Japanese Dictionary
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いん【因】
読み方:いん
[音]イン(呉)(漢) [訓]よる ちなむ[学習漢字]5年
1事の起こるもと。「因果・因業・因子・因縁・因由/一因・遠因・起因・近因・偶因・原因・死因・主因・真因・成因・素因・敗因・病因・誘因・要因」
2もとの物事に従う。「因習・因循」
3因幡(いなば)国。「因州」[名のり]なみ・ゆかり・よし・より
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いん【因】
読み方:いん
1物事の原因。もと。「失敗の—をなす」
2仏語。直接の原因。⇔果。
3古代インドの論理学で、論証し ようとする 命題(宗)の理由を述べる部分。
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もと【本/元】
読み方:もと
[名]
1物事の起こり。始まり。「事件の—をさぐる」「うわさの—をただす」
2(「基」とも書く)物事の根本をなすところ。基本。「生活の—を正す」「悪の—を断つ」
3(「基」とも書く)基礎。根拠。土台。「何を—に私を疑うのか」「事実を—にして書かれた小説」
4(「因」とも書く)原因。「酒が—でけんかする」「風邪は万病の—」
5もとで。資金。また、 原価。仕入れ値。「—がかからない 商売」「—をとる」
6(「素」とも書く)原料。材料。たね。「たれの—」「料理の—を仕込む」
7それを出したところ。それが出てくるところ。「火の—」「製造—」「販売—」
8ねもと。付け根。「—が枯れる」「葉柄の—」
9箸(はし)や筆の、手に持つ部分。10短歌 の上の句。「歌どもの—を仰せられて」〈枕・二三〉[接尾](本)助数詞。
1草や木を数えるのに用いる。「一(ひと)—の松」
2鷹(たか)狩りに使う鷹を数えるのに用いる。「いづくよりとなく大鷹一—それて来たり」〈咄・醒睡笑・五〉[下接句]孝は百行(ひゃっこう)の本・失敗は成功のもと・短気は未練の元・釣り合わぬは不縁の基・生兵法は大怪我(おおけが)の基・油断は怪我(けが)の基
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よし【由/▽因】
読み方:よし
《動詞「寄す」の名詞化で、物事と関係づけていくことの意》
1物事が起こった 理由。わけ。また、いわれ。来歴。由緒(ゆいしょ)。「事の—を伝える」「—ありげな 寺院」
2そうするための方法。手段。手だて。また、 かこつける 方法。口実。「知る—もない」「会う—もない」
3物事の内容。事の趣旨。むね。「この—をお伝え ください」
4伝え聞いた 事情。間接的に 聞き知ったこと。「御病気の—承りました」
5それらしく見せかけること。体裁をつくること。また、 表面にあらわれたようす。体裁。格好。「所々うちおぼめき、よく知らぬ—して」〈徒然・七三〉
6風情。趣。また、 教養。「きよげなる屋廊などつづけて、木立いと—あるは」〈源・若紫〉
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よす‐が【▽縁/▽因/▽便】
読み方:よすが
《「寄す処(か)」の意。古くは「よすか」》
1身や心のよりどころとすること。頼りとすること。また、 身寄り。血縁者。よるべ。「知人を—に上京する」「身を寄せる—もない」
2手がかり。手だて。方法。「今ではもう昔を知る—はない」
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因名字読み方因いん→ちなみ因ちなみ→いん
名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。
JMnedict
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因
姓読み方因いん因ちなみ
Similar words:
要素 要因 素因 ファクター エレメント
Japanese-English Dictionary
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因
読み方:いん
(1)
(名詞)
[対訳] cause; factor
(2)
(名詞)
[対訳] hetu (direct cause, esp. as opposed to indirect conditions)
(3)
(名詞)
[対訳] the basis of one's argument (in hetuvidya)
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*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=