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Japanese Dictionary

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デジタル大辞泉
アセスメント【assessment】
読み方:あせすめんと
査定。事前影響評価。アセス。「環境—」→環境アセスメント

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新語時事用語辞典
アセスメント
英語:assessment
アセスメントとは、アセスメントの意味
アセスメントとは、対象を客観的に調査、評価すること。「人材アセスメント」ならば、個人の能力や性格に合った役割を与えるために前もって人材を評価するという意味で使われる。人材のほかには、「環境」や「リスク」などの単語と組み合わせる場合もある。環境に与える影響やダメージ、起こり得る事故を事前に洗い出し、被害を最小限を抑えることが目的となる。
介護や福祉におけるアセスメント介護や福祉、保育の現場にはアセスメントシートというものがある。介護や福祉では利用者やその家族がどのような支援やサービスを必要としているのかを、ケアマネージャーがアセスメントする。その内容をまとめたアセスメントシートは、介護施設で適切なサービスを提供することを目的に使われる。血圧や体温などのデータによる客観的な情報だけでは解決できない、利用者が抱える不安や痛みなどの主観的な問題を解決するために用いられている。
保育の現場のアセスメントシートは、虐待やネグレクトから子どもを守るため使われている。子どもと接している保育士が気付いた事や虐待の可能性がある状態を記録し、子どもの命と心を守るために用いられる。2004年に作成された子どもを虐待から守るのためのチェックリスクを見直し、2018年に「子どもを守るアセスメントシート」が完成した。
(2020年6月30日更新)

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実用日本語表現辞典
assessment
別表記:アセスメント
「assessment」とは、評価・査定・税額を意味する英語表現である。「assessment」とは・「assessment」の意味
「assessment」とは、主に「評価」「判断」「査定」「資産評価」「課税額」を意味する英語表現である。品詞は名詞であり、関連語に動詞「assess(評価する)」がある。政策の評価や資産の査定、課税額の決定など、人や物事を客観的に評価・分析する状況に用いられる言葉である。医療分野ではカルテの記載項目などに、Subjective(主観的情報)・Objective(客観的情報)・Assessment(評価)・Plan(治療計画)という観点を用いている。この頭文字を取った「SOAP」のAの項目に、医師の診断や主観的情報・客観的情報から「評価」する方針として、「assessment」が取り入れられている。「assessment」の語源・由来「assessment」は、動詞「assess(評価する)」に名詞化の接尾辞「ment(こと)」を付けた単語である。「assess」の語源は、ラテン語の「assessare(税額を固定する)」「assessus(そばに座る)」「assidere(隣に座る)」から来ており、裁判官の隣に座って補佐する人を表していた。「assidere」は語根に分解すると、「ad(~に)」「sedere(座る)」の要素から成る単語である。「assessment」の発音・読み方「assessment」の発音記号は「ʌˈsesmʌnt」で、日本語で表記する場合「アセェスマァントゥ」のような音である。「-sse-」の箇所にアクセントが置かれる。発音記号はアメリカ英語・イギリス英語とも共通である。「assessment」の覚え方「assessment(評価)」は、「ad(~の方向へ)」とラテン語の「sedeo(座る)」、「ment(こと)」の要素から構成される単語である。語根「ad」に由来する単語には他に「address(住所)」「apart(分かれて)」などがあり、語根「sedeo」に由来する単語には、「possess(所有する)」「resident(居住者)」「obsess(取り付く、強迫観念となる)」などがある。「裁判官の隣に座る人」という元の意味から、「~の方向に、住む人」という語源の近い単語を合わせて把握すると、「assessment」の意味が覚えやすくなる。「assessment」と「evaluation」の違い「assessment」と「evaluation」はどちらも日本語で「評価」を意味する英単語である。「assessment」は、事業継続的でプロセス重視であり、個別の評価を、あらゆる当事者で行う。一方「evaluation」は、時間限定的で生産物志向であり、相対的な評価を、評価者のみで行う、という違いがある。日本でも行われている「環境アセスメント」では、開発事業による環境への影響を調査・予測して、その結果について自治体や民間から意見を聞き、より良い事業計画を練り上げていく、という継続的な事業が行われる。一度きりの評価に終わらず、そのフィードバックを得て評価対象の改善につなげていくのが「assessment」の特徴である。「assessment」の類語「assessment」の類語は、「判断」という意味では「judgment(判断)」「analysis(分析)」があり、「判断」という意味では「evaluation(評価)」「rate(評価)」が挙げられる。また「金額の査定」という意味では「appraisal(評価)」「estimate(見積もり)」が類語に挙げられる。「assessment」を含む英熟語・英語表現「underassessment」とは
「underassessment」とは、「調査中で」「評価中で」を表す英熟語である。学術論文における査読終了後の内容評価段階や、海外渡航申請が審査中であることなど、書類の確認を受けている最中であることの表現に用いられる。
「selfassessment」とは
「selfassessment」とは、「自己評価」「自己採点」を表す英熟語である。イギリス英語では、個人事業主の行う申告納税にもこの語を用いる。「Makesurethatyouhavesubmittedyourself-assessmenttaxreturnandpaidyourtaxforthisyearby31January.(1月31日までに自己申告書を提出し、今年の税金を納めていることを確認してください)」のような使い方がある。「assessment」に関連する用語の解説「self-assessmentquestionnaire」とは
「self-assessmentquestionnaire」とは、「セルフチェックリスト」を表す英語表現である。企業や組織が事業を行う適格性を備えているか自己チェックしたり、医療を受ける際の自己問診票など、様々なセルフチェックシートの表現に用いられる。「EverybusinessthatistryingtoshowSecurityStandardscompliancemustcompletetheappropriateSelf-AssessmentQuestionnaire.(セキュリティ基準への準拠を示そうとするすべての企業は、適切な自己評価質問書を作成する必要がある)」「Youneedtoprepareforyourmedicalcertificateandself-assessmentquestionnaire.(医師の診断書と自己診断アンケートを準備する必要がある)」のように使用する。「assessment」の使い方・例文日常生活における人への評価という表現では、次のようなものがある。「Hisassessmenttorethroughhermind,diggingupmemoriesandlayingthembareonthesurface.(彼の評価は彼女の心を引き裂き、記憶を掘り起こし、それを表面化させた)」「Aftertheblinddate,herassessmentwasthatthemandidnothavepolitemanners.(お見合い後に彼女の評価は、その男性が礼儀正しいマナーを持っていないということになった)」
学校などでの学習上の評価という使い方では、次のように表現される。「Theteachersworkedtogethertocreateamathassessmentforthe8thgrade.(先生方が協力して、8年生用の数学の評価を作成した)」「Studyingfortheupcomingassessmentprovedtobeadifficulttask.(近づく評価に備えて勉強することは、難しい仕事であることがわかった)」
医療分野における評価の考え方としては、「Assessmentisalsoanongoingactivitywhichmustbecontinuallyreviewedandreappraisedtoensurethatthecareismeetingthepatient'sneeds.(またアセスメントは継続的な活動であり、ケアが患者のニーズを満たしているかどうかを継続的に見直し、再評価する必要がある)」のような表現がある。3061
(2023年2月24日更新)

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アセスメント
英語:assessment
「アセスメント」とは・「アセスメント」の意味
「アセスメント」とは、英語の「assessment」に由来して「査定」「評価」などの意味を持つもので、対象を客観的に評価・分析することを目的に、環境をはじめ、福祉や看護、教育、保育、介護、医療、心理などといった様々な分野でその手法が応用されている評価法である。
日本にアセスメントの概念が初めて導入されたのは、1972年に公共事業に適用された環境評価であるとされる。1997年には通称、環境アセスメント法といわれる環境影響評価法が制定、道路や鉄道などをはじめとする13種類の事業が、アセスメントの対象として環境に及ぼす影響などについての事前調査、分析、公表を義務付けられた。対象を客観的に評価し分析するアセスメントは、事業の成果を最大限に引き出すというメリットが期待できることから、その後様々な分野で導入され独自の方法により最適化された。
福祉や介護の分野では、被介護者の日常生活をヒアリングしてアセスメントシートを作成、一人ひとりの課題や要望に沿った介護環境を確立している。看護・医療の分野では、患者一人ひとりについて、問診などによる客観的データと聞き取りなどによる主観的情報を組み合わせた看護計画を作成することで、また保育分野では、子ども一人ひとりの行動傾向の観察や日常生活のヒアリングから得られた情報にもとづいて指導計画を作成することで、それぞれきめ細やかな看護や保育に結び付けていく。教育分野では、成績による評価だけでなく、児童・生徒一人ひとりについて検査や面談などを通じて情報を集め、各自に最適な教育的働きかけをはかることが、心理の分野では、面接や心理テストなどを通じてクライアントの状況を多角的に把握しながら抱えている問題を理解することが、それぞれアセスメントの目的となる。「アセスメント」の熟語・言い回しリスクアセスメントとは
「リスクアセスメント」とは、業務を行ううえで労働者の安全と健康が損なわれる恐れのある事柄について、そのリスクの程度と被害の大きさを見積もり、それに対して適切なリスク低減対策を検討・実施することをいう。リスクアセスメントを実施することで、職場のリスクが明確になり、職場全体でリスクの共有化をはかることができるなどといった効果が見込まれる。労働安全衛生法では、製造業や建設業等の事業場の事業者を対象に、リスクアセスメントの実施を努力義務として規定している。「アセスメント」の使い方・例文「アセスメント」の熟語・言い回しとしては、次のようなものが考えられる。たとえば「食生活の乱れが身体に何らかの問題を引き起こしていないか診断することを栄養アセスメントという」「ケアマネージャーは、アセスメントシ―トを元にケアプランを作成する」「時代の変化に対応して、政策の実効性や必要性などの見直しを行うことは時のアセスメントと呼ばれるものだ」「製品やサービスについて、原料調達から廃棄・リサイクルに至るまでの全工程を評価するライフサイクルアセスメントは、環境保全の観点からも導入が望まれる施策である」などである。
ほかにも「フィジカルアセスメントを効果的に運用することで、患者さんに最もふさわしい治療方法を選択することができる」「偏りのない客観的な人事評価を行うために、人材アセスメントは今や欠かせない手法となった」「いかなるアセスメントを行う場合も、まず目的を明確化することが重要である」「組織のパフォーマンス向上に何が必要なのかを明らかにしようとすれば、ニーズアセスメントの手法を取り入れるべきである」「国連の提唱で2001年から約5年間、地球規模の生態系評価が行われたが、これはミレニアム・エコシステム・アセスメントといわれる」「自動車の安全性評価こそが、すなわち自動車アセスメントと呼ばれるものだ」などを挙げることができる。
(2022年12月5日更新)

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アセスメント
英語:assessment
アセスメント(英:assessment)とは、調査にもとづいた評価を行うことである。特に、開発が環境に与える影響を評価すること、あるいは社会福祉や人事評価においてその対象となる個人について調査することを指すことが多い。「アセス」と略称する。サ変動詞化して「アセスメントする」の形になる。特定の分野で用いられる専門的な用語である。
用例:「アセスメントを行う」「子どもを適切にアセスメントする」「環境アセスメント」「防災アセスメント」「発達アセスメント」
環境の分野では、開発の影響を評価することのみならず、事業の決定およびその後の監視や情報公開などを含めた一連の手続きを含めて「アセスメント」ということもある。
「アセスメント」は英語assessmentに由来する語である。assessmentは、評価することを意味する動詞assessの名詞形で、金額の査定やさまざまの評価などを意味する。国立国語研究所の「『外来語』言い換え提案」では、「アセスメント」をわかりやすく言い換える場合は、その意味するところに応じて「影響評価」「事前評価」「再評価」「評価」「査定」などとすることが提案されている。
「アセスメント」の言い換えに用いられる「評価」は、ものの善し悪しを判断すること全般に用いることができる日常的な語で、判断による価値そのものを指すことができる。一方、「アセスメント」は主に環境、福祉、人事の分野でのみ用いる専門的な用語である。また、「アセスメント」が価値そのものを指すことはできない。したがって、「評価が高い」「評価が定まる」とは言えるが、「アセスメントが高い」「アセスメントが定まる」とは言えない。
「評価」と同じく「アセスメント」の言い換えに用いられる「査定」は、合否、金額、等級などあらかじめ決められた基準が存在するものを決定することを意味するが、「アセスメント」は環境に与える影響のような絶対的な基準が存在しないものについて調べて評価するという意味合いが強い。したがって、「金額の査定」「成績の査定」とは言えるが、「金額のアセスメント」「成績のアセスメント」とは言いにくい。
(執筆:稲川智樹)
(2020年2月17日更新)

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アセスメント
アセスメント(assessment)とは、評価や査定などの意味を持ち、人事領域においては、従業員の能力や適性を客観的・定量的に判断することを意味します。アセスメントは、研修や適性診断を通して行われることが多く、リーダー選出や配置転換などの幅広い目的で活用されます。

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アセスメント
【英】assessment
・アセスメントとは、ある事象を客観的に評価することを言う。
特に人材領域におけるアセスメントは「人材アセスメント(HumanAssessment)」と呼び、組織体の中で人材を配置/育成並びに登用するに当たって、その人物の適性を客観的に事前評価することをさす。
評価に当たっては客観的な評価基準を設定し(行動、言動、態度など)それらが基準を満たしているかといった観点で評価を行う。関連ページPCSurvey/個人特性診断

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環境アセスメント用語集

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アセスメント
 査定とか評価と訳されるが、本来は課税のために財産や収入などを査定することを示していた。それが一般的な用法として評価とも訳されるが、課税のような社会的な行為のための第三者による評価をさしている。
 環境アセスメントにおいてもこの意味で使われているが、事前評価という意味。
 アセスメントがつく言葉は、他にリスクアセスメントやライフサイクルアセスメント、テクノロジーアセスメントなどがある。

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アセスメント
【英】:assessment
物事に対して事前に評価や査定を行うこと。「環境アセスメント」,「テクノロジー・アセスメント」などと使われる。科学技術の発達や環境問題の深刻化などで,取り返しのつかない事態が生じないように,事前のチェックとともにアセスメントも重要になってきた。

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事前評価(アセスメント)
介護サービス利用者(要介護者、要支援者)の身体機能や状況を事前に把握、家族などとも相談し評価することで、ケアプランの作成等、今後のケアにどのような介護が必要なのか、課題を分析すること。
外来語の言い換え提案

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アセスメントassessment
全体★☆☆☆60歳以上★☆☆☆
言い換え語影響評価
用例地元は環境に配慮した空港づくりを求め,陸上ルートの実機テストや,アセスメント〔影響評価〕を慎重にやった。
意味説明事業が周囲に与える影響を査定し評価すること
手引き「アセスメント」が単独で用いられる場合の多くは,開発事業が環境にどのような影響を与えるかを査定し評価する「環境アセスメント」を指しており,「影響評価」はその場合の言い換え語である。どのような評価を行うかによって,適切な言い換え語が変わってくる場合があり,「事前評価」「再評価」などが最適になることがある。特に複合語にその傾向が強く,複合語例に示すように,評価の内容や方法に応じて個々に工夫する必要がある。文脈によっては,単に「評価」「査定」と言い換える方が分かりやすい場合もある。「アセス」という略語も見かけるが,分かりにくく,そのままの形で用いることは避けた方が良い。
その他の言い換え語例事前評価 再評価 評価 査定
複合語例環境アセスメント=環境影響評価リスクアセスメント=危険事前評価時のアセスメント=事業再評価政策アセスメント=政策評価 政策事前評価自動車アセスメント=自動車の安全性能評価ライフサイクルアセスメント=製品の循環過程における環境影響評価
Similar words:
査定  評価

Japanese-English Dictionary

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アセスメント
(an) assessment

・環境アセスメント
 (an) environmental assessment
・環境アセスメント報告
 an environmental impact statement

アセスメントの英訳 - gooコロケーション辞典

あせすめんと【アセスメント】
assessment《評価、査定》

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アセスメント
(名詞)
[対訳] assessment

Hán Tôm Mark Dictionary

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Mark Name Dictionary

*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=