう)」
②からっぽ。「空虚・空隙(くうげき)・空室・空車・空席・空白・真空」
③むなしい。
㋐内実を伴わない。「空言・空疎・空想・空文・空名・空理・空論」
㋑むだである。「空費」
㋒寂しい。人気(ひとけ)のない。「空谷・空山」
④〘仏〙実体のないこと。「空寂・色即是空」
⑤航空に関すること。「空軍・空港・空襲・空母・空輸・空路・防空」
そら[1]【空】
一(名)
①地上をとりまく、広がりある空間。
㋐地上はるか上方の弧状の広がり。天。「-に輝く星」「青い-と白い雲」
㋑空中。宙。「-高く舞い上がる」「-飛ぶ鳥」
②天候。空模様。「変わりやすい秋の-」
③根拠地・立脚点を離れた不安定な状態をいう。
㋐場所。境遇。「遠い異国の-」「旅の-」
㋑心境。気持ち。「生きた-がない」
④(「そらで」の形で)記憶していて、書いたものを見ないこと。「-でいう」「-で覚えている」
⑤うそ。いつわり。→空を使う
⑥物の上部。てっぺん。「あの高い木の-から飛んだれば/狂言・柿山伏:鷺流」
二(形動ナリ)
①心がぼんやりして、しっかりした意識がもてないさま。魂が抜けたようなさま。「此頃は心も-に泣暮し/金色夜叉:紅葉」「たもとほり行箕(ゆきみ)の里に妹を置きて心-なり土は踏めども/万葉集:2541」
②明確な理由・根拠のないこと。多く、助詞「に」を伴って副詞的に用いる。
㋐はっきりした原因のないこと。偶然。「二人の人、同じ夜-に相ひ会へり/今昔:9」
㋑はっきりした動機・目的のないこと。あてどないこと。「-に出でていづくともなく尋ぬれば雲とは花の見ゆるなりけり/山家:春」
㋒はっきりした根拠のないこと。それとなく感知すること。「富士の山を見れば、都にて-に聞きししるしに、半天にかかりて群山に越えたり/海道記」
三(接頭)
名詞・動詞・形容詞などに付いて、根拠がない、実体のないことであるなどの意を表す。
①外見上だけの。見せかけだけの。「-うそぶく」「-とぼける」「-寝」「-涙」「-泣き」「他人の-似」
②実体がない。事実でない。「-耳」「絵-事」
③当てにならない。信頼できない。「-頼み」「-覚え」
④はっきりした理由がない。わけがわからない。「-恐ろしい」「-恥ずかしい」「-解け」〔古く、「そら」は天と地との間の虚空をさし、神々の住む天上界を「あめ(天)」といった〕
[句項目]空がない空聞かず空知らず空知らぬ雨空飛ぶ鳥も落とす空に標結う空に知られぬ雪空に三つ廊下空吹く風と聞き流す空を歩む空を使う
むな【空▽・虚▽】
名詞の上に付いて、「むなしい」「何もない」などの意を表す。「-言」「-頼み」「-車」
Similar words:
スカイ  天球  上天  九天  大空

Japanese-English Dictionary

-Hide content

読み方:うろ、うつほ、うつせ、うつお
空、洞 とも書く
(名詞)
[対訳] hollow; cavity; hole


###

から【空】
空の empty

・袋を開けたところが中は空だった
 I opened the bag and found it empty.
・水槽を空にする
 empty (the water out of) a cistern
・本を買ったら財布が空になった
 After buying some books I had no money left.
空売りshort selling; selling short
空売り空売りする sell short
空送り⇒空送り
空買いmargin buying
空買い空買いする buy on margin
空出張 a fictitious [feigned] business trip

・役人の空出張が発覚した
 It was discovered that some civil servants had been charging for feigned official trips.
空手形⇒空手形


###


読み方:から
(名詞、形容詞相当語句/ノ形容詞)
[対訳] emptiness; vacuum; blank


###

くう【空】
1〔空中〕the air; the sky ⇒くうちゅう(空中)

・空をつかむ
 grasp [clutch] at the air
・空を切って飛ぶ
 flash across the sky/fly through the air
・彼のこぶしは空を打った
 He beat the air with his fist.
・彼女はさっきから空をにらんでいる
 She has been staring into space for some time.
・空対空[地]ミサイル
 an air-to-air [air-to-surface] missile
2〔空虚〕emptiness; vanity

・空の空なるもの
 vanity of vanities
・彼らの努力も空に帰した
 All their efforts came to naught [nothing].
・一切皆空
 All is vanity.


###


読み方:くう
(1)
(名詞)
[対訳] empty air; sky
(2)
(名詞)
[対訳] shunyata; emptiness; the lack of an immutable intrinsic nature within any phenomenon
(3)
(名詞)(略語)
[対訳] air force
(4)
(名詞、形容動詞/ナ形容詞)
[対訳] fruitlessness; meaninglessness
(5)
(名詞、形容動詞/ナ形容詞)
[対訳] void (one of the five elements)
(6)
(形容詞相当語句/ノ形容詞)
[対訳] empty (e.g. set)


###

そら【空】
I
1〔天〕the sky;〔空中〕the air

・空高くひばりが鳴いていた
 High up in the sky a lark was singing.
・たこが空に舞い上がった
 The kite soared up into the sky.
・空まで届くような高層ビル
 a sky-high building/a skyscraper
・空を飛ぶ
 fly through the air
・空の旅
 travel [a trip] by plane
2〔空模様〕

・晴れた[曇った]空
 a clear [cloudy] sky
・今にも泣き出しそうな空
 a threatening sky
3〔(遠く離れた)場所〕

・旅の空で
 away from home/in a strange place
・異国の空で
 in a foreign country
II
1〔気持ち〕

・上の空で彼の話を聞いていた
 I listened to him absent-mindedly.
・生きた空もなかった
 I felt more dead than alive.
2〔うそ,偽り〕 ⇒そらごと(空言)

・彼はそらを使った
 He pretended not to know.
3〔暗記〕

・そらで覚える
 learn by heart
・そらで言えますか
 Can you 「recite it from memory [say it by heart]?

そら【空】
sky
air

###


読み方:そら
虚 とも書く
(1)
(名詞)
[対訳] sky; the air; the heavens
(2)
(名詞)
[対訳] weather
(3)
(名詞)
[対訳] far-off place; distant place
(4)
(名詞)
[対訳] (often as 〜空もない) state of mind; feeling
(5)
(名詞)
[対訳] (usu. as 空で) (from) memory; (by) heart
(6)
(名詞)
[対訳] falsehood; lie
(7)
(名詞  接頭辞)
[対訳] (before an adjective) somehow; vaguely
(8)
(名詞  接頭辞)
[対訳] (before a noun or a verb) fake

Hán Tôm Mark Dictionary

+Show content

Mark Name Dictionary

*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=