
Japanese Dictionary
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ふ・る【降る】
読み方:ふる
[動ラ五(四)]
1空から雨や雪などが連続的に、広い範囲にわたって 落ちてくる。また、細かいものが上方からたくさん落ちてくる。「大雪が—・る」「火山灰が—・る」
2霜がおりる。「早霜が—・る」
3日光・月光が注ぐ。「やしの葉影に—・る月の光」
4多く 集まり 寄ってくる。「—・るほど縁談がある」
[下接句]雨が降ろうが槍(やり)が降ろうが・子供騒げば雨が降る・提灯(ちょうちん)程の火が降る・火が降る・槍が降っても
お・る【下る/降る】
読み方:おる
[動ラ上二]「おりる」の文語形。
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くだ・る【下る/▽降る】
読み方:くだる
[動ラ五(四)]
1上から下へ、高いところから低いところへ移る。⇔のぼる。
㋐下方へ向かって 移動する。おりる。「坂を—・る」
㋑川下の方へ進む。「船で川を—・る」
2
㋐中央から地方へ行く。「東海道を—・る」⇔のぼる。
㋑《内裏が都の北にあったところから》京都の中で南に行く。
3(「野(や)にくだる」の形で)官職をやめる。公の職務を離れて 民間人になる。また、 野党の立場になる。
4(「獄(ごく)にくだる」の形で)牢獄に入って刑に服する。
「魚玄機が人を殺して獄に—・った」〈鴎外・魚玄機〉
5
㋐高い地位の人から下げ 渡される。下賜される。「恩賜金が—・る」
㋑判断や命令などが言い渡される。「判決が—・る」「辞令が—・る」
6時、時代が移る。後世になる。「—・って明治の御世(みよ)になる」
7(ふつう「降る」と書く)負けて 降伏する。「敵の軍門に—・る」
8(多く 打消しの語を伴って 用いる)ある基準の数値・数量よりも下になる。下回る。「犠牲者は一千人を—・らないだろう」
9程度・価値などが劣る。「数段—・る」「品が—・る」
「是れより—・っては、背皺(せしわ)よると枕詞の付く『スコッチ』の背広」〈二葉亭・浮雲〉
10
㋐薬などの作用によって体外へ出る。「虫が—・る」
㋑(「瀉る」とも書く)下痢をする。「腹が—・る」
11涙が流れ出る。「声涙ともに—・る」
「猿(さる)を聞(きき)て実(じつ)に—・る三声のなみだ」〈曠野〉
12雨などが降る。
「雨、昨日(きのふ)の夕べより—・り」〈かげろふ・下〉
13場所が低い状態である。
「ひんがしの廂(ひさし)の—・りたるかたに」〈源・椎本〉
14へりくだる。謙遜する。
「大人(うし)の—・り給ふこと甚し」〈読・雨月・吉備津の釜〉
→下(お)りる[用法]
[可能]くだれる
[下接句]軍門に降(くだ)る・陣門に降る・声涙倶(とも)に下る・腹が下る・野(や)に下る
Similar words:
雨飛
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Kanji-Vietnamese Machine Translation
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*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=