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Japanese Dictionary

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三省堂大辞林第三版
え:へ【方▽】
(接尾)
〔名詞「へ(辺・方)」から〕
名詞、または動詞(ときに一部の助動詞)の連体形に付いて、場所・方向・時間を漠然と示す。…のあたり。…の方(ほう)。ころ。「しり-」「ゆく-」「いにし-」

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デジタル大辞泉
え〔へ〕【▽方】
読み方:え
[接尾]おおよその位置・方向・時間などを表す。…のあたり。…のころ。「行(ゆく)—」「古(いに)し—」→へ(方)

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かた【方】
読み方:かた
《一》[名]
1方角。方向。むき。「西の—を望む」
2物事の方向。決着。始末。
3時間 上の 方向。ころ。とき。時節。「来し—を思う」
4《方角を示すことによって間接的に》人をさす敬った 言い方。「女の—」「乗り越しの—」
5方法。手段。「せん—もない」
6対として考えられるものの一方。人数を二組に分ける場合にいうことが多い。
「—の人、男女居わかれて」〈枕・一四三〉
7方面。箇所。関係する点。
「和歌の—にもいみじう染ませ給へり」〈栄花・月の宴〉
8そのような ありさま。ようす。
「おのづから軽(かろ)き—にぞおぼえ侍るかし」〈源・帚木〉
《二》[接尾]
1動詞の連用形に付いて、方法・手段、また、ようす・ありさまなどの意を表す。「ひもの結び—」「車の混み—」
2動詞の連用形や動作性の漢語名詞に付いて、…すること、の意を表す。「打ち—やめ」「調査—を依頼される」
3他人の氏名などに付いて、その人のもとに身を寄せていることを表す。「中村さん—」「田中太郎様—」
4数を表す語に付いて、人を数えるのに用いる。現在では、「お」を冠して、丁寧な 言い方として用いられる。「おひと—」「おふた—」
5《「がた」とも》名詞に付く。
㋐二つあるものの一方の側、また、それに属する人を表す。「相手—」「母—」
㋑その物事を担当する係であることを表す。「まかない—」「会計—」
6《「がた」とも》数量などを表す名詞に付いて、だいたいそのくらいの意を表す。「三割—安い」「八割—片付いた」
7方向の意を表す。
「いづ—に求め行かむ」〈伊勢・二一〉

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がた【方】
読み方:がた
[接尾]
1人を表す名詞に付いて、複数の人々を尊敬していう意を表す。「先生—」「奥様—」
2時に 関する名詞や動詞の連用形に付いて、だいたいその時分という意を表す。「暮れ—」「明け—」
3「かた(方)
《二》5・6」に同じ。
→達(たち)[用法]

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けた【▽方】
読み方:けた
[名・形動 ナリ]《「けだ」とも》四角な形。方形。また、 かどばったさま。
「—なる形に作りたる円柱の廊」〈鴎外訳・即興詩人〉

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ほう【方】
読み方:ほう
[音]ホウ(ハウ)(呉)(漢) [訓]かた まさに
[学習漢字]2年
《一》〈ホウ〉
1起点から上下左右などに向かう直線の向き。「方位・方角・方向・方針・方方(ほうぼう)・方面/一方・下方・快方・後方・左方・四方・諸方・西方・前方・双方・他方・当方・南方・八方・両方」
2中心から四方に伸び 出た 土地。ある範囲の地域。「方外・方言/遠方・地方」
3上下左右の直線で組み立てた形。四角。「方円・方形・方丈・方眼紙/正方形・前方後円・直方体」
4まっすぐできちんとしている。「方正」
5ちょうどその時点にあたる。まさに。「方今」
6やり方。「方策・方式・方便・方法」
7特殊な技術。薬の調合法や医術。「方士・方術/医方・漢方・処方・秘方・薬局方」
[補説]歴史的仮名遣いを「ハウ」とするが、四角や医方の意の場合は「ホウ」とする説も有力である。
《二》〈かた(がた)〉「裏方・大方・親方・上方・里方・一方・味方・目方・夕方」
[名のり]あたる・お・しげ・すけ・たか・ただし・たもつ・つね・なみ・のり・ふさ・まさ・まさし・み・みち・やす・より
[難読]貴方(あなた)・吉方(えほう)・彼方(かなた)・彼方(あなた)・彼方(あちら)・彼方(あっち)・此方(こなた)・此方(こちら)・此方(こっち)・蘇方(すおう)・其方(そなた)・其方(そちら)・其方(そっち)・
何方(どなた)・何方(どちら)・何方(どっち)・方舟(はこぶね)

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ほう〔ハウ〕【方】
読み方:ほう
1方向。方角。方位。「西の—」「駅の—へ歩く」「声のする—を見る」「九州の—に行く」
2部門・分野を漠然と指す語。その方面。また、 指し示すものをあいまいにするために使う語。「将来 音楽の—へ進みたい」「その—では有名な人だ」「父は防衛省の—に勤めています」「近ごろおうちの—はいかがですか」「薬の効果の—はいかがなもの でしょう」
3二つ以上あるもののうちの一つをとりあげてさす語。「黒い—が好きだ」「もっと味を濃くした—がいい」「こちらの—が悪かった」
4どちらかといえばこちらだという部類。「性質は臆病な—だ」
5物の やり方。しかた。方法。また、 処方。
「あの場合ああでも為(し)なければ—が付かないんだもの」〈漱石・門〉
6四角。また、 正方形の一辺の長さ・距離を示す語。「—形」「—100里」
「—三間ばかりの狭き 法廷」〈木下尚江・良人の自白〉
[補説]2から派生して、表現をあいまいにするためやぼかすために付ける、意味のない語としても用いる。「お料理のほうをお持ち しました」「お荷物のほう、お預かりします」
1990年代半ばくらいから若者の間にはやりだした。多用する 話し方を「ほう弁」という。→とか→的

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さま【様/▽方】
読み方:さま
《一》[名]
1物事や人のありさま。ようす。状態。「雲のたなびく—が美しい」「物慣れた—に振る舞う」
2姿かたち。かっこう。また、人の目に恥ずかしくない、それなりの形。→様になる
3方法。手段。
「物言ふ—も知らず」〈源・常夏〉
4理由。事情。いきさつ。
「なほおぼしとまるべき—にぞ聞え 給ふめる」〈源・賢木〉
5おもむき。趣向。体裁。
「臨時のもてあそび物の…時につけつつ—を変へて」〈源・帚木〉
《二》[接尾]
1人を表す語(名詞・代名詞)または人名・役職名・団体名などに付いて、尊敬の意を表す。「お嬢—」「お殿—」「あなた—」「田中—」「社長—」「商店会 御一行—」
2名詞や形容動詞の語幹に「お」「ご(御)」を冠したものに付いて、「…なこと」の意を丁寧に 言い表す。ときに「お」「ご」を冠しないこともある。「お疲れ—」「お世話—」「お気の毒—」「ご苦労—」「はばかり—」
3(後世は「ざま」の形になる)
㋐名詞に付いて、その方向、その方面という意を表す。「雨が横—に降る」
㋑動詞の連用形に付いて、ちょうど…するとき、…する折などの意を表す。「すれちがい—ひったくる」
㋒動詞の連用形に付いて、そういう 動作のしかたである意を表す。「二階から下へのけ—に落ちる」
《三》[代]《「きみさま」の略という。近世、多く 遊里語として用いた》
1二人称の人代名詞。あなた。
「これこれ大事の物ながら、—になに惜しかるべし」〈浮・一代男・一〉
2三人称の人代名詞。慕っている第三者をさす。あのかた。
「賤(しづ)が思ひを夢ほど—に知らせたや」〈滑・膝栗毛・四〉
[下接語]有り様・如何(いか)様・上(うえ)様・お生憎(あいにく)様・お家様・王様・お蔭(かげ)様・お気の毒様・奥様・お子様・お嬢様・おしら様・お世話様・お粗末様・お互い様・お天道(てんと)様・お日様・お部屋様・お待ち遠様・思う様・俺(おれ)様・上(かみ)様・神様・貴様・午前様・ご馳走(ちそう)様・今日(こんにち)様・逆(さか)様・先(さき)様・様様(さまさま)・直(じき)様・十二様・上(じょう)様・直(す)ぐ様・先(せん)様・殿様・取り様・何様・のの様・憚(はばか)り様・人様・皆様・皆皆様・宮様・若様(ざま)仰向(あおむ)け様・悪(あ)し様・言い様・生き様・後ろ様・俯(うつむ)き様・永(えい)様・心様・様様(さまざま)・為(し)様・死に様・縦様・次様・続け様・外(と)様・寝様・仰(の)け様・美(び)様・平(ひら)様・無(ぶ)様・横様

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み‐さかり【▽真盛り/▽方】
読み方:みさかり
[名・形動 ナリ]《「みざかり」とも》ちょうどさかりであること。まっさかり。
「豊玉姫、—に産(こう)むとき竜になりぬ」〈神代紀・下〉

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へ【▽辺/▽方】
読み方:へ
《一》[名]
1そのものにごく近い場所、また、それへの方向を示す。近く。ほとり。あたり。
「大君の—にこそ死なめ」〈続紀・聖武・歌謡〉
2(多く「沖」と対句 になって)海のほとり。うみべ。
「沖見ればとゐ波立ち—見れば 白波さわく」〈万・二二〇〉
《二》[接尾]名詞、動詞の連体形の下に付く。普通「え」と発音され、また濁音 化して「べ」ともなる。
1その辺り、その方向などの意を表す。「片(かた)—」「行(ゆ)く—」「海—(うみべ)」「水—(みずべ)」
2その頃の意を表す。「去(い)にし—」「春—(はるべ)」「夕—(ゆうべ)」

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べ【辺/▽方】
読み方:べ
[接尾]⇒へ(辺)
《二》
JMnedict

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姓読み方方かた方とくかた方ばん方ぱん方ふおん方ほう方ほん
Similar words:
  方面

Japanese-English Dictionary

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プログレッシブ和英中辞典(第4版)
ほう【方】
❶〔方角,方向〕a direction
・西の方に月が見える
 The moon can be seen in the west.
・その湖は村の東の方にある
 The lake is to the east of the village.
・どっちの方へみんなは行きましたか
 Which way did they all go?
・銀座の方へ歩いていった
 They walked 「in the direction of [toward] (the) Ginza.
・この通りの左の方にしゃれた店がある
 There is a fashionable shop on the left-hand side of this street.
・彼の家は小路の奥の方にある
 His house is near the end of the alley.
・彼は関西の方に住んでいる
 He lives (somewhere) in the Kansai district.
❷〔方面,分野〕a field
・その方では有名な学者だ
 He is a well-known scholar in that field.
❸〔部類〕
・彼は勉強家の方だ
 He is rather studious./He\'s on the studious side.
・書道の方では彼にかなう者はいない
 When it comes to calligraphy, he has no match.
❹〔比べられる物の一方〕a side; a part
・その小さい方をください
 Give me the smaller one.
・私の方の手落ちでした
 The fault was mine.
・彼の方に不服はなかった
 There was no dissatisfaction on his part.
・私たちは皆彼の方についた
 All of us sided with him.
・生活は今の方が前より楽だ
 I am better off than I used to be.
かた【方】
❶⇒ほうがく(方角)①
❷〔敬称〕
・この方
 this gentleman [lady]

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読み方:へ、え、べ
方 とも書く
(1)
(名詞)(古語)
[対訳] surrounding area
(2)
(名詞)
[対訳] shore (of the sea)
(3)
(接尾辞)
[対訳] (esp. え,べ) suffix used as a rough indicator of location, direction, time, etc.

Hán Tôm Mark Dictionary

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Mark Name Dictionary

*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=