
Japanese Dictionary
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そっせん‐すいはん【率先垂範】
読み方:そっせんすいはん
先頭に立って模範を示すこと。
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実用日本語表現辞典
率先垂範
率先垂範(そっせんすいはん)とは、他人に先駆けて模範を示す行為を指す言葉である。指導者やリーダーが自らの行動で示すことで、他の人々に影響を与え、行動の指針を示す役割を果たす。率先垂範は、組織や集団の中での行動規範を形成し、その風土を作り上げる重要な要素である。率先垂範には、自己の行動や態度を通じて他人に影響を与えるという意味が含まれる。例えば、上司が自ら率先して仕事を行うことで、部下もその行動を見習い、同様に行動することが期待される。また、教育現場では教師が生徒に対して良い行動や態度を示すことで、生徒の行動や態度に影響を与えることが期待される。
(2023年9月29日更新)
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率先垂範
読み方:そっせんすいはん
率先垂範とは、率先垂範の意味
率先垂範(そっせんすいはん)とは、人々の先頭に立って行動し、人の模範となること、を意味する語。自らが人の手本となること、手本を示すこと。人が進んでやりたがらないことを率先して行う、という意味を込めて用いられることもある。
率先垂範は、いわゆる「リーダーシップを発揮する」という意味で、理念・座右の銘として言及されることが多い。人の行動力を称える意味で用いられることもある。
率先垂範の語の由来、語源率先垂範は「率先して垂範する」という意味と解釈できる。「率先」は「人の先に立って(進んで)行動すること」を意味する語。「垂範」は「人の手本となること・模範を示すこと」を意味する語である。
「率先」と「垂範」は、それぞれ一般的な漢語であるが、四字熟語としての「率先垂範」の初出は定かでない。なお現代中国において「率先垂範(率先垂范)」は、中国共産党が党大会において提唱したスローガンとして広く知られている。率先垂範の語の使い方(用法)、例文率先垂範は、文法上は、名詞もしくは動詞として使える。同僚はいつも率先垂範を実践してチームを牽引しているリーダーを任されたからには積極的に率先垂範していきたい常に率先垂範をモットーにしてきたが今回ばかりは腰が引ける率先垂範の類語と使い分け方方率先垂範の類語・類似表現としては、「実践躬行」や「陣頭指揮」あるいは「ファーストペンギン」などが挙げられる。ただし必ずしも意味合いや使い所は一致しない。
「実践躬行」は、(人にさせるのではなく)自分自身が実際に行う、という意味の語。人に模範を示すために率先して行動する、という意味合いは特にない。結果として人に模範を示すことには繋がるかもしれないが。
「陣頭指揮」は軍隊・軍陣の先頭に立って指揮を取ること、を意味する語。リーダーが現場の先頭に立つという点は「率先垂範」と共通するが、自身は指揮を執る立場であり(実践は部下が行うことになる)、「率先垂範」の「自分が実践して模範を示す」という意味合いはない。
「ファーストペンギン(the first penguin)」は、ペンギンの群れの中で(魚を捕るために)最初に海に飛び込むペンギンのことであり、転じて「先頭に立って果敢に行動する人、リスクを取って誰もしていない事に挑戦する人」を指す語。起業(スタートアップ)や革新(イノベーション)の文脈で用いられるビジネス用語である。
(2021年9月28日更新)
Japanese-English Dictionary
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率先垂範
読み方:そっせんすいはん
(名詞)
[対訳] set an example worth following; take the initiative in doing something thereby setting an example for others to follow
出典元
Hán Tôm Mark Dictionary
+Show contentMark Name Dictionary
*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=