Japanese Dictionary
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せん‐れい【洗礼】
1キリスト教徒となるために教会が執行する儀式。全身を水にひたすか、または頭部に水を注ぐことによって罪を洗い清め、神の子として新しい生命を与えられるあかしとする。バプテスマ。
2その後に影響を与えるようなことについて初めての経験をすること。また、ある集団の一員となるためなどに、避けて通れない試練。「新思想の洗礼を受ける」「新入部員が特訓の洗礼を受ける」
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精選版 日本国語大辞典
せん‐れい【洗礼】
〔名〕(英baptismの訳語)①キリスト教で、信者となるための礼典。全身を水に浸したり、頭上に水を注いだりすることにより、罪を洗い清め、キリストに結ばれて、新しい信仰の生活にはいることを意味する。洗礼式。バプテスマ。*西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉八「両手疲て挙らざるに至るまで、毎日洗礼を施こし」②あることについて初めての経験をして、大きな影響を受けること。また、災難をこうむったりすること。*抒情詩(1897)独歩吟〈国木田独歩〉序「学文に於て吾等は欧洲の洗礼を受けたり」[補注]一九世紀前半に中国を訪れた宣教師によって造られた訳語。
人口統計学辞書
出典:国際連合
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せんれい【洗礼】
(baptism英)キリスト教で信者となるための儀式。全身を水中に浸し、または頭上に水をそそぐことによって、原罪を洗い浄め新たな生命によみがえることを象徴する。この時に受ける名を洗礼名という。川や水槽に全身を浸すもの(浸礼)、手で頭に水滴をつけるもの(滴礼)、手や容器で水を注ぐもの(灌水礼)などがある。教会堂には洗礼堂がある。バプテスマ。(転じて、生き方や考え方に大きな変化をもたらすような経験をすることにもいう)→幼児洗礼
Japanese-English Dictionary
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せんれい【洗礼】
I baptism
・人に洗礼を施す
baptize a person
・洗礼を受ける
be baptized
II〔厳しい経験をすること〕
・広島市民は原爆の洗礼を受けた
The citizens of Hiroshima underwent an atomic baptism.
洗礼式 a baptism; a baptismal ceremony
洗礼名 a baptismal name; a Christian name
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洗礼
読み方:せんれい
(1)
(名詞)
[対訳] baptism; christening
(2)
(名詞)
[対訳] initiation (into a society, group, etc.); baptism
(3)
(名詞)
[対訳] one's first experience of something; baptism (by fire, etc.)
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