
Japanese Dictionary
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たい
[助動][たかろ|たく・たかつ|たい|たい|たけれ|○]《希望の助動詞「たし」の連体形「たき」の音変化》動詞、および助動詞「れる」「られる」「せる」「させる」の連用形に付く。
1話し手の希望を表す。「御飯を食べたい」「日比(ひごろ)月日がおがみたいと思うたに」〈虎明狂・腰祈〉
2話し手以外の人の希望を表す。「読みたいなら貸すよ」「やめたい人はやめればいい」
3「ある」「である」「なさる」「くださる」や尊敬の助動詞「れる」「られる」に付いて、他に対する希望・要求を表す。…てほしい。「正直者がばかを見ない世の中でありたい」「別表を参照されたい」
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実用日本語表現辞典
tie
別表記:タイ
「tie」とは、結ぶ・しばる・同点になる・ひも・結び目・つながり・絆のことを意味する英語表現である。「tie」とは・「tie」の意味
「tie」とは、「~を結ぶ、しばる、くくる」や「~と同点(同記録)になる」といった動詞、「ネクタイ・靴ひも・ひも・結ぶもの・結び目・つながり・関係・同点・引き分けになった試合」といった名詞の意味を持つ英単語である。「tie」は、三人称単数現在形で「ties」、現在分詞で「tying」、過去形・過去分詞で「tied」と規則変化する。なお、「tied」という形容詞も存在し、「しっかりと縛られた・固定された・つながった」といった意味を持つ。
動詞として用いる場合は、「紐を結ぶ」といった文脈にて用いられるが、日本においては「タイアップ(tie up)」といった和製英語などで定着している。ただし、「連携する」といった意味で用いられる「タイアップ」に対して、「tie up」は「(何かでしばりつけて)動けなくする」というニュアンスを持ち、例えば「My boss is tied up with meetings all day.(上司は一日中会議に忙殺されている)」や「The acquaintance's lady was tying up me by chatting.(知り合いの女性の雑談で私は動けなくなった)」というシーンで用いられやすい。英語圏でカタカナ語「タイアップ」を表現する場合は、「collaboration」あるいはその短縮形の「collab」が使われ、アメリカ英語においては「tie-in」を使うこともある。
名詞の「tie」の意味の一つとして、洋装における「首回りに装飾としてつける布」のことを示す。日本においては「ワイシャツの襟の下に通してつける、細長い布」を「ネクタイ(necktie)」、「蝶ネクタイなどそれ以外のもの」を「タイ」と使い分ける傾向にあるが、英語圏では首周りの装飾品すべてを「tie」としていることが多い。また、「necktie(ネクタイ)」はアメリカ英語圏で用いられやすく、イギリス英語圏ではあまり使われない。
また、和製英語で「タイゲーム」という言葉がある通り、「tie」は「同点の試合」や「引き分け」などを意味する。更に、「絆」という意味も持つ。例えばアメリカのテレビ番組「Family Ties」は、日本語に訳すと「家族の絆」である。なお、「絆」という意味における「tie」は原則として複数形になる。「tie」の発音・読み方「tie」の発音記号は「tái」であり、カタカナ読みすると「タァイ」となる。「tie」の語源・由来「tie」の語源は、「引っ張る・導く」という意味を持つゲルマン祖語「teuhana」に由来するとされる。「tie」を含む英熟語・英語表現「It's my tie」とは
「It's my tie」とは、「それは私のネクタイです」という意味を持つ英語表現である。単なる英語表現だが、この文章をカタカナ読みすると「イツモアイタイ(いつも会いたい)」と聞こえることから、ジョークの類としてこの表現が紹介されることがある。
「it is a tie」とは
「it is a tie」とは、「タイゲームです」といった意味を持つ英語表現である。スポーツの試合におけるタイゲーム(得点がどちらのチームも同じ状態)であることを示す。
「tie and tie」とは
「tie and tie」とは、日本の音楽グループ「FANTASTICS from EXILE TRIBE」の手掛ける曲名である。「繋ぐ」という言葉をテーマにした曲であり、「tie and tie」は「つながりや絆」あるいは「結びつく」といった意味を持っていると考えられる。「tie」に関連する用語の解説「windsor tie」とは
「windsor tie」とは、ネクタイの結び方のひとつである。日本では「ウィンザーノット」と呼ばれる。結び目が大きな三角形になるのが特徴的。名前の由来については諸説あるが不明である。
「tie length」とは
「tie length」とは、「ネクタイの長さ」を意味する英語表現である。「tie」の使い方・例文「tie」の使い方としては「He tied up the dog to the fence.(彼はフェンスに犬をつないだ)」や「He tie up a package.(彼は荷物を縛る)」などが一般的な表現である。また、「束縛される」ようなニュアンスでも使われるため、「I'm tied up!(忙しすぎる!)」や「The accident tie up a phone line.(その事故は電話回線をパンクさせた)」、「Back then, her work keeps her tied to a desk.(あの頃、彼女は仕事のせいで机から離れられなかった)」といった表現ができる。「Let's tie into this job, and we will finish it by next week.(仕事を一生懸命やって、来週までに終わらせましょう)」といった文脈でも用いられる。
名詞においては「He buys a suit and tie.(彼はスーツとネクタイを買う)」や「The third round was a tiegame.(三回戦は引き分けになった)」などと用いられる。「絆」という表現として用いる時は複数形になる点に注意しつつ、「There are ties between me and my friend.(私と友だちの間には絆がある)」と表現する。
(2023年2月20日更新)
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タイ
(1)タイ王国の通称。東南アジアに位置するASEAN加盟国。首都はバンコク。
(2)楽譜において連続する同じ高さの音をつなげて演奏することを示す記号。
(3)同点や引き分けといった意味の語。競技において、ほかの選手と同じ得点や順位であることを示す表現。
(2012年7月23日更新)
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タイ【tie】
読み方:たい
1ネクタイ。「アスコット—」
2競技・試合などで、得点や記録が相手または他の競技者と同じであること。また、タイ記録のこと。「スコアを—に持ちこむ」「一試合で自己最多—の得点を挙げる」
3楽譜で、同じ高さの二つの音符を結ぶ弧線。両音符は間に切れ目のない1音として演奏される。
[補説]2は、一般の順位づけや、結果としての数値についても用いられる。「興行収入1位—の映画」「過去最多—の入園者数」
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タイ【Thai】
読み方:たい
インドシナ半島 中央部を占める立憲 王国。正称、タイ王国。首都 バンコク。米・ゴム・錫(すず)などを産出。上座部仏教 が行われる。13世紀 初めから スコータイ朝・アユタヤ朝と続き、1782年 チャクリ王朝となり、1932年に専制君主制を廃し現在に至る。人口6709万(2010)。旧称 シャム。
[補説]「泰」とも書く。
タイの国旗
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たい【体〔體〕】
読み方:たい
[音]タイ(呉) テイ(漢) [訓]からだ[学習漢字]2年
《一》〈タイ〉
1四肢・骨格などで組み立てられたものとしてのからだ。「体育・体温・体格・体質・体重・体操・体力/巨体・五体・死体・上体・身体・人体・聖体・胴体・肉体・女体・病体・裸体・老体」
2各部分を組み立てた まとまりのある形や組織。「体系・体制/詩体・字体・政体・全体・団体・文体」
3一定の形や働きをもつ存在。「体積/液体・機体・客体・球体・実体・主体・船体・天体・媒体・物体・本体」
4身につける。「体験・体得」
5「体言」の略。「連体詞」
《二》〈テイ〉見かけのようす。「体裁/憎体(にくてい)・人体(にんてい)・風体・面体」
[補説]「躰」は「體」の俗字。
[名のり]なり・み・みる・もと[難読]為体(ていたらく)
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たい【堆】
読み方:たい
[常用漢字] [音]タイ(呉)(漢) ツイ(唐) [訓]うずたかい
《一》〈タイ〉高く 積み上げる。うずたかい。「堆積・堆肥」
《二》〈ツイ〉いくつも 重ねる。「堆紅(ついこう)・堆朱」
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たい【太】
読み方:たい
[音]タイ(呉)(漢) タ(慣) [訓]ふとい ふとる[学習漢字]2年
《一》〈タイ〉
1豊かに 大きい。「太陰・太鼓・太山・太陽」
2はなはだしい。「太古・太平」
3第一番。はじめ。「太極・太子・太初・太祖」
4尊い者に添える語。「太公・太后・太閤(たいこう)」
《二》〈タ〉
1第一番。「太郎」
2ふとい。ふといもの。「根太(ねだ)・丸太」
《三》〈ふと(ぶと)〉「太股(ふともも)/極太(ごくぶと)・肉太・骨太」
[名のり]うず・おお・しろ・たか・と・ひろ・ひろし・ふと・ふとし・ます・み・もと[難読]太宰(だざい)・太政(だじょう)・太刀(たち)・太夫(たゆう)・心太(ところてん)・明太(めんたい)・猶太(ユダヤ)
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たい【対〔對〕】
読み方:たい
[音]タイ(呉)(漢) ツイ(唐) [訓]むかう こたえる[学習漢字]3年
《一》〈タイ〉
1向かい合う。二つが向き合う。「対岸・対決・対抗・対座・対策・対象・対比・対面・対立/絶対・相対・敵対・反対」
2相手 になって 受け答えする。「応対・接対」
3二つで一組のもの。「対偶」
4対島(つしま)国。「対州」
《二》〈ツイ〉
《一》の3に同じ。「対句/一対」
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たい【帯〔帶〕】
読み方:たい
[音]タイ(呉)(漢) [訓]おびる おび[学習漢字]4年
《一》〈タイ〉
1おび。おび状のもの。「衣帯・眼帯・靭帯(じんたい)・声帯・束帯・着帯・紐帯(ちゅうたい・じゅうたい)・包帯」
2身につける。おびる。「帯出・帯電・帯刀・帯黒色/拐帯・携帯」
3そばに伴う。「帯同/妻帯・所帯・付帯・連帯」
4ある範囲の地域。おび状の範囲。「一帯・温帯・寒帯・地帯・時間帯・植物帯」
《二》〈おび〉「帯革/角帯・腰帯・腹帯・兵児帯(へこおび)」
[名のり]たらし・よ[難読]帯刀(たちはき・たてわき)
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たい【待】
読み方:たい
[音]タイ(漢) [訓]まつ[学習漢字]3年
1まち受ける。まつ。「待機・待避・待望/期待」
2もてなす。取り扱う。「待遇/歓待・虐待・招待・接待・優待」
[名のり]なが・まち・みち
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たい【怠】
読み方:たい
[常用漢字] [音]タイ(漢) ダイ(呉) [訓]おこたる なまける だるい心がたるんでなまける。「怠惰・怠慢/過怠・緩怠・勤怠・懈怠(けたい・かいたい)・倦怠(けんたい)」
[名のり]やす
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たい【態】
読み方:たい
[音]タイ(呉)(漢) [訓]わざ[学習漢字]5年身や心の構え。広く、ありさま。ようす。「態勢・態度/擬態・旧態・形態・姿態・事態・失態・実態・醜態・重態・状態・常態・酔態・世態・生態・媚態(びたい)・変態・容態」
[名のり]かた[難読]態態(わざわざ)
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たい【戴】
読み方:たい
[常用漢字] [音]タイ(呉)(漢) [訓]いただく
1頭の上にのせる。「戴冠/不倶戴天(ふぐたいてん)」
2うやうやしく上にささげて持つ。「推戴・頂戴・奉戴」
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たい【替】
読み方:たい
[常用漢字] [音]タイ(呉) [訓]かえる かわる
1入れかわる。「交替・代替」
2衰える。「隆替」[難読]為替(かわせ)
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たい【×殆】
読み方:たい
[人名用漢字] [音]タイ(漢) [訓]ほとんどあぶない。あやうい。「危殆」
[名のり]ちか
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たい【泰】
読み方:たい
[常用漢字] [音]タイ(呉)(漢)
1ゆったりと落ち着いている。「泰然・泰平/安泰」
2はなはだしい。「泰西・泰東」
3中国の山、泰山。「泰斗」
4タイ国。「日泰」
[名のり]とう・ひろ・ひろし・やす・やすし・ゆたか・よし
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たい【滞〔滯〕】
読み方:たい
[常用漢字] [音]タイ(慣) [訓]とどこおる
1物事が一所にとどまって 進まない。とどこおる。「滞貨・滞納/延滞・凝滞・渋滞・遅滞・沈滞・停滞」
2ある場所に足をとめる。「滞欧・滞空・滞在・滞日・滞留」
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たい【耐】
読み方:たい
[常用漢字] [音]タイ(慣) [訓]たえるもちこたえる。たえる。「耐火・耐久・耐震・耐熱・耐乏・耐用/忍耐」
[名のり]つよし
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たい【胎】
読み方:たい
[常用漢字] [音]タイ(呉)(漢)
1母体内に子が宿ること。また、 その子。「胎児・胎生・胎動/懐胎・受胎・堕胎」
2胎児を宿す所。「胎盤/母胎・換骨奪胎」
3物事の起こるもと。きざし。「禍胎・胚胎(はいたい)」
[名のり]はら・み・もと
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たい【×腿】
読み方:たい
[音]タイ(呉)(漢) [訓]ももももとすねの総称。「下腿・大腿」
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たい【×苔】
読み方:たい
[人名用漢字] [音]タイ(漢) [訓]こけ
1下等植物の名。コケ。「青苔・蘚苔(せんたい)」
2コケ状のもの。「舌苔」[難読]海苔(のり)
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たい【袋】
読み方:たい
[常用漢字] [音]タイ(漢) [訓]ふくろ
《一》〈タイ〉ふくろ。「魚袋・風袋・郵袋」
《二》〈ふくろ(ぶくろ)〉「胃袋・紙袋・手袋・戸袋・寝袋」[難読]足袋(たび)・布袋(ほてい)
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たい【貸】
読み方:たい
[音]タイ(呉)(漢) [訓]かす[学習漢字]5年かす。「貸借・貸与/賃貸・転貸」
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たい【退】
読み方:たい
[音]タイ(呉)(漢) [訓]しりぞく しりぞける すさる しさる のく ひく[学習漢字]6年
1後ろに下がる。しりぞく。しりぞける。「退却・退陣・退避/撃退・後退・辞退・撤退・敗退」
2身を置いていた場所や地位から去る。「退位・退院・退学・退官・退席・退庁/引退・早退・脱退・勇退」
3勢いが弱まり 衰える。「退化・退屈/減退・衰退」
4(「頽」の代用字)くずれる。「退勢・退廃」
5(「褪」の代用字)色があせる。「退色」
[名のり]のき
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たい【逮】
読み方:たい
[常用漢字] [音]タイ(漢)
1及ぶ。「逮夜」
2相手に手が届く。捕らえる。「逮捕」
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たい【隊】
読み方:たい
[音]タイ(漢)[学習漢字]4年
1組織され 一団 となった 集まり。「隊員・隊商・隊長・隊列/横隊・楽隊・縦隊・編隊」
2特に、兵の集団。「軍隊・除隊・大隊・部隊・兵隊・連隊」
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たい【×頽】
読み方:たい
[音]タイ(漢) [訓]くずれる形や勢いがくずれてだめになる。「頽勢・頽唐・頽廃/衰頽・廃頽」
[補説]「退」を代用字とすることがある。[難読]胡頽子(ぐみ)
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たい〔たひ〕【×鯛】
読み方:たい
スズキ目 タイ科の海水魚の総称。体は楕円形で著しく 側扁し、多くは淡紅色。脂肪が少ないので味が落ちにくく、縄文時代 からすでに食用にされている。姿が美しく、また、「めでたい」に通じるところから 縁起のよい魚とされ、祝い膳(ぜん)に尾頭つきで用いられることが多い。マダイ・キダイ・チダイやクロダイ・ヘダイなどがあるが、特にマダイをさす。
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たい【×黛】
読み方:たい
[人名用漢字] [音]タイ(漢) [訓]まゆずみ
1まゆずみ。「翠黛(すいたい)・青黛・粉黛」
2黒ずんだ 青色。「黛青/翠黛」
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音楽用語辞典
タイ[tie(英),Bindebogen(独), archet(仏), fascia(伊)]
2つの同じ音に付けられる弧線をタイと呼び、タイの付けられた後ろの音は音符を弾き直さず、そのまま伸ばして演奏します。タイを付けて演奏する、と言う。音ばかりでなく一般的に結ぶことをタイと言い、首に結ぶのをネクタイ、紐で結ぶ又は会社の提携等をタイアップ、試合などで同点になったときのタイ等にも使われる。
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陶芸用語大辞典
胎
読み方:タイ
素地。釉のかからない部分。
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動物名辞典
鮉
読み方:タイ(tai)スズキ目スズキ亜目タイ科魚類の総称
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鯛
読み方:タイ(tai)スズキ目スズキ亜目タイ科魚類の総称
Similar words:
鯛
Japanese-English Dictionary
Japanese-English Mark AI Dictionary
Japanese-Vietnamese Mark AI Dictionary
Kanji-Vietnamese Machine Translation
*This is machine translation, not guaranteed to be correct.
Hán Tôm Mark Dictionary
Mark Name Dictionary
*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=