
Japanese Dictionary
-Hide content三省堂大辞林第三版
やく[2]【厄】
①災難。わざわい。「-を払う」
②「厄年」に同じ。「来年が-だ」
③疱瘡(ほうそう)。「お孫さまがお-を遊ばしたそうでございますね/滑稽本・浮世風呂:3」
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デジタル大辞泉
やく【厄】
読み方:やく
[常用漢字] [音]ヤク(呉)
1わざわい。災難。「厄難/困厄・災厄」
2よくない巡り合わせ。「厄運・厄年(やくどし)・厄日(やくび)/後厄(あとやく)・大厄・前厄(まえやく)」
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やく【厄】
読み方:やく
1わざわい。災難。「—にあう」「—を払う」
2「厄年(やくどし)」の略。「—が明ける」
3《一生に一度はこうむる 大きな 災難である意から》疱瘡(ほうそう)のこと。
「お孫さまがお—を遊ばしたさうでございますね」〈滑・浮世風呂・三〉
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やく【厄】 世界宗教用語大事典
厄とは、わざわい(災難)のことだが、陰陽道に基づいて、厄日・厄月・厄年などが決められており、これを信ずる人も多い。厄日には友引・三隣亡・不熟日・二百十日その他があり、厄月には正月・五月・九月などが当てられる。厄年については、中世では男女別なく一三・二五・三七・六一・八五・九九歳がそれとされていたが、現代では男の五・二五・四二歳、女の七・一九・三三歳が一般的で、とくに男四二と女三三は大厄とされる(地方により異説あり)。大厄は前厄・本厄・後厄と前後三年間続くとする。厄年には年の初めに親類や近隣者を招いて年祝をしたり、社寺に参って厄祓いをしたりする。親の厄年に生まれた子供は育ちが悪いとして、道の辻に捨てて他人に拾ってもらう所もある。→陰陽道
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神社用語集
厄
読み方:やく
わざわいや災難のことです。厄年を意味する場合もあります。「わざ」は鬼神のなす行為、「はひ(わい)」は延べで長引くと言う意味があり、良くないことや悪事が長く続くということなのです。厄を払うためには神社を参拝して厄払いの祈願やお払いを受けることが通常です。
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厄 隠語大辞典
読み方:くや
馬鹿不訓ヤクニタタヌ。又新拝命官吏ノコトヲ云フ。〔第五類 官吏及官舎之部・京都府〕
①厄のこと。うまくいかない、だめ、みにくいなど。②懐中無一文なること。③警官に叱責又は尾行されることをいう。④嫉妬、反目怨恨の意。⑤雨天。
分類京都府
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厄
読み方:くや
懐中無一物-〔九州地方〕。〔第四類 言語動作〕
懐中無一文なる事を云ふ。
分類九州地方
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厄
読み方:くや
警察官ニ注意視察サレツツアルノ意ナリ-〔阪神地方〕。〔第四類 言語動作〕
警官に叱責、又は尾行される事を云ふ。
分類阪神地方
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厄
読み方:くや
雷鳴を云ふ。「てんしん(天申)」「たいほー(大砲)」「なり(鳴)」等皆同意。
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厄
読み方:やく
雨降り。花合せよりくる。或は窃取行為を云ふ。
物事の悪いこと。「しけ」と同じ。或は捕縄。戒具を云ふ。
悪い品、駄目、まずいこと、うまくいかない、いけない、危い、殺す。〔一般犯罪〕
物事の悪いこと。「しけ」と同じ。スリ用の小刀。〔掏摸〕 両隣り、花合せより。
分類掏摸、犯罪
Similar words:
変災 不祝儀 事変 凶 災害
Japanese-English Dictionary
-Hide content
やく【厄】
evil; misfortune ⇒さいなん(災難)
・厄を払う
⇒やくはらい(厄払い)
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厄
読み方:やく
(1)
(名詞)
[対訳] misfortune; bad luck; evil; disaster
(2)
(名詞)(略語)
[対訳] unlucky year; critical year
(3)
(名詞)(古語)
[対訳] smallpox
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