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Japanese Dictionary

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実用日本語表現辞典
倫理観
読み方:りんりかん
倫理観とは、倫理に対する考え方の意味
倫理観(りんりかん)とは、倫理(人として守るべき善悪や是非の判断や判断基準)についての捉え方・考え方、を意味する語。倫理に関するものの見方。万人が同意する普遍的な善悪・正邪よりも、むしろ立場によって意見の別れる(対立が生じる)ような話題を扱う文脈で用いられることが多い。たとえば尊厳死の問題など。倫理観の使い方西欧キリスト教文化圏の倫理観倫理観を育むことも義務教育の大切な役割だいつの世も老人は「最近の若者は倫理観が希薄だ」と嘆く倫理観の類語と使い分け倫理観の類語として「道徳観」や「モラル(moral)」「エシカル(ethical)」などが挙げられる。
「倫理」と「道徳」の違いは、一概には言えないが、現代における傾向としては、「倫理は《社会における善悪等の判断基準》」を、同じく「道徳は《社会または個人の正義にもとづく行為規範》」を指す語として区別される場合がある。とはいえ、「倫理(観)」と「道徳(観)」をほぼ同義語として区別なく扱う場合も多い。倫理観の語源「倫理観」は「倫理」と「観」に分割できる。「観」は接尾辞で「(~に関する)ものの考え方」という意味を加える。
「倫理」は西欧語(英語のethics、ドイツ語のEthik、ラテン語のethica)を和訳した漢訳語(和製漢語)である。倫理の「倫」の字は「人として守るべき道」を意味し、「理」は「道理・筋道・理(ことわり)」を意味する。
ちなみに「道徳」は老子が説いた思想の根本概念である。漢字文化圏には古くから根付いている語といえる。倫理観のよくある間違い「倫理観」の語のよくある間違いとしては、字を誤って「倫理感」と表記する場合などが挙げられる。「倫理感」の表記も、必ずしも誤用になるとは限らないが、「倫理観」と「倫理感」では意味が違ってくる。
「倫理観」は「倫理に関するものの考え方」を指すが、「倫理感」では「倫理的な(倫理に関する)感情」という意味と解釈される。
よくある間違いではないかもしれないが、「倫理」を「論理(ろんり)」と読み間違えるような場合もある。

デジタル大辞泉
りんり‐かん〔‐クワン〕【倫理観】
読み方:りんりかん
倫理についての考え方、捉え方。「教師には高い―が求められる」
Similar words:
道徳心  道義心  モラル  良心  道徳意識

Japanese-English Dictionary

Hán Tôm Yurica Dictionary

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Yurica Name Dictionary

*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=