
Japanese Dictionary
-Hide content三省堂大辞林第三版
むらさき[2]【紫】
①ムラサキ科の多年草。山野に自生する。全体に粗毛があり、根は太く、茎は高さ約50センチメートルで上方で分枝。葉は披針形。夏、上方の葉腋(ようえき)に白花を数個つける。根は乾くと紫色となり、古くから紫色の染料とするほか、漢方で解熱・解毒の薬、皮膚病の薬などに用いる。紫草。
②:①の根で染め出した色。
③「紫色」の略。
④醬油のこと。
⑤〔女房詞〕イワシ。
[句項目]紫の朱を奪う
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デジタル大辞泉
し【紫】
読み方:し
[常用漢字] [音]シ(呉)(漢) [訓]むらさき
《一》〈シ〉むらさき。「紫煙・紫紺・紫斑(しはん)・紫外線/紅紫」
《二》〈むらさき〉「紫色/青紫・若紫」
[難読]紫陽花(あじさい)・紫雲英(げんげ)
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むらさき【紫】
読み方:むらさき
1ムラサキ科の多年草。山地に生え、高さ30〜60 センチ。根は太く 紫色。全体に毛が密生し、葉は披針形で互生する。6、7 月ごろ、白い小花をつける。根は古くから染料に、また漢方で皮膚病や火傷に用いられてきた。みなしぐさ。ねむらさき。 えどむらさき。むらさきそう。《季夏》
2「紫色」の略。
3《色が紫色であるところから》醤油の異称。
41の根で染めた色。古代紫。
5イワシをいう女房詞。
[補説]書名 別項。→紫
[下接語]青紫・赤紫・浅紫・今紫・薄紫・内紫・江戸紫・大紫・京紫・滅(けし)紫・古代紫・小紫・濃(こ)紫・蔓(つる)紫・深紫・藤(ふじ)紫・藪(やぶ)紫・若紫
撮影・広瀬雅敏
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むらさき【紫】
読み方:むらさき
与謝野鉄幹の歌集。明治34年(1901)刊行。
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むらさき【紫】 世界宗教用語大事典
赤と青との間色。古くから東西ともに高貴な色とされた。古代ローマ時代には皇室で重用され、キリスト像の衣も六世紀頃までは紫色である。中国で孔子は、これを中間色だとして嫌ったというが、一般では高貴な色とした。仙人の住所や宮城を紫台といい、紫雲は高徳の君主がいる時たなびく雲とされ、仏教では仏が乗る雲である。日本でも同じだが、とくに紫色に治病の効ありとして、殿様が頭痛などのさい紫色の鉢巻きをした話が伝えられている。
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*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=