
Japanese Dictionary
-Hide content三省堂大辞林第三版
おなじ[0]【同じ】
〔「おなし」「おんなじ」とも〕
一(形動)[文]:ナリ
〔形容詞「おなじ」の語幹に「だ」(文語「なり」)が付いて形容動詞化したもの〕
①同一である。別のものでない。「二人は学校も-だし、学年も-だ」
②性質・状態・程度などが共通している。差異がない。「父親と-好みだ」「兄と-に振る舞う」「右に-」〔連体形に「おなじ」「おなじな」の二形がある。そのうち、「おなじな」は準体助詞「の」、接続助詞「ので」「のに」に接続するときに用いられ、連体修飾語としては「おなじ」が用いられる〕
二(副)
(「同じ…なら」の形で)同一のことをする以上は、の意を表す。どうせ。「-行くなら、まだ行ったことのない所がいい」
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デジタル大辞泉
おな・じ【同じ】
読み方:おなじ
[形シク]《「おなし」とも》形容動詞「おなじ」に同じ。体言に続くときには、連体形「おなじき」のほか、和文脈のものでは語幹「おなじ」がそのまま用いられることが多かった。「あしひきの山は無くもが月見れば—・じき里を心隔てつ」〈万・四〇七六〉「—・じ程、それより下﨟の更衣たちは」〈源・桐壺〉
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おなじ【同じ】
読み方:おなじ
《「おなし」とも》[形動]《形容詞「おなじ」の形容動詞化》
1別のものではなく、そのものであるさま。同一である。「—学校の卒業生」「行きと—船で帰る」
2二つ以上のものの内容・状態などに区別がないさま。同様である。「収入と支出が—だ」「やってもやらなくても—ことだ」
[補説]連体形に「おなじ」「おなじな」の二形がある。一般には「おなじ」の形が用いられるが、助詞「の」や「ので」「のに」などに続くときには「おなじな」の形が用いられる。「服装がおなじなので、見分けがつきにくい」[副](多く「おなじ…なら」の形で)どうせ。どっちみち。「—買うなら安いほうがいい」[用法]おなじ・ひとしい——「訪ねてきたのは昨日と同じ人だった」「彼の カバンは私のと同じだ」のように、人や物、あるいは種類・性質などに相違点がない場合には「同じ」を用い、「等しい」とはいわない。◇これに対して「児戯に等しい」「詐欺にも等しい行為」など、異質のものでも状態・様子が互いに非常によく似ているときに、「等しい」が用いられる。◇「同じ(等しい)圧力を加える」「AとBとは長さが同じ(等しい)」などのように、物理的・数量的に 同一の場合には相通じて用いられるが、物理学・数学などでは多く「等しい」を使う。
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おや・じ【▽同じ】
読み方:おやじ
[形シク]《上代語》形容詞「おなじ」に同じ。「橘(たちばな)は己が 枝々生(な)れれども玉に貫(ぬ)く時—・じ緒に貫く」〈天智紀・歌謡〉
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おんなじ【▽同じ】
読み方:おんなじ
《「おなじ」の撥音 添加。「おんなし」とも》[形動]「おなじ」に同じ。「二人は体重が—だ」[副]「おなじ」に同じ。「—勉強するなら、もっとしっかりやれ」
Similar words:
同じい 均しい 同等 同質 斉しい
Japanese-English Dictionary
Japanese-English Mark AI Dictionary
Japanese-Vietnamese Mark AI Dictionary
Kanji-Vietnamese Machine Translation
*This is machine translation, not guaranteed to be correct.
Hán Tôm Mark Dictionary
Mark Name Dictionary
*Looking up names of animals, plants, people and places. =動物名・植物名・人名・地名を引く=