
Japanese Dictionary
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よそ・る【▽寄る】
読み方:よそる
[動ラ四]
1自然に引き寄せられる。「荒山も人し寄すれば—・るとぞいふ」〈万・三三〇五〉
2波が打ち寄せられる。寄せる。「白波の—・る浜辺に別れなばいともすべなみ八度袖振る」〈万・四三七九〉
3ある異性に心を寄せているとうわさされる。「新田山(にひたやま)嶺(ね)には付かなな我(わ)に—・りはしなる児らしあやにかなしも」〈万・三四〇八〉
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よ・る【寄る】
読み方:よる
[動ラ五(四)]
1ある人・物やある所に向かって 近づく。近寄る。「彼女のそばに—・る」「たき火の近くに—・る」
21か所に集まる。一緒になる。「親類が—・って相談する」「三人—・れば文殊の知恵」
3ある所へ向かう途中で、他の所を 訪れる。立ち寄る。「出社 前に 得意先に—・る」「帰りに飲みに—・る」
4片方の端へ近づく。また、 一方の側にかたよる。「部屋の隅に—・る」「西に少し—・った地域」
5(「倚る」「凭る」とも書く)もたれかかる。「縁側の柱に—・って庭を見る」
6数が加わる。多くなる。重なる。「しわが—・る」「年が—・る」
7考えがそこに至りつく。思い及ぶ。「思いも—・らない大事件」
8相撲で、組んだ 体勢で相手を押し進む。「腰を落として—・る」
9相場で、立ち会いの最初の取引が成立する。「五円 高で—・る」10気持ちが傾く。「今更に何をか思はむうちなびき心は君に—・りにしものを」〈万・五〇五〉11なびき従う。服する。「人の言に—・りて、いかなる名をくたさまし」〈源・夕霧〉12味方になる。「あなたに—・りて、ことさらに 負けさせむとしけるを」〈枕・一四三〉13寄進される。寄付される。「かかる所に庄など—・りぬれば」〈宇治 拾遺・八〉14神霊や物の怪などが乗り移る。「寄り人は今ぞ—・り来る」〈謡・葵上〉
[可能]よれる[下接句]秋の鹿(しか)は笛に寄る・思いも寄らない・女の足駄にて作れる笛には秋の鹿寄る・目の寄る所へは玉も寄る
Similar words:
近寄る 詰寄る 近づく 寄せる 接近
Japanese-English Dictionary
Japanese-English Mark AI Dictionary
Japanese-Vietnamese Mark AI Dictionary
Kanji-Vietnamese Machine Translation
*This is machine translation, not guaranteed to be correct.
Hán Tôm Mark Dictionary
Mark Name Dictionary
*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=