
Japanese Dictionary
-Hide content三省堂大辞林第三版
お・う:おふ[0]【負う】
(動:ワ五[:ハ四])
①(人や物を)自分の背や肩に載せて支える。せおう。「背に籠(かご)を-・う」
②負担となるようなことを引き受ける。「責任を-・う」「義務を-・っている」「責めを-・う」
③傷を受ける。「重傷を-・った」「心に痛手を-・う」
④背後にもつ状態にある。背負う。「太陽を-・って歩く」「上野の森を背に-・うた、根岸の家の一間で/青年:鷗外」
⑤(「…に負う」の形で)…のおかげをこうむる。「彼の成功は母親の教育に-・うところが大きい」
⑥借りる。「前世に彼が物を-・ひて償はざりき/今昔:17」
⑦名としてもつ。「名にし-・はばいざ事とはむ宮こ鳥わが思ふ人はありやなしやと/伊勢:9」
⑧似つかわしい様子である。「文屋康秀は、ことばはたくみにて、そのさま身に-・はず/古今:仮名序」
[可能]おえる
[慣用]始末に負えない・手に負えない
[句項目]負うた子に教えられて浅瀬を渡る・負うた子より抱いた子・負わず借らずに子三人
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デジタル大辞泉
お・う〔おふ〕【負う】
読み方:おう
[動ワ五(ハ四)]
1背中や肩にのせる。背負う。「重い荷を—・う」
2身に受ける。また、自分で引き受ける。かぶる。「責任を—・う」「恨みを—・う」
3傷を受ける。「重傷を—・う」「損害を—・う」
4お陰をこうむる。「先輩のご指導に—・うところが大きい」
5後ろに位置させる。背景とする。「後ろに山を—・う」
6借金する。
「その人は、わが金(こがね)を千両—・ひたる人なり」〈宇治拾遺・一〉
7名としてもつ。名前に適合する。
「名にし—・はばいざ事とはむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと」〈伊勢・九〉
8ふさわしいさまである。適応する。
「文屋康秀(ふんやのやすひで)は、ことば巧みにて、そのさま身に—・はず」〈古今・仮名序〉
[可能]おえる
[用法]おう・せおう——「負う」は文語的。話し言葉では多く「背負う」を使う。◇「負う」「背負う」には抽象的に負担する意味もあり、「責任を負う」「罪を負う」「一家を背負って働く」などと使われるが、「背負う」のほうが具体的動作を表す度合いが強い。傷・痛手については「負う」を用い、「背負う」は使わない。◇類似の語に「担(にな)う」「担(かつ)ぐ」がある。ともに、肩で重みを受けるようにして物を運ぶ意。「大きな荷を担う」「おみこしを担ぐ」、また、抽象的に「役割を担う」「次代を担う」などとも使う。
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鳥取弁辞書
おう【負う】
《品詞》動詞
《標準語》オンブする。背負う。
《用例》「あすこの、あこを負うとんなるのは、誰だいな」(あそこの、赤ちゃんをおんぶしておられるのは、どなたですか)。
《参照》きゃある、動詞活用表(おう)
Similar words:
借る
Japanese-English Dictionary
Japanese-English Mark AI Dictionary
Japanese-Vietnamese Mark AI Dictionary
Kanji-Vietnamese Machine Translation
*This is machine translation, not guaranteed to be correct.
Hán Tôm Mark Dictionary
Mark Name Dictionary
*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=