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Japanese Dictionary

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実用日本語表現辞典
乾坤一擲
読み方:けんこんいってき
乾坤一擲とは、いちかばちかの思い切った勝負を意味する表現である。読み方は「けんこんいってき」。主に「乾坤一擲の大勝負」のような言い回しで用いられる。「一擲乾坤を賭す」ともいう。乾坤一擲の類語としては、「天王山」「ルビコン川を渡る」「一六勝負」などが挙げられる。要はイチかバチかの大勝負ということである。
乾坤一擲の「乾」と「坤」の字は、それぞれ天地の「天」と「地」を意味する。「一擲」は「(サイコロを)1回だけ投げる」ことを意味する。天がでるか、はたまた地がでるか、意を決してサイコロを振る、といった意味合いの表現と解釈できる。
英語では「乾坤一擲」はstakeeverythingのように表現しうる。stake=賭ける、everything=なにもかも、という意訳である。
乾坤一擲の由来乾坤一擲は、中国の唐の文人・韓愈が、項羽と劉邦の対決を評して述べた言葉に由来する。劉邦と項羽は戦いの末、鴻溝の地を二分して和解した。しかし、劉邦の配下である張良と陳平が、劉邦に対して「項羽の兵は疲弊しているので好機である」と話したため、劉邦は項羽を追撃して勝利をおさめた。韓愈は、この劉邦の大勝負を「乾坤一擲」という言葉で表現した。
「乾坤一擲」の語を使った例文・表現例としては「乾坤一擲の大勝負」が挙げられる。ただし、「乾坤一擲」という言葉そのものが「大勝負」の意味合いを含んでいるため、「乾坤一擲」と「大勝負」とで意味の重複が生じている(なかば重言である)。

デジタル大辞泉
けんこん‐いってき【▽乾×坤一×擲】
運命をかけて大勝負をすること。「乾坤一擲の大企画」

Japanese-English Dictionary

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