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Japanese Dictionary

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デジタル大辞泉
あら・ぶ【荒ぶ】
読み方:あらぶ
[動バ上二]
1暴れる。荒れる。「—・ぶる蝦夷(えみし)どもを言向(ことむ)け」〈記・中〉
2気持ちが離れる。疎遠になる。「島の宮上の池なる放ち鳥—・びな行きそ君いまさずとも」〈万・一七二〉

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さ・ぶ【▽荒ぶ】
読み方:さぶ
[動バ上二]
1あれる。荒涼とした さまになる。「楽浪(ささなみ)の国つ御神のうら—・びて荒れたる都見れば悲しも」〈万・三三〉
2古くなる。「我が門の板井の清水里遠み人し汲まねば水—・びにけり」〈神楽・杓〉
3色があせる。勢いが衰える。「うす霧の朝けの梢色—・びて虫の音残る森の下草」〈風雅・秋下〉
4心が荒れすさぶ。さびしく思う。「まそ鏡見 飽かぬ 君に 後れてや朝夕(あしたゆふへ)に—・びつつ居らむ」〈万・五七二〉
[補説]この語の意から派生した語に「寂(さ)びる」「錆(さ)びる」がある。

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すさ・ぶ【▽荒ぶ/▽進ぶ/▽遊ぶ】
読み方:すさぶ
《上代は上二段活用であるが、平安時代 ころから 四段にも活用する ようになった》
《一》[動バ五(四)]
1気持ちや生活態度にゆとりやうるおいなどがなくなる。とげとげしくなる。荒れる。「心が—・ぶ」
2細かいところにまで注意が求められる芸などが荒れて 雑になる。「芸が—・ぶ」
3ある方向にいよいよ進む。特に、雨・風などの勢いが増す。「嵐が—・ぶ」「吹き—・ぶ」
4勢いが尽きて 衰える。「降り—・ぶ時雨の空のうき雲にみえぬ夕日のかげぞうつろふ」〈風雅・冬〉
5(遊ぶ)気の向くままに何かをする。慰み 興じる。もてあそぶ。「目とどめ給ひて…など、書き添へつつ—・び給ふ」〈源・若菜上〉
《二》[動バ上二]
1(遊ぶ)心のおもむくままにする。あそび慰む。「絵はなほ筆のついでに—・びさせ給ふ あだごととこそ」〈源・絵合〉
2(動詞の連用形について)勢いが激しくなる。さかんに…する。「朝露に咲き—・びたる月草の日くたつなへに消(け)ぬべく思ほゆ」〈万・二二 八一〉
Similar words:
暴れる

Japanese-English Dictionary

Japanese-English Mark AI Dictionary

Japanese-Vietnamese Mark AI Dictionary

Kanji-Vietnamese Machine Translation

*This is machine translation, not guaranteed to be correct.

Hán Tôm Mark Dictionary


Mark Name Dictionary

*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=