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Japanese Dictionary

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三省堂大辞林第三版
い・い[1]【好▽い・良▽い・善▽い・宜▽い】
(形)
〔形容詞「よい」の終止形・連体形ヨイが近世にエイ(エエ)を経て転じたもの。現代の話し言葉では終止形・連体形にだけ用いられ、改まった場面ではヨイが用いられる。特に、俗語的な表現ではもっぱらイイが用いられる〕
よい」に同じ。「赤いのと青いのとあるけど、どっちが-・い(=ドチラヲ選ブカ)?」「宝くじの一等が当たると-・いなあ」「-・い暮らし(=豊カナ暮ラシ)がしたい」「もうそろそろ着いても-・いころだ(=着イテ当然ノ時刻ダ)」「この車はあと-・いとこ(=長クテモ)三年しかもたないだろう」「-・いかい(=ヨクワカッテイルノカ)、これが-・いと言ったのは君自身なんだよ」〔みっともないさま、ぶざまなさまを、皮肉や自嘲(じちよう)の気持ちを込めて反語的に表す時にも用いる。「-・いざまだ」「-・い年して(=フサワシイ年齢デハナイノニ)何ですか、そのかっこうは」〕
[慣用]気が-・気味が-・小気味が-・調子が-・人が-・間が-・虫が-・要領が-
[句項目]いい意味でいい鴨いい薬いい面の皮いいとしていい迷惑

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デジタル大辞泉
い・い【▽好い/▽善い/▽良い】
読み方:いい
[形](「よい」のくだけた言い方。ふつうは終止形・連体形だけが用いられる)
1「よい」に同じ。「器量が—・い」「—・いようにしてくれ」「もっと勉強すれば—・いのに」「もう—・いかい、もう—・いよ」
2関係が良好である。特に、男女が相思相愛の仲である。「あの二人は—・い仲だ」「—・い人ができた」

㋐(反語的に用いて)見苦しい。みっともない。「—・い気になる」「—・い恥さらしだ」
㋑十分過ぎる。その必要がない。「酒はもう—・い」
[補説]「よい」の終止形・連体形だけが、類義・類音の「ええ(良)」の影響を受けて「いい」となった語。「いくない」「いかった」なども地方によっては使われるが、あまり一般的でない。
[用法]いい・よい——「日当たりがいい(よい)」「都合がいい(よい)」「気分がいい(よい)」、また「いい(よい)評判」「いい(よい)成績」などでは相通じて用いられるが、話し言葉では「いい」のほうが普通である。◇「いい気味だ」「いいざまだ」「いい年をして」「いい迷惑だ」「いい御身分だ」のような皮肉をこめた言い方、相手を非難する言い方では「いい」を使い、「よい」はあまり使わない。「よい子」は正面からの肯定的評価であるが、「いい子になる」では皮肉な意味がこめられる。→いいこ(好い子)◇類似の語に「よろしい」があり、「評判がよろしい(いい・よい)」「成績がよろしい(いい・よい)」など、「いい」「よい」と同じように使うが、「よろしい成績」「よろしい日当たり」などとは普通はいわない。
[下接句]気がいい・気味がいい・調子がいい・人がいい・間(ま)がいい・虫がいい・要領がいい

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え・い【▽良い/▽善い/▽好い】
読み方:えい
[形][文]え・し[ク]よい。よろしい。
「本間(ほんま)に器量の—・いものは徳やな」〈漱石・行人〉

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よ・い【良い/善い/▽好い/▽吉い/▽佳い】
読み方:よい
[形][文]よ・し[ク]
1(多く「良い」「好い」と書く)人の行動・性質や事物の状態などが水準を超えているさま。
㋐質が高い。上等である。「—・い友に恵まれる」「—・い品」⇔悪い。
㋑能力がすぐれている。上手である。うまい。「腕の—・い職人」「感度の—・いラジオ」⇔悪い。
㋒美しい。すばらしい。「器量が—・い」「—・い景色」⇔悪い。
㋓良好である。健全である。健康である。「からだもすっかり—・くなった」「気分の—・い朝」⇔悪い。
㋔地位や身分が高い。また、 社会的に しっかりしている。「—・い家柄」「育ちの—・い人」⇔悪い。
㋕経済的に 栄えている。裕福である。「懐ぐあいが—・い」「暮らし向きが—・い」⇔悪い。
㋖利益の面ですぐれている。有益である。有利である。「割の—・い仕事」「—・い値で売れる」⇔悪い。
㋗効き目がある。効果的である。「胃腸病に—・い温泉」⇔悪い。
㋘向いている。ふさわしい。恰好である。好適である。「海水浴に—・い季節」「ちょうど—・い時に来た」⇔悪い。
㋙自分の好みに合っている。望ましい。「私はビールが—・い」「住むなら郊外が—・い」
2(多く「良い」「善い」と書く)人の行動・性質や事物の状態などが、当否の面で適切・適当な 水準に達しているさま。
㋐正しい。正当である。善である。「日ごろの行いが—・い」「態度が—・い」「人柄が—・い」⇔悪い。
㋑好ましい。好感がもてる。「返事に元気があって—・い」
㋒満ち足りている。幸せである。「一人で—・い思いをする」「君に 会えて—・かった」
㋓親切である。やさしい。「土地の人に—・くしてもらう」「気立てが—・い」⇔悪い。
㋔人と人との間が円満である。むつまじい。「職場の人間関係が—・い」⇔悪い。
㋕十分である。不足がない。「度胸の—・い人」「覚悟は—・いか」⇔悪い。
3人の行動・性質や事物の状態などが許容範囲内であるさま。
㋐許せる。承認できる。「帰っても—・い」「代理人でも—・い」
㋑さしつかえない。支障ない。「—・かったら お茶でもどうですか」
㋒放っておいてかまわない。どうでもよい。「その件はもう—・い」
4(「よい年」などの形で)ある程度の年齢に達している。また、 分別を身につけているはずだ。「—・い年をして喧嘩などするな」「彼の 息子ももう—・い年だ」
5(多く「好い」「佳い」「吉い」と書く)吉である。めでたい。「—・い日を選んで 挙式する」⇔悪い。
6情操の面ですぐれている。情趣を解する 能力がある。
「—・き人のよしとよく見てよしと言ひし吉野よく見よ—・き人よく見」〈万・二七〉
7動詞の連用形に付いて、動作が簡単・容易・円滑・安楽にできるさまを表す。…しやすい。「住み—・い家」「飲み—・い錠剤」
→好(い)い[用法]→善く
[補説]現代の日常会話では、終止形・連体形に「いい」を多く 用いるため、「よい」を用いるとやや改まった 感じを与える場合がある。また改まった 場面では、1㋐や2㋔などに「よき友」「よき日」というように、文語 連体形「よき」を用いることがある。
[派生]よがる[動ラ五]よげ[形動]よさ[名] →よさげ

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デジタル大辞泉
よ‐い〔‐ヰ〕【余威】
読み方:よい
なお残る勢い。何かをなしとげても、あまっている勢い。余勢。「勝利の—」

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デジタル大辞泉
よ‐い〔‐ゐ〕【夜居】
読み方:よい
1夜の間、勤めの場所に詰めていること。とのい。宿直。「これは—の人々の目ざましに給へ」〈宇津保・あて宮〉
2加持・祈祷(きとう)のため、僧が夜間貴人のそばにつき添っていること。また、その僧。「—にさぶらひてねぶりたる、うちおどろきて陀羅尼(だらに)読む」〈源・総角〉

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デジタル大辞泉
よ‐い【夜▽寝】
読み方:よい
夜、寝ること。夜のねむり。「春なればうべも咲きたる梅の花君を思ふと—も寝なくに」〈万・八三一〉

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デジタル大辞泉
よ‐い【余意】
読み方:よい
言外に含む意味。余情。「再復歌より続けて、—を謂いたる文あり」〈榊原芳野編・文芸類纂〉
Similar words:
巧い  好ましい  旨い  ハラショー  宜しい

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*This is machine translation, not guaranteed to be correct.

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Mark Name Dictionary

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