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Japanese Dictionary

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三省堂大辞林第三版
おも[1]【面】
①表面。うわべ。「池の-」
②顔。顔つき。「-知る児らが見えぬころかも/万葉集:3068」
③面影。様子。「寝もとか子ろが-に見えつる/万葉集:3473」〔現代では「おもやせ」「おもやつれ」「おもなが」などの形で用いられる〕

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デジタル大辞泉
おも【面】
読み方:おも
1顔。顔つき。容貌(ようぼう)。
「いと美(うる)はしき君が—」〈上田敏訳・海潮音・春の貢〉
2表面。「川の—」
3おもかげ。
「佐野山に打つや斧音(をのと)の遠かども寝もとか児ろが—に見えつる」〈万・三四七三〉

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おも‐て【面】
読み方:おもて
《「おも(面)」に、方向・方面を表す「て」の付いたもの。正面のほう、の意》
1顔面。顔。「—を赤らめる」「—を伏せる」
2仮面。めん。主として 能・狂言に用いるものにいう。
3物の 表面。外面。「池の—」
4面目。体面。
「いづこを—にかはまたも見え奉らむ」〈源・賢木〉

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つら【面/▽頰】
読み方:つら
1顔。顔つき。現代では、やや乱暴な 言い方で、多くはいい意味では用いない。「どの—下げて来た」「ちょっと—を貸せ」
2物の 表面。「上(うわ)っ—」
3ほとり。あたり。
「曹司の蔀(しとみ)の—に立ちより給へりけるも」〈大和・八三〉
4ほお。
「—いと赤うふくらかなる」〈能因本 枕・六二〉
5(「づら」の形で)名詞の下に付いて、…のような顔をしている、…のようなようすである意を表す。相手をさげすむ 気持ちを込めて 用いる。「ばか—」「紳士—」

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づら【面/▽頰】
読み方:づら
つら(面)5」に同じ。「あほう—」「馬—」

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めん【面】
読み方:めん
[音]メン(呉) [訓]おも おもて つら
[学習漢字]3年
《一》〈メン〉
1人の顔。「面前・面相・面面/臆面(おくめん)・顔面・渋面・人面・赤面・洗面・白面・覆面・満面」
2顔を覆う道具。マスク。「仮面・能面・防毒面」
3顔を向ける。向き合う。「面会・面詰・面識・面責・面接・面談/直面・覿面(てきめん)・当面・南面」
4向いている方・側。向き。「正面・前面・他面・半面・反面・方面・一面的」
5物の、平らに 広がった 部分。「面積/画面・球面・月面・紙面・地面・斜面・水面・断面・帳面・底面・表面・平面・壁面・路面」
6表面に記されたもの。「額面・書面・譜面・文面」
《二》〈おも〉「面影・面長」
《三》〈おもて〉「細面・矢面」
《四》〈つら(づら)〉「面魂/馬面・上面(うわつら)・字面・外面・野面・仏頂面」
[名のり]も
[難読]面繋(おもがい)・面映(おもは)ゆい・川面(かわも)・素面(しらふ)・対面(トイメン)・面皰(にきび)・直面(ひたおもて)・氷面(ひも)・水面(みなも)・面子(メンツ)

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めん【面】
読み方:めん
《一》[名]
1顔。「—のいいのを鼻にかける」
2顔につける かぶりもの。多くは人物・動物などの顔をかたどったもので、神楽・舞楽・能・狂言や、子供のおもちゃなどに使われる。仮面。面形(おもてがた)。おもて。
3顔面または頭部を保護するためにつける 防具。剣道の面頰(めんぽお)、野球の捕手がつけるマスクなど。
4剣道の技の一。頭部を打つこと。
5物の 外側の、平らな 広がり。表面。
6数学で、線が運動したときにできる、広がりはあるが厚さのない図形。平面と曲面がある。「—に垂直な 直線」
7建築で、角材の稜角(りょうかく)を削り 落としてできる部分。切り面・几帳面(きちょうめん)など。
8方面。「資金の—で援助する」
《二》[接尾]助数詞。
1鏡・琵琶(びわ)・硯(すずり)・能面・仮面・碁盤など、平たいものを数えるのに用いる。「琴1—」「3—のテニスコート」
2コンピューターゲームなどで、クリアするべき場面・コースを数えるのに用いる。「100—をこえるパズルゲーム」「最終—のボス」
[補説]書名 別項。→面
露天で売られている面

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めん【面】
読み方:めん
富田常雄の小説。昭和23年(1948)発表。翌年、「刺青(しせい)」とあわせ第21回 直木賞 受賞。

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も【▽面】
読み方:も
《「おも(面)」の音変化》おもて。表面。「水(み)の—」
「つくばねのこの—かの—に影はあれど君がみかげにます影はなし」〈古今・東歌〉

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もて【▽面】
読み方:もて
「おもて」の音変化。
「あが—の忘れも時(しだ)は筑波嶺を振りさけ見つつ妹は偲(しぬ)はね」〈万・四三六七〉

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土木用語辞典
面(つら)
表面のこと。

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歴史民俗用語辞典
読み方:メン(men), オモテ(omote)
芸能に用いられ、顔にあててその面相の現わすものに扮する。
別名面形、仮面

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めん【面】 世界宗教用語大事典
→仮面

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能楽用語集

読み方:オモテ
面とは、能面のこと。
能と言えば、能面をつけて舞うもの、というイメージがあります。
面は、ごくまれにアイが着ける場合(『三番叟』という演目など)がありますが、基本的には、シテおよびツレ(シテのツレ)が着けることになっています。
面の種類は、250種にも及ぶと言われており、長い歴史の中で、様々なものが作られてきました。
面は、人間の顔よりも小さく、着けるとアゴなどが面からはみ出すようになっています。
これは、仮面をかぶって顔を隠すという考えではなく、生の顔の続きとして面を着けるという考えに根ざしているのだそうです。
決して、能楽師の顔が大きいというわけではないのだとか。
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▼関連用語
直面/能/シテ/ツレ/アイ
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能面・装束
Similar words:
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Kanji-Vietnamese Machine Translation

*This is machine translation, not guaranteed to be correct.

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Mark Name Dictionary

*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=
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