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Japanese Dictionary

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すい‐ぎん【水銀】
亜鉛族元素の一。常温で液状である唯一の金属で、銀白色で重い。有毒。融点はセ氏零下38.86度、沸点はセ氏356.72度。主要鉱物は辰砂(しんしゃ)で、これを焼いて製する。多くの金属とアマルガムを作る。温度計・気圧計・水銀灯・化学薬品などに使用。元素記号Hg原子番号80。原子量200.6。みずがね。
環境用語集


すいぎん【水銀】
水銀を含有する辰砂は朱砂・丹砂と呼ばれるように赤色なので、古代人は土器や土偶、古墳の石室・石棺などへの塗料とした。赤色は呪術的に使用された。中国では丹砂から作った丹薬は不老長寿の妙薬とされた。水銀は適量に用いると新陳代謝の作用をもつ。だがこれを飲み過ぎて死んだ王侯貴族もいる。日本でも即身仏(ミイラ)の一部から水銀が検出されている。高野山は全山が水銀鉱脈の上にあり、地主神として高野明神と丹生明神を祀る。奈良の大仏には金めっきするのに大量の水銀が使用された。水銀は英語でマーキュリー(Mercury)というが、これは水星の名でもあり、またローマ神話の商売神の名でもある。ラテン語ではメルクリウス(Mercurius)。この神はギリシアのヘルメスとも同一視され、図は帽子をかぶる青少年像で、二匹の蛇がからみつく杖を持つ。→丹生都比売神社

Japanese-English Dictionary

Hán Tôm Yurica Dictionary

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Yurica Name Dictionary

*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=