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Japanese Dictionary

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三省堂大辞林第三版
き[0]【気】
①生まれつきもっている心の傾向。性質。性格。「-が小さい」「-のいい人」
②物事に積極的に立ち向かう心の動き。意欲。「-がはやる」
③物事に引きつけられる心の動き。関心。「彼女に-がある」「-をそそる」
④物事に対してもつ、または物事に影響を受けて変わる感情。情緒。「-が沈む」「-が変わる」「-を楽にする」「-が滅入(めい)る」
⑤外界を認識し、外界と自分との関係を理解する心のはたらき。意識。「-を失う」「-を確かに持つ」「-が狂う」「-が付く」
⑥物事をうまく運ぶために、状況を的確にとらえる注意力。配慮。「-が回る」「-を付ける」「-を遣う」「-にとめる」「-が散る」
⑦物事をなしとげるために心を支え動かす力。気力。「-を挫(くじ)く」「-がゆるむ」「-は天を衝(つ)く」
⑧ある物が含みもっていて、その物を生かしている目に見えないもの。特に、味わいや香りをいう。「-の抜けたビール」「樽(たる)に酒の-が残る」
⑨目には見えないが、空間に立ちこめているもの。精気。「山の-を胸いっぱいに吸う」
⑩その場に広がっている感じ。雰囲気。「会場は厳粛の-に満ちている」
⑪(連体修飾語を受けて)
㋐これから何かをしようという気持ち。つもり。「彼を助ける-はない」「これからどうする-か」「あそこから飛びおりる-だ」
㋑実際はそうでないのに、そうしたような気持ち。つもり。「死んだ-になって努力する」「天下を取った-でいる」
㋒その時々の心の状態。気持ち。「ちょっといやな-がした」「さびしい-がする」
⑫漢方で、血(けつ)とともに体内の経絡を循行する生命力の根源とされるもの。無形であるが、有形の血と一体となって生理機能全般をつかさどるとされる。→血
⑬宋学で、「理」が万有を支配する原理であるのに対して、万物を形成する元素を「気」という。〔「こころ」という語が精神活動を行う本体的なものを指すのに対して、「気」はその「こころ」の状態・反応など現象的な面をいう傾向が強い。「気は心」という言葉も、表面的な「気」のはたらきは本体としての「心」の表れであるという考え方に基づく〕
[句項目]気が合う気がある気がいい気が多い気が大きい気が置けない気が重い気が勝つ気が利く気が気でない気が腐る気が差す気が知れない気が進まない気が済む気がする気が急く気がそがれる気が立つ気が小さい気が散る気が尽きる気が付く気が詰まる気が遠くなる気が咎める気が無い気が長い気が抜ける気が乗る気が早い気が張る気が晴れる気が引ける気が触れる気が減る気が紛れる気が回る気が短い気が向く気が揉める気が若い気に入る気に掛かる気に掛ける気に食わない気に障る気にする気に留める気になる気に病む気の所為気の無い気の病気は心気は世を蓋う気もそぞろ気を入れる気を失う気を落とす気を兼ねる気を利かせる気を砕く気を配る気を遣う気を尽くす気を付け気を付ける気を取られる気を取り直す気を抜く気を吞まれる気を吐く気を張る気を引く気を紛らす気を回す気を持たせる気を揉む気を許す気を良くする気を悪くする

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ぎ【気】
(接尾)
〔「き(気)」の連濁〕
名詞に付いて、その物事にふさわしい性質・気質・気性などのある意を表す。「男-」「商売-」

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け【気】
一[1][0](名)
①何かが存在する気配。何かが現れる兆候。「酒乱の-がある」「噴火の前日まではその-もなかった」
②ある本体から発散されて、その本体の存在を感じさせるもの。気体状のものや、熱気・光・においなどをいう。「東面の朝日の-いと苦しければ/蜻蛉:下」「大きなる釜(かなえ)有り、湯の-有り/今昔:14」
③どことなく感じられる趣。雰囲気。風情。「物々しき-さへ添ひ給ひて/源氏:葵」「恐ろしき-も覚えず、いとらうたげなるさまして/源氏:夕顔」
④身体の異常。病気。「足の-起こりて、装束する事の苦しければなむ/落窪:3」
⑤血の気。血行。「-や上がりぬらむ、心地いと悪しうおぼえて/蜻蛉:中」
⑥出産のきざし。産気。「日もあるに、今朝から-がつきて/浮世草子・胸算用:2」
⑦大気。空気。「雨のどかに降りて-しめりたりけるに/栄花:本の雫」
二(接頭)
形容詞・形容動詞また動詞に付いて、「何となく」「どことなく」の意を添えたり「…のようすである」の意を表したりする。「-だるい」「-だかい」「-ざやか」「-おされる」
三(接尾)
名詞、動詞の連用形、形容詞・形容動詞の語幹に付いて、そのような様子・気配・感じがある意を表す。「塩-」「色-」「商売っ-」「吐き-」「まじり-」「寒-」「いや-」→げ(気)
[句項目]気も無い

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げ【気】
(接尾)
〔「け(気)」の濁音化〕
体言・形容詞(また、形容詞型活用の助動詞)の語幹・動詞(また、動詞型活用の助動詞)の連用形などに付いて、形容動詞の語幹または名詞をつくる。様子・気配・感じなどの意を表す。「悲し―」「満足―」「おとな―」「あり―」など。名詞をつくる場合、下に打ち消しの語を伴うことが多い。「かわい-がない」

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【気(氣)】[音]:キ・ケ
①くうき。気体。「気化・気体・気泡・気密・空気・蒸気・大気・水蒸気」
②自然界の現象。「気候・気象・温気(うんき)((おんき))・香気・臭気・瘴気(しようき)・暑気・天気・熱気」
③呼吸。「気管・気絶・気息」
④漠然とした感じ。けはい。「気韻・気運・気品・気配(けはい)・和気・雰囲気」
⑤生命力。「元気・生気・病気」
⑥心のはたらき。心もち。「気炎・気概・気質・気性(きしよう)・気勢・気魄(きはく)・気風・気分・気力・意気・俠気・勇気」
⑦〔5日間を「候」、三候を「気」と呼んだ〕15日間。「節気・二十四気」

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デジタル大辞泉
き【気〔氣〕】
読み方:き
[音]キ(漢) ケ(呉)[学習漢字]1年〈キ〉
1息。「気管・気息/一気・呼気・口気」
2ガス体。「気圧・気化・気体/外気・換気・空気・香気・湿気・臭気・瘴気(しょうき)・蒸気・冷気」
3天地間に生じる自然現象。「気温・気候・気象/磁気・暑気・天気・電気・陽気」
4宇宙と人間の根底にあるとされるエネルギー。生命の活力。「運気・元気・正気(せいき)・生気・精気・病気」
5精神・感情の働き。「気質・気性・気分/意気・陰気・鋭気・狂気・血気・根気・才気・士気・正気(しょうき)・短気・稚気・怒気・平気・本気・勇気」
6何か特有のようす。「気運・気味/鬼気・景気・語気・妖気(ようき)・霊気・雰囲気」
7一年を二四分した期間。「気節/節気・二十四気」〈ケ〉
1ガス体。「湯気(ゆげ)」
2心の働き。気持ち。「気色(けしき)/嫌気・俗気・毒気・山気・若気(わかげ)」
3ようす。「気配/油気・色気・金気(かなけ)・産気・土気(つちけ)・人気(ひとけ)・水気(みずけ)」
4病気。「脚気(かっけ)・腰気」[名のり]おき[難読]呆気(あっけ)・噯気(おくび)・気質(かたぎ)・気障(きざ)・健気(けなげ)・若気(にやけ)・惚気(のろけ)・呑気(のんき)・暢気(のんき)

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き【気】
読み方:き
1生命・意識・心などの状態や働き。㋐息。呼吸。「—が詰まりそうな部屋」㋑意識。「—を失う」㋒物事に反応する心の働き。「—を静める」㋓精神の傾向。気質。「—が強い」㋔精神の盛り上がり。気勢。「復興の—がみなぎる」㋕気分。気持ち。「—が楽だ」「—が乗らない」㋖あれこれ 考える心の動き。心遣い。心配。「どうにも—になる」㋗物事にひきつけられたり、人を恋い 慕ったりする気持ち。興味。関心。「彼女に—がある」㋘何かをしようとする、また何かしたいと思う心の動き。つもり。「どうする—だ」「やる—がある」
2天地に生じる自然現象。空気・大気や、水蒸気などの気体。「山の—」
3あたりに漂う雰囲気。心に感じる周囲のようす。「陰鬱(いんうつ)な—が漂う」
4ある物がもっている 特有の 香りや風味。「—の抜けた ビール」
5昔、中国で1年を24分した一つの、15日間。さらに3分した一つを候といい、気は3候からなる。節気。

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ぎ【気】
読み方:ぎ
[語素]名詞の下に付いて、それにふさわしい性質・気質・気性などの意を表す。「男—」「商売—」

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け【気/▽希/×稀】
読み方:け
〈気〉⇒き〈希〉⇒き〈稀〉⇒き

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け【気】
読み方:け
[名]
1そのものがもつ要素や傾向。また、それが感じられる状態・気配。「火の—」「血の—」「泣き上戸の—がある」
2そのものから発して、その存在を感じ とらせるもの。気体状のもの。におい。味など。「東おもての朝日の—いと苦しければ」〈かげろふ・下〉
3それを感じられる心の状態。気分。心地。「恐しき—も覚えず」〈源・夕顔〉
4気候。天気。「—を寒み葦(あし)の汀(みぎは)もさえぬれば流ると見えぬ池の水鳥」〈和泉式部 続集〉
5病気。「脚の—起こりて」〈落窪・三〉
6(多く「気が付く」の形で)産気。「今朝から—がつきて、今日 生まるるとて」〈浮・胸算用・二〉[接頭]
1動詞・形容詞に付いて、なんとなく、漠然としたなどの意を表す。「—おされる」「—だるい」
2主として 形容詞、時に 動詞・形容動詞に付いて、ようすが…であるという意を表す。「—おそろし」「—うとし」「—あなどる」「—ざやか」[接尾]名詞・動詞の連用形、形容詞・形容動詞の語幹などに付いて、そのようなようす・気配・感じなどの意を表す。名詞に付く場合、「っけ」の形になることも多い。「人—」「飾りっ—」「商売っ—」「食い—」「寒—」「いや—」

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げ【気】
読み方:げ
[接尾]動詞の連用形、形容詞の語幹などに付いて、名詞、または形容動詞の語幹をつくる。…そうだ、…らしいようす、などの意を表す。「わけあり—」「うれし—」「おとな—もない」

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け【気】
(気の呉音ケからか。一説に訓とも)実体を手にすることはできないが、その存在が感じられるもの(気配)。心持ち。気力。天性。(病気にもいう)→気
Similar words:
性状  性質  性合い  性合  ネイチャー

Japanese-English Dictionary

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