
Japanese Dictionary
-Hide content三省堂大辞林第三版
しょうそこ:せう-【消息▽】
「しょうそく(消息)」の転。「御-もなきにこそはあめれ/和泉式部日記」
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デジタル大辞泉
しょう‐そく〔セウ‐〕【消息】
読み方:しょうそく
[名](スル)《「消」は陰気のなくなること。「息」は陽気の生じること》
1人や物事の、その時々のありさま。動静。状況。事情。「その後の—を尋ねる」「政界の—に通じている」
2状況や用件などを手紙などで知らせること。また、その手紙や連絡。音信。音沙汰。たより。「—を交わす」「漁船が—を絶つ」
「彼女は、短くとも殆(ほと)んど毎日—してよこした」〈有島・宣言〉
3消えることと生じること。衰えることと盛んになること。盛衰。
「—、窮通、皆運有り」〈菅家文草・四〉
4他家を訪れて、来意を告げ、案内をこうこと。しょうそこ。
「月あかき夜、人の来て、—言はせたるに」〈和泉式部続集・詞書〉
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しょう‐そこ〔セウ‐〕【消▽息】
読み方:しょうそこ
1「しょうそく(消息)2」に同じ。
「忘れで—し給へ」〈大和・六四〉
2「しょうそく(消息)4」に同じ。
「開けむとならば、ただ入りねかし。—を言はむに、よかなりとは誰か言はむと」〈枕・八〉
3「しょうそく(消息)1」に同じ。
「かの一宿(ひとよ)の主人(あるじ)が荘(いへ)に立ち寄りて、僧が—を尋ね 給ふ」〈読・雨月・青頭巾〉
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消息 歴史民俗用語辞典
読み方:ショウソコ(shousoko), ショウソク(shousoku)
口や手紙による便り。
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しょうそく【消息】 世界宗教用語大事典
仏教用語。ショウソコとも。消長変化を示す語だったが、転じて手紙の意となり、さらに高僧が思想を表わす書をもいうようになった。例=法然の『一紙小消息』。
Similar words:
報 通信 一報 弘報 便り
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Kanji-Vietnamese Machine Translation
*This is machine translation, not guaranteed to be correct.
Hán Tôm Mark Dictionary
Mark Name Dictionary
*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=