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Japanese Dictionary

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デジタル大辞泉
グロブリン【globulin】
読み方:ぐろぶりん
アミノ酸だけからなる単純たんぱく質の一。水に溶けないが、塩類の薄い溶液にはよく溶ける。弱酸性で、動植物に広く分布。血清グロブリンはα(アルファ)・β(ベータ)・γ(ガンマ)に分けられ、体内の物質輸送や免疫に関与する。

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グロブリン
英訳・(英)同義/類義語:globulin
古典的なタンパク質の総称で、元々は硫酸アンモニウムによる塩析に対する挙動で分けられていた。免疫グロブリンなど。
「生物学用語辞典」の他の用語酵素タンパク質モチーフなど: グルココルチコイド受容体タンパク質 グルタミン合成酵素 グロビン グロブリン ケラチン ゲルゾリン コヒーシン

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グロブリン(globulin)
血漿中に含まれているタンパク成分のこと。とくに免疫機能と深い関わりを持っているγ‐グロブリンのことを免疫グロブリン(IG)といい、体外から侵入した異物に対し、抗体をつくる主役となっています。免疫グロブリンにはG・M・A・D・Eの5つの型があり、それぞれ細菌などの撲滅やアレルギー反応などと密接な関係を持っています。
微生物の用語解説

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グロブリン[Globulin]
 血漿(血液の血球以外の部分)やその他の体液中に含まれているタンパク質の1群で、血漿ではタンパク質の約60%を占めている。残りはアルブミン(albumin)が約40%で、そのほかはフィブリノーゲン(fibrinogen)などである。グロブリンは電気泳動的にα-(α1,α2)、β-、γ-グロブリンに分けられ、いずれも糖タンパク質であるが単一の成分ではない。
生体防御の仕組みの内、液性免疫に関係する抗体はγ-グロブリン画分である。抗体とそれに構造や機能上関連があるタンパク質を免疫グロブリン(immunoglobulin)という。免疫グロブリンには正常のγ-グロブリンをはじめ、骨髄腫タンパク質、β2-ミクログロブリン(microglobulin)などもある。免疫グロブリンは円口類(ヤツメウナギなど)や魚類から哺乳類まで全ての脊椎動物の体液中に存在し、リンパ系細胞によってつくられる。これらは物理・化学的あるいは免疫学的には一般にIgG,IgM,IgA,IgD,IgEの5種類があるが、下等脊椎動物では未分化でIgMが主体である。それらの基本構造は分子量が大きいH鎖(5-7万)と分子量がより小さいL鎖(2.3万)から成っている。

Japanese-English Dictionary

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グロブリン
(名詞)
[対訳] globulin

Hán Tôm Mark Dictionary

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Mark Name Dictionary

*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=