
Japanese Dictionary
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きほんてき‐じんけん【基本的人権】
読み方:きほんてきじんけん
人間が人間として当然もっている基本的な権利。近代初頭では、国家権力によっても制限されえない思想の自由・信教の自由などの自由権を意味したが、20世紀になって、自由権を現実に保障するための参政権を、さらに国民がその生活を保障される生存権などの社会権をも含めていう場合が多い。日本国憲法は、侵すことのできない永久の権利としてこれを保障している。人権。基本権。
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実用日本語表現辞典
基本的人権
基本的人権(きほんてきじんけん)とは、全ての人が生まれながらにして持つ、放棄することのできない権利を指す。これらの権利は、生命、自由、平等、尊厳など、人間としての尊重を保証するものである。基本的人権は、国際的に認められ、国際人権規約や各国の憲法によって保護されている。基本的人権には、言論の自由、信教の自由、平等な教育の機会、公正な裁判を受ける権利などが含まれる。また、差別禁止や虐待からの保護など、人間の尊厳を守るための権利も基本的人権の一部である。これらの権利は、個々の人間が自由で平等な社会を形成するための基礎となる。
(2023年10月26日更新)
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基本的人権(きほんてきじんけん)
人間らしい生活を送る権利を「基本的人権」と言う。主権在民や平和主義とともに、憲法の三大原理のひとつだ。基本的人権には、平等権、自由権、社会権がある。基本的人権のうち、平等権と自由権は古くから世界で認められていた人権だ。たとえば、ロック,モンテスキュー,ルソーなどの啓蒙思想家は、基本的人権として平等権、自由権を主張している。このことから、平等権と自由権のことを「19世紀的人権」とあらわすことがある。この二つの人権は、19世紀にはすでに内容が定まっていたためだ。これに対して、社会権は比較的に新しい人権だ。これは、ドイツのワイマール憲法で一番最初に定められた。このときが1919年だ。つまり社会権は20世紀になって、ようやく制定されるようになったのだ。このことから、社会権のことを「20世紀的人権」とあらわすことがある。(2000.10.14掲載)
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基本的人権
すべての人間が人間であるかぎりにおいてもっている権利。だれかから与えられたものではなく、国家や憲法に先立って存在する、自然権であり、政府の権力によってはもちろんのこと、法律や憲法改正によっても、これを侵害することは許されない、と考えられています。
近代の自然法論者がとなえたもので、生命、自由、幸福追求の権利が、その中心部分をなしています。
Japanese-English Dictionary
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きほんてきじんけん【基本的人権】
a basic [fundamental] human right
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基本的人権の英訳 - gooコロケーション辞典
きほんてきじんけん【基本的人権】
fundamental human rights
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基本的人権
読み方:きほんてきじんけん
(名詞)
[対訳] fundamental human rights
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